今日は、仕事の後、うまく映画の時間に間に合ったので
「エリ・エリ・レマ・サバクタニ」と「RISE」どっち見ようか迷った末、
サバクタニは天気いい日に見たいなと思い、RISEをシネマライズに
見に行った。最初に出る字幕…「この映画の中のダンスは早回しではありません」
この言葉で、おお!そんなすごいの?!と高まる期待!
で、実際、すっごい映画でした。LAのサウスブロンクスで育つ黒人の若者たちが
ダンスすることで悪に走らず生き延びて大人になっていくドキュメンタリー。
とにかくそのダンスってのが、とんでもなかった。
外から見て、かっこいい、とかそんなんじゃなくて、
本当に内側から出てくる衝動に付き動かされているみたいな動き。
彼らのスタイルは、人が輪になって、真ん中に踊りたい人が出ていって踊るんだけど、
不意に観客の子の腕とか服掴んで、斜めの姿勢で踊りを続けたり、
ダボッとしたTシャツ来てる子のTシャツの中に頭をつっこんで、足だけで踊ったり
とにかく何が起こるかわからないフリーキーなダンス。そりゃ見てるほうも面白いわ。
中には、3~4才の子が大人とほとんど変わらない素晴らしいダンスをしてたり、
ものすごい巨漢も、びしっとかっこよく踊る。
いろんな子がでてくるけど、みんなとてもいい顔していた。
ゼロもしくはマイナスの状況から、喜びや楽しみを自分たちで作りだしていく、
彼らはすごいな。
その後、渋谷AXで、高円寺UFO CLUB10周年記念イベント、
ゆらゆら帝国/DMBQ/ギターウルフのライブを見る。
本当はくまさんと行く予定だったが、体調不良でくまさんダウンで残念。
今日のライブはまた強烈でした。あまりの音のでかさに耳がイカれそうでした。
最初はDMBQ。アメリカツアーでチャイナさんが亡くなって、今日の編成は
増子さんがドラム+ボーカル、ギター松居さん、ベース渡邊さん。
初めてライブ見たんですが、ベースの人は八ツ墓村みたいに、
両耳あたりに、マグライトみたいのを装着しているし、増子さんは
妖怪にしか見えないし、松居さんは30年くらい時が止まっているみたいだし、
いやーびっくり。ひっくりがえしたオモチャ箱の中身を、粉々に踏みつぶして、燃やした、
よーなライブ。ついでに、この人たちすごく仲がよさそう。さいごに何度か
ステージ前で3人で万歳(よくツアーの最後にやる手をつないで万歳するもの。)を
して、大きな拍手を浴びてちょっと泣けた。
次のギターウルフは、去年、リトルモア地下三島タカユキさんの写真展でギターウルフを見て
いいなぁと思っていたのですが、ボーカルのビールの一気飲みからライブが始まった
(いつもなんだろうか?)途端、若いファンが一斉にステージ目掛けて
突進してきた。人気あるんだな~。こういう美学あるバンドは、
それに縛られてつまんなくなってしまいそうだけど、ギターウルフは、
バカだけど、バカじゃないから、こうして支持されているのかな。
ステージはDMBQに続いてまたも、すごいハンテンション。
ものすっごい高いとこによじ登ってジャンプしたのには驚き。(これが
その後のゆらゆら坂本さんの行動に繋がったか??)しかしあまりの過密ぶりに
酸欠+運動不足による立ち疲れで、かなりふらふらになり、
ピンクの皮ジャン着た熊谷真美似の女の子がステージ上げられて
ギター渡されて弾きだしたとこくらいで目が覚めて、その女の子がやたら指示された末、
ステージから突き落とされる(※やさしく)、という出来事で完全に覚醒。
マイクスタンド(マイク付き)を何本かバッタバッタと倒し、いろいろ蹴飛ばして
ライブ終了。
こんなライブの後に、メロウなゆらゆらなわけがなく、
今まで見た中でいちばんすごかったなーーーー。
見に行った甲斐があった!!!
選曲もノリノリで良かったし、いつも「午前3時のファズギター」、
もしくは「ロボットでした」あたりでしか炸裂しないサイケデリックなギターが
今日は大盤振る舞い。しかも、機材にナナメジャンプしたり、階段状に積まれた機材を
慣れない足取りでそろり…そろりと登っては降り、登っては降りして、
ファンの肝を冷やしつつも、最後に1番高いところで、
仁王立ちしたシルエットが浮かんだときには、
「良かったね!!」と声をかけてあげたくなりました。(そのあとちゃんとジャンプ)
そんなふうに、とにかくやたらと坂本さんが激しく動いていたライブでした。
後半の「男は不安定」では、のけぞったまま後ろに倒れ、
しばらく起き上がんなかったり、(一部では失神という噂が…)
まぁ、機材に登ったり暴れればいいのか、というと別にそうでもないんですが、
やっぱりそういうパフォーマンスがこっちに伝えてくるものは、結構でかい。
しかし、坂本さんの声は、魅力的である。
なんともいえない色気があるのです。
私からは見えなかったけど、いつも不動の亀千代さんも
かなり動いていたようで、見たかったなぁ。
とにかく、3バンドのとてつもないエネルギーを浴びて
ふらふらで家に帰りました。やっぱりライブはいいなぁ。
「エリ・エリ・レマ・サバクタニ」と「RISE」どっち見ようか迷った末、
サバクタニは天気いい日に見たいなと思い、RISEをシネマライズに
見に行った。最初に出る字幕…「この映画の中のダンスは早回しではありません」
この言葉で、おお!そんなすごいの?!と高まる期待!
で、実際、すっごい映画でした。LAのサウスブロンクスで育つ黒人の若者たちが
ダンスすることで悪に走らず生き延びて大人になっていくドキュメンタリー。
とにかくそのダンスってのが、とんでもなかった。
外から見て、かっこいい、とかそんなんじゃなくて、
本当に内側から出てくる衝動に付き動かされているみたいな動き。
彼らのスタイルは、人が輪になって、真ん中に踊りたい人が出ていって踊るんだけど、
不意に観客の子の腕とか服掴んで、斜めの姿勢で踊りを続けたり、
ダボッとしたTシャツ来てる子のTシャツの中に頭をつっこんで、足だけで踊ったり
とにかく何が起こるかわからないフリーキーなダンス。そりゃ見てるほうも面白いわ。
中には、3~4才の子が大人とほとんど変わらない素晴らしいダンスをしてたり、
ものすごい巨漢も、びしっとかっこよく踊る。
いろんな子がでてくるけど、みんなとてもいい顔していた。
ゼロもしくはマイナスの状況から、喜びや楽しみを自分たちで作りだしていく、
彼らはすごいな。
その後、渋谷AXで、高円寺UFO CLUB10周年記念イベント、
ゆらゆら帝国/DMBQ/ギターウルフのライブを見る。
本当はくまさんと行く予定だったが、体調不良でくまさんダウンで残念。
今日のライブはまた強烈でした。あまりの音のでかさに耳がイカれそうでした。
最初はDMBQ。アメリカツアーでチャイナさんが亡くなって、今日の編成は
増子さんがドラム+ボーカル、ギター松居さん、ベース渡邊さん。
初めてライブ見たんですが、ベースの人は八ツ墓村みたいに、
両耳あたりに、マグライトみたいのを装着しているし、増子さんは
妖怪にしか見えないし、松居さんは30年くらい時が止まっているみたいだし、
いやーびっくり。ひっくりがえしたオモチャ箱の中身を、粉々に踏みつぶして、燃やした、
よーなライブ。ついでに、この人たちすごく仲がよさそう。さいごに何度か
ステージ前で3人で万歳(よくツアーの最後にやる手をつないで万歳するもの。)を
して、大きな拍手を浴びてちょっと泣けた。
次のギターウルフは、去年、リトルモア地下三島タカユキさんの写真展でギターウルフを見て
いいなぁと思っていたのですが、ボーカルのビールの一気飲みからライブが始まった
(いつもなんだろうか?)途端、若いファンが一斉にステージ目掛けて
突進してきた。人気あるんだな~。こういう美学あるバンドは、
それに縛られてつまんなくなってしまいそうだけど、ギターウルフは、
バカだけど、バカじゃないから、こうして支持されているのかな。
ステージはDMBQに続いてまたも、すごいハンテンション。
ものすっごい高いとこによじ登ってジャンプしたのには驚き。(これが
その後のゆらゆら坂本さんの行動に繋がったか??)しかしあまりの過密ぶりに
酸欠+運動不足による立ち疲れで、かなりふらふらになり、
ピンクの皮ジャン着た熊谷真美似の女の子がステージ上げられて
ギター渡されて弾きだしたとこくらいで目が覚めて、その女の子がやたら指示された末、
ステージから突き落とされる(※やさしく)、という出来事で完全に覚醒。
マイクスタンド(マイク付き)を何本かバッタバッタと倒し、いろいろ蹴飛ばして
ライブ終了。
こんなライブの後に、メロウなゆらゆらなわけがなく、
今まで見た中でいちばんすごかったなーーーー。
見に行った甲斐があった!!!
選曲もノリノリで良かったし、いつも「午前3時のファズギター」、
もしくは「ロボットでした」あたりでしか炸裂しないサイケデリックなギターが
今日は大盤振る舞い。しかも、機材にナナメジャンプしたり、階段状に積まれた機材を
慣れない足取りでそろり…そろりと登っては降り、登っては降りして、
ファンの肝を冷やしつつも、最後に1番高いところで、
仁王立ちしたシルエットが浮かんだときには、
「良かったね!!」と声をかけてあげたくなりました。(そのあとちゃんとジャンプ)
そんなふうに、とにかくやたらと坂本さんが激しく動いていたライブでした。
後半の「男は不安定」では、のけぞったまま後ろに倒れ、
しばらく起き上がんなかったり、(一部では失神という噂が…)
まぁ、機材に登ったり暴れればいいのか、というと別にそうでもないんですが、
やっぱりそういうパフォーマンスがこっちに伝えてくるものは、結構でかい。
しかし、坂本さんの声は、魅力的である。
なんともいえない色気があるのです。
私からは見えなかったけど、いつも不動の亀千代さんも
かなり動いていたようで、見たかったなぁ。
とにかく、3バンドのとてつもないエネルギーを浴びて
ふらふらで家に帰りました。やっぱりライブはいいなぁ。