はーぴー日記

イラストレーター&デザイナーはらだゆきこの日記です。

釜石へ

2012-09-28 15:36:00 | Weblog


今日の夕方出発で、釜石へ行ってきます。
かけこみ亭界隈のバンドやお客さんたちで釜石の街で
お祭りを開くのです。
総勢40人の大所帯で大移動。
(交通費とかみな持ち出しなのだけど、
貧乏すぎてお金を貸し借りしあったりしている人もいる…)
私が乗るムサシ号だと10時間くらいかかるらしい!

生まれて初めての岩手県。
いい旅になりそう。


しんしんしん

2012-09-25 01:47:07 | Weblog


はっぴいえんどの曲「しんしんしん」を、
10年前、キセルがカバーしたもの。

最近のヘビロテ

ギターも弾けないし、歌も歌えないけど
この歌は弾き語りしてみたくなる。


しんしんしん

作詞:松本隆 作曲:細野晴臣

古惚け 黄蝕だ心は
汚れた雪のうえに落ちて
道の端の 塵芥と混じる 塵芥と混じる
何もかも嫌になり
自分さえ汚れた雪のなかに消えて
泥濘になればいい 泥濘になればいい
車が驟る白いものは雪 人が歩く
雪は白い 都市の裏の吹き溜り
其の時ぼくは見たんだ
もっと深く韻く何かを
黙りこくった雪が墜ちる 雪が墜ちる
都市に積もる雪なんか 汚れて当たり前という
そんな馬鹿な 誰が汚した
誰が汚した 

HELLO HELLO!

2012-09-19 03:01:39 | Weblog
NORIKIYO Hello Hello ~どうしたいの?~ 【Official MV】


どうしたいの?ねぇ正気かよ?
ねぇどうしたいの? ねぇどう? ねぇどう?

マジかよ?マジ?本気かよ?
それで揉めた所で どちらの? 得になるとか本当に どうしたいの? ねぇどちらも

hello hello hello hello 韓国 hello hello hello 中国
いったい何故だろう? あなたの暮らす国とココを何が隔てたの?

こちら日本 コレなら果たし状? 違う 敬意と感謝をあなたにも
今この時代生きてる全てに問う この惑星に国境引いたのは誰なの?
俺に学歴なんてもんは無いよ 英語だって中学かその程度
だけど知ってる Asia 元は一個 きっと君と俺の先祖辿りゃ一緒
と言う事はさ俺ら遠い親族? 赤い血脈打つ胸に心臓
ビートに乗っかって意見をディベート ソコに建前や武器はいら無いんじゃん?
歴史が積み重なって今へ 食い違う主張 deam きりが無い
いがみ合って争ったら血が出る 理由は? たった1つの島で?

マジかよ?マジ?本気かよ?
それで揉めた所で どちらの? 得になるとか本当に どうしたいの? ねぇどちらも

元ネタ↓
GD&TOP - KNOCK OUT (????) (Ppeokkigayo) [ENGLISH & ROMAJI SUBS]


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国境なんて 点線さ (ゆらゆら帝国)

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お互い分かち合うのは
同じ文化の違う世代よりも 違う文化の同じ世代、そういう時代


(「400」shing02)
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【再掲】和解のために

2012-09-19 01:25:14 | Weblog
『和解のために』朴裕河(パクユハ)

 第四章 独島- ふたたび境界民の思考を 211-212頁より

国家の境界は、民族と言語にもとづく血縁的、文化的境界とあわせて、
川や山脈を通じた自然の境界を基盤に規定される。
しかしそれはいまや遮るための境界でなく、
疎通するための境界とならねばならない。

境界は、それを越えて出会いを求める希望を呼び起こすものでなければならない。


向き合う時間より閉じこもる時間のほうがはるかに永かったせいで、
語り口や考え方に差異の生じた人々との出会いのときを心楽しく思い描ける、
そのような境界であらねばならない。
境界内部の構成員のためだけの利己的な境界であれば、
そのような壁をめぐらすばかりの境界であるなら、
また将来の反目と不和を孕んだ境界であったなら、
むしろなくしたほうがましである。

戦争をしてまで、すなわち平和をこわしてまで「守る」価値のある領土はない。


かりにそこでは膨大な埋蔵量をもつ天然ガスが出るとしても、
あるいは大量の魚が獲れる豊かな漁場だとしても、
さらには外貨を稼ぐに足る素晴らしい観光資源があるとしても、
現在の独島がもたらしうる最上の価値は韓日間の平和だ。

一年の半分は暴風が吹きつけ、
実際にはさほどたいした利用価値はないとされる独島を、
いま少し価値あるものにする道は、
検証されない華やかな修飾語を乱発してその所有権を主張することではなく、
独島を通じて立派に和解することである。

(略)
かくして独島が韓日間の平和を象徴する「平和の島」になりうるとしたら、
その日は韓日両国がまことの和解へと向かう道に、
かつてない大きな一歩を踏み出す日となるに違いない。



とみんだの見方)より

棄民の島の棄民の村

2012-09-13 22:29:43 | Weblog
「高江にも飛ばさせない!」9・9沖縄県民大会


9/9の沖縄県民大会。
10万人が集まった、成功した、という報道しかされていないけれど、
こういう映像もある。

「ANPO」という映画を見て、初めて「棄民」という言葉を知った。
捨てられて、自由に生きられるならよい。
捨てられても、捨てた親によって縛られ続ける子供は
どう生きて行ったらよいのだろうか。
捨てられた子供たちが繋がってゆくしかないと思う。

高江が沖縄の他の地域と繋がるためにはどうしたらよいのだろう。
「地元民」と「よそ者」たちが手を取り合わないかぎり、
基地問題の運動は広がらない。

「内地の人間に何がわかる」と言うウチナンチューと、
「もっと勉強して沖縄の問題が分かるようになってから…」
と理由をつけていつまでも動かないナイチャーが、
お互いを理解しあうのは、そんなに難しいことだろうか。
分断は自らの中にあるような気がする。

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写真:森住卓さんのfacebookより拝借

フィリアの日記より抜粋)

仲井真県知事不在の中、大会は始まりました。
誰でも言えそうな挨拶が続きました。
あたかも、「反対」と叫ぶだけでオスプレイが来ないかのような挨拶が続きました。
 驚いたのは、知事のメッセージが朗読され始めた時です。
会場全体から大きなブーイング、「そんなもの読むな」という怒号が響き続けたことです。
自らカチャーシーを踊って、「メッセージなんか聞くな!こっちを見ろ」と
全身で抗議したオジーもいました。
先頭に立つべき知事の不参加にこれだけの人が怒りを感じていたのだと驚きました。

 私は、高江の住民の会の人々と共に居ました。
時々、遠慮がちに「高江を助けて」と叫ぶ声。
すべてを無視して、高江に一言も触れずに進むプログラム。
高江住民の中に焦燥感・悲壮感が漂い始めました。
ついに最後から二番目のプログラムで住民たちは立ち上がり、
壇上の近くによって叫び始めました。
高江のヘリパッド建設を止めさせろ!というごくごく当たり前の叫びを!

プログラムは最後の一人。閉会の挨拶になりました。
国が高江の住民を訴えたスラップ訴訟の住民側の弁護士の、
加藤 裕弁護士です。

加藤弁護士は挨拶の最後に叫びました。
「宜野湾市の空にオスプレイはいらない。
 嘉手納の空にもオスプレイはいらない。
 そして、
 高江の空にもオスプレイはいらない!」

歓声が上がりました。涙を流して抱き合う人までいました。
たった一言。この言葉がなければ、
高江の住民は全く救われないまま帰ることになったでしょう。

さすがの加藤弁護士も、「高江のヘリパッド建設反対」とまでは叫んでくれなかった。
恐らく大会準備の中で、議論の末に高江には触れない等の決定がなされていたのでしょう。
しかしその中で、高江の住民と共に闘い続けた加藤弁護士は、
ギリギリの言葉で高江住民に応えてくれたのだと思います。
この不完全なたった一言にすら、歓喜の叫びをあげ涙する高江住民。
 
琉球朝日放送のヘリからの空撮によって判明した事実によると、
ヘリパッド建設資材はすでに1000トン弱も搬入されてしまっています。
大会後の強行は明らかです。
明日から、また高江の厳しい闘いが始まります。
皆さん、どうか繋がっていて下さい。
どうか、お願いします。

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