今日レイトショーで、清志郎が大阪で3回やったライブのベストテイク集の映画、
「ナニワ・サリバン・ショー」を見た。
「気持ちE」も「空がまた暗くなる」も「君が僕を知ってる」も
「スローバラード」もみんなよかったさ。
まわりじゃ「ロッキー・ホラー・ショー」みたいに
「キヨシロー」とか「イエー」とか騒いでたけど、
私は「清志郎はもういないんだ」ってなぜか急に実感して
なんだか知らないけど、ずーっと泣きながらみてた。
なんでいないんだ、清志郎。
今いないでどうすんだ、清志郎。
なかでも、最初の、ぎっしりオーディエンスの中に飛び込んでいくシーンから
はじまる、この歌がとてもとてもよかった。
「うしろの奴等のために…」
うしろの奴らのために 俺はここまで やってきた
うしろの奴らのために
うしろの奴らは かわいそう
前のほうが遠くて なかなか見えない
前に背の高い奴なんかいた日にゃ
頭と頭の間から こっそり盗み見るだけ
うしろの奴ら
うしろの奴ら
うしろの奴らのために 俺はやってきた
前の奴らは 生意気だ
なんであんなに 前なんだ
うしろはついつい遠すぎて
思わずスクリーンを見てしまう
うしろの奴ら
がんばれ うしろの奴ら
うしろの奴ら
俺はうしろの奴らのために やってきた