はーぴー日記

イラストレーター&デザイナーはらだゆきこの日記です。

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ひとまず原発のべんきょう

2006-05-25 05:04:04 | Weblog
「東京に原発を!」は資料としては古いかなぁと思い、以下の2冊を購入。

「新版 原発を考える50話」西尾獏
「原子力発電で本当に私たちが知りたい120の基礎知識」広瀬隆

まだ「はじめに」くらいしか読んでませんが、
それだけでもう、ザワザワとした気持ちになっている。


恋に落ちると、幸せと苦しみが必ずセットでやってくるみたいに、
社会に生きてる限り、恩恵とリスクはセットだと思う。
でも社会のリスクって、自分の喉元までつきつけられないと気付かない。
知らないことで損したくない。
新聞スクラップしているのも、この予兆を見逃したくないというところが
大きい。

ただ、六ヶ所にしろ、新聞に載らないことは分からない。
チェルノブイリ事故から20年経ったということで、3月は
朝日も読売も原発報道をかなりやっていたが、今回の六ケ所村についての
報道は今のところ無い。
新聞だけを情報ソースにしてもダメなこともある。

ものごとが動くときは、それを実行したい人、反対する人、いろいろいるとして、
「あきらめてる人」、っていうのが一番始末が悪い。
村上龍の「半島を出よ」の冒頭のスタジアム占拠のシーンを思い出そう。
「あきらめてる人」がいかに状況を悪くしたか?
状況を受け入れるということとあきらめるのは見た目は似ているかもしれないが、
全く逆だと思う。
状況を受け入れて初めて、自分の判断を決めることができる。
あきらめることは、リスクに対して常に受動的な立場でいることで、
あのときああすればよかったと後悔する権利もないのさ。
そんなために生まれてきたんじゃないのさ(と、なぜかキヨシロー風)。


shing02と坂本龍一のROKKASHOに呼応して、沖縄のカクマクシャカが
shing02とのメールとデータの交換で作ったという「無知の知/僕と核」

これもすごいね。かっこいいよ!


わたしも、無知の知から始めます。




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とうきょうにげんぱつを

2006-05-22 00:02:17 | Weblog
20年前くらいに、広瀬隆の「東京に原発を!」って本が
ベストセラーになった気がする。
ほんとに安全だったら、最も電気を消費してる人たちのいちばん近く、
新宿西口に建てたらどうだよ!という話だったような。

ということで、今最大の関心事は六ヶ所村のこと。
いきさつはこちら、西健一さんのブログより。

坂本龍一×singo02の曲ROKKASHOの対訳

singo02のことば
ポリチカ

原発施設に従事していた平井憲夫さんのことば


上に貼ったSTOP ROKKASHOのロゴマークのデザインはジョナサン・バーンズブルック。
ひさしぶりにデザインの力をみた気がしました。(もちろん行動を起こした
坂本龍一やsingo02の音楽や勇気も素晴らしいのですが、デザイナーの見方としては)

「無意味な商品を美しく見せるような仕事をすることは恥であり罪でさえある」
「世の中の多くの人たちはグラフィックデザインという言葉すら知らない」
「みんなデザインには社会を変える力があることを忘れている」

これらは、6年前から壁に貼ってあるジョナサンのポスターの中の言葉。





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どうしたんだ

2006-05-11 01:40:50 | Weblog
長嶋有いいなぁと思ってたのを、どこで読売新聞が聞きつけたのか、
今日の夕刊の見開きが長嶋一色に!!
しかし、カメラマンが悪いのか、本当にああなのか分からないが、
ひどい写真じゃないか…。
一年前くらいに雑誌で見たのとは別人のように
太ってしまわれて…。
このままいったら暴力温泉芸者だよ。

昔、いきなり太っちゃった友達と偶然会ったときに、
全くわからずに、「あ~はじめまして」と挨拶して
大変相手が怒ってしまったんだけど
そのくらい太る/痩せるでずいぶん人相が変わるものです。
長嶋有もこんなになってしまった。
(というかやっぱり写真映りのせいと思いたい…)
この企画、来週はYO-KINGと対談。おもしろそう。
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ohana/大量の新聞

2006-05-07 02:08:25 | Weblog
今日はZEPPにohanaのライブを見に行く。
すっごいステージ!
なんでこんなに幸せいっぱいなんだろう!
今の時代に必要なのは、癒しじゃなくて
希望を探しだす(作りだす)意欲ではないか。
ohanaはそういうのを見せてくれた。
すばらしかったです。

4月はohanaパンフに全力投球の日々だったので、
もう、愛着がありすぎて、
ohana好きは全員「オハナ白書」読んで欲しい!
という気持ちでいっぱいでしたのですが、
売れ行きも好調のようでほっとしました。

こんなにメンバー稼働の多いゼイタクなパンフも
珍しいと思うし、とにかく中身が濃い、楽しい、面白い。
テキスト読んだり、写真を見るだけで、
笑ってしまい、わははと笑いながらデザインしました。
ぜひohanaのライブにお出かけになる方は
物販コーナーにお立ちよりください。
POPも凝ってるから立ち見してね。


それから、ここ数日は家に大量に積み上がった新聞の整理に着手。
去年の10月~1月分、3月~今までの朝夕刊、3月からは×2誌分で
高さでいうと1メートルは軽く越え。
そこから、グっとくる記事を探しだしていく作業…
もちろん徹夜。それがねぇ、至福でしたね~。
活字と宇宙に旅しちゃう感じ。
すっごい記事を見つけたときの高揚感。
そして、記事じゃないけど、読売夕刊で連載中の角田光代さんの「八日目の蝉」は
「グロテスク」を思い起こさせるひたひたじわしみこんでくる悪意や絶望がたまらなく
魅力的な小説で、挿し絵の水上多摩江さんもすばらしいので全部持ってないと気が済まないのです。
これを切り取る作業だけで結構かかった。

気に入った新聞の連載小説をスクラップしはじめたのは、
村上龍の「イン・ザ・ミソスープ」くらいからですが、町田康の「告白」、
川上弘美の「光ってみえるもの、あれは」俵万智の「トリアングル」、
赤瀬川原平の「ゼロ発信」…このへんは全話あるなぁ。
川上弘美は「センセイの鞄」が出る前で、この新聞小説で知って
好きになった。
ところで、連載小説の挿し絵はというのは、イラスト仕事しているものに
とっては非常によい勉強になります。短い文章のどこを落としこんでいくか、
おっこう来たか、自分ならどんな絵にするだろう…というふうに。
昔、宇野亞喜良氏がやってたときは毎回額に入れちゃいたいくらい
濃密でかっこよかった。横尾さんもすごかった。
しかもこの連載小説の挿し絵はほとんどの場合、その後世に出ません。
単行本になるとき装丁は連載時とガラリと違う場合がとても多い。
その刹那感がまた、スクラップに走らせる原因のひとつ。
数年前、一年間月刊誌の連載小説の挿し絵を描かせてもらったことがありますが、
本当に難しかった。それが毎日なんて…恐ろしい!でもいつかやってみたい。
相手が長嶋有さんだったら最高。



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