5月25日、宇宙飛行士の野口聡一のtwitterより。
スチャダラパー、BOSEのブログよりーーー
そもそも、どうしてアメリカ軍の基地にそんなにスペースが必要なのかっていう説明が、
実は、されていない気がします。
そのことはもう「日米合意」で決まってる問題だから、みたいな。
ものすごーく曖昧な説明で終わっている気がする。
あとは、基地がこれぐらいあって、これぐらいアメリカの軍人がいるから、
地元の人達は、サービス業だとこれぐらい儲かっていて、
もしも基地がなくなったら、どのくらいの人が職を失いますとか、具体的に知りたいですよ。
そういう話はもやーんとしたままで、ただ漠然と、
「とにかくアメリカ軍の基地は必要なんです」
って言われてもさ。
そんなの誰も納得出来ない。
そして、たぶん、ワイドショーをぼんやり観ているだけの僕みたいな国民全員が、
アメリカ軍の基地が日本中にあることには、少なからず違和感を持っていて、
「よく考えたら反対」
な、はずなんだけど、それを表現する方法がないっていうのが
問題だと思うんですよ。
いや、いろいろやり方はあるんだろうけど、何て言うのかな、
「自分なんかがちょっとなんか言ったり行動しても、
結局どうにもならなそうじゃない?」
っていう風に、完璧に思わされてしまっているっていうのが一番の問題なのかな。
ーーーーーーーー
BOSEは「“よく考えたら反対”な、はずなんだけど、
それを表現する方法がないっていうのが問題だと思うんですよ。」
というけど、もやもやしてる人は、まず今週末の新宿でのデモに
行ってみるといいと思う。
なにやってもムダさ、という冷笑的態度は、
国にとって都合のいいだけ。
なのでこれ行きましょう。
フィッシュマンズも「気分」でこう言ってるし。
勇気のカケラも見せずに
死ぬのはだれですか
大きな声も出さずに
死ぬのはだれですか
勇気のカケラも見せずに
※ちなみにタイトル類は、こんなふうに文字も動物も武器も
マスキングテープ貼ってつくりました。
うーん、こんな沖縄やだ!
スチャダラパー、BOSEのブログよりーーー
そもそも、どうしてアメリカ軍の基地にそんなにスペースが必要なのかっていう説明が、
実は、されていない気がします。
そのことはもう「日米合意」で決まってる問題だから、みたいな。
ものすごーく曖昧な説明で終わっている気がする。
あとは、基地がこれぐらいあって、これぐらいアメリカの軍人がいるから、
地元の人達は、サービス業だとこれぐらい儲かっていて、
もしも基地がなくなったら、どのくらいの人が職を失いますとか、具体的に知りたいですよ。
そういう話はもやーんとしたままで、ただ漠然と、
「とにかくアメリカ軍の基地は必要なんです」
って言われてもさ。
そんなの誰も納得出来ない。
そして、たぶん、ワイドショーをぼんやり観ているだけの僕みたいな国民全員が、
アメリカ軍の基地が日本中にあることには、少なからず違和感を持っていて、
「よく考えたら反対」
な、はずなんだけど、それを表現する方法がないっていうのが
問題だと思うんですよ。
いや、いろいろやり方はあるんだろうけど、何て言うのかな、
「自分なんかがちょっとなんか言ったり行動しても、
結局どうにもならなそうじゃない?」
っていう風に、完璧に思わされてしまっているっていうのが一番の問題なのかな。
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BOSEは「“よく考えたら反対”な、はずなんだけど、
それを表現する方法がないっていうのが問題だと思うんですよ。」
というけど、もやもやしてる人は、まず今週末の新宿でのデモに
行ってみるといいと思う。
なにやってもムダさ、という冷笑的態度は、
国にとって都合のいいだけ。
なのでこれ行きましょう。
フィッシュマンズも「気分」でこう言ってるし。
勇気のカケラも見せずに
死ぬのはだれですか
大きな声も出さずに
死ぬのはだれですか
勇気のカケラも見せずに
※ちなみにタイトル類は、こんなふうに文字も動物も武器も
マスキングテープ貼ってつくりました。
うーん、こんな沖縄やだ!
今、沖縄で検索するとこうなる?
『沖縄から、お送りしております…皆さん、聞こえますでしょうか?
…戦いが始まりました…現在…民衆の蜂起が起きています…』
以下、美味しんぼの原作者雁屋哲氏のブログより抜粋して孫引き。
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朝日新聞社のAERAの5月24日号に、内田樹氏が、
「『無法を止める』から始める基地問題」
と題して次のように書いているので、引用させて頂く。
「沖縄米軍基地について、日本政府は過去65年にわたって
『東アジアの地政学的安定のために不可欠』だという説明を繰返して、
沖縄の人々に非道な犠牲を強いてきた。
ここに貫かれているのは『属国は宗主国の要求がどれほど
無法でも受け容れるしかない』というワイルドなルールであり、
アメリカ・日本・沖縄は立場を入れ替えながら、同じ図式を反復してきた。
(中略)その中にあって、日本についてだけアメリカが
基地撤去を受け容れないのは、東アジア唯一の敗戦国に対しては『無法が通る』と思っているからである。
(途中要約〈それと同じように、日本政府が沖縄県民に犠牲を強いているのは、
沖縄には『無法が通る』と思っているからである〉)
日本政府はまずおのれの『無法を止める』ところから始めるしかないだろう。
そのときはじめてアメリカに対して『無法を要求するな』という
『倫理的』権利を手にすることができると私は思う。」
↓黙っていれば、いつまでも沖縄は無法地帯であります。
だから、東京でもデモ。
「沖縄を裏切るな! 新宿ど真ん中デモ」
5月30日(日)
14時:デモ出発
13時:街頭宣伝 ともに新宿東口アルタ前広場にて。
デモコース:新宿東口アルタ前広場~新宿大ガード下右折~靖国通り~明治通り右折~新宿通り(紀伊国屋書店前)右折~JR新宿駅手前で左折~新宿駅東南口~明治通り左折~中央通り(ディスクユニオンの通り)右折~JR新宿駅手前で右折~アルタ前広場ゴール
主催:「沖縄を踏みにじるな!緊急アクション実行委員会」
連絡先:no.base.okinnawa@gmail.com
免疫学者の多田富雄を知ったのは、なにかのドキュメンタリー番組だったと思う。
迫る死の気配が生を強く照らし出すように、多田さんは半身が動かなくなってから、
より強く、生きること/表現することに貪欲になったように思える。
(病が人をタフにするのか、タフな人だからできたのか)
「ロマンティック・リハビリテーション」というリハビリの現場を撮った写真集に、彼の言葉がある。
ーーーーーーーーーーーーー
巨悪に向かって
足を失った者は 手を這って進み
手ももがれた者は 歯で大地を噛んで進む
歯を抜かれた者は 眼光で見透かす
五体の半分の力を失った 私のリハビリ闘争には
まだ左手の指と言葉という武器がある
私を滅ぼすことはできない
ーーーーーーーーーーーーー
すさまじい言葉。
4月に亡くなる数ヶ月前には、1文字タイプするのに数分かかっていたそうだ。
それでも、言葉を紡ごうとする執念。
多田富雄は、半身の自由を失ってから能の脚本をたくさん書いた。
テーマはいろいろ。原爆、核、沖縄戦…
それをいつか見たい。病気が滅ぼせなかったものを見てみたい。
SPECIAL - Staff Benda Bilili - paraEmotion 22
最貧国と言われるコンゴのバンド、ベンダ・ビリリも強烈に生を生きる人たちだと思う。
去年の上野水上音楽堂での春祭りでもらった
フライヤーで知り、アルバムを手に入れた(そして無くした!!!)。
ベンダ・ビリリは、ポリオによる小児麻痺で下半身不随になった路上生活者たちが作ったバンド。
彼らが乗る三輪の車いすだって手作りなら、楽器だってそう。
動物園(市街は騒音でうるさいから)を拠点として生活する彼らは
バンドとして演奏しながら、ストリートチルドレンをひきとって更生させたりもする。すごい!!
Staff Benda Bilili 'Polio'
アルバムをレコーディングしたときも、すぐ停電になるから
せっかく録ったものがパーになったりしたらしい。
今年のカンヌ映画祭では彼らのドキュメンタリー映画も上映され、
オープニングパーティーでも演奏。
来日ライブも近々あるのだけどチケットが高くて悩み中。
ーーーーーーーーーーーー
そして、今知ったのですが、荒川修作さんが亡くなったそうです。73才。
「NEO DADAKKO」はもちろん「ネオ・ダダイズム・オルガナイザーズ」
からきてるわけですから、本当に残念です。
岐阜の「養老天命反転地」も三鷹の「天命反転住宅」もまだ行ってなかったのに。
「しかし「死なないための葬送展」という初期の棺桶のようなオブジェを並べた展覧会を
開催している最中の死というのは非常にらしいのではないかと素直に思います。」
↑この展覧会のイベントでコンサートをする渋谷慶一郎の言葉
人が、生きたようにしか死ねないなら…こういう生き方(死に方)もある。
迫る死の気配が生を強く照らし出すように、多田さんは半身が動かなくなってから、
より強く、生きること/表現することに貪欲になったように思える。
(病が人をタフにするのか、タフな人だからできたのか)
「ロマンティック・リハビリテーション」というリハビリの現場を撮った写真集に、彼の言葉がある。
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巨悪に向かって
足を失った者は 手を這って進み
手ももがれた者は 歯で大地を噛んで進む
歯を抜かれた者は 眼光で見透かす
五体の半分の力を失った 私のリハビリ闘争には
まだ左手の指と言葉という武器がある
私を滅ぼすことはできない
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すさまじい言葉。
4月に亡くなる数ヶ月前には、1文字タイプするのに数分かかっていたそうだ。
それでも、言葉を紡ごうとする執念。
多田富雄は、半身の自由を失ってから能の脚本をたくさん書いた。
テーマはいろいろ。原爆、核、沖縄戦…
それをいつか見たい。病気が滅ぼせなかったものを見てみたい。
SPECIAL - Staff Benda Bilili - paraEmotion 22
最貧国と言われるコンゴのバンド、ベンダ・ビリリも強烈に生を生きる人たちだと思う。
去年の上野水上音楽堂での春祭りでもらった
フライヤーで知り、アルバムを手に入れた(そして無くした!!!)。
ベンダ・ビリリは、ポリオによる小児麻痺で下半身不随になった路上生活者たちが作ったバンド。
彼らが乗る三輪の車いすだって手作りなら、楽器だってそう。
動物園(市街は騒音でうるさいから)を拠点として生活する彼らは
バンドとして演奏しながら、ストリートチルドレンをひきとって更生させたりもする。すごい!!
Staff Benda Bilili 'Polio'
アルバムをレコーディングしたときも、すぐ停電になるから
せっかく録ったものがパーになったりしたらしい。
今年のカンヌ映画祭では彼らのドキュメンタリー映画も上映され、
オープニングパーティーでも演奏。
来日ライブも近々あるのだけどチケットが高くて悩み中。
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そして、今知ったのですが、荒川修作さんが亡くなったそうです。73才。
「NEO DADAKKO」はもちろん「ネオ・ダダイズム・オルガナイザーズ」
からきてるわけですから、本当に残念です。
岐阜の「養老天命反転地」も三鷹の「天命反転住宅」もまだ行ってなかったのに。
「しかし「死なないための葬送展」という初期の棺桶のようなオブジェを並べた展覧会を
開催している最中の死というのは非常にらしいのではないかと素直に思います。」
↑この展覧会のイベントでコンサートをする渋谷慶一郎の言葉
人が、生きたようにしか死ねないなら…こういう生き方(死に方)もある。