先日ネットサーヒン(死語)していたら、
サルサンケイ ビジネスアイの記事にあった「サルロボ」を開発したメーカーの資料を見つけましたので、一部抜粋します。
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サルセーロの皆様
リードの練習はどのようにされていますか?
レッスンにひたすら通っていますか?
それもいいでしょう。しかしいつも通っているレッスンで顔なじみになったサルセーラとはうまく踊れるのに、フリーになるとうまく踊れない、リードができない……
そんな事を感じてはいませんか?
そして、この状況から早く抜け出したくはないですか?
そんなサルセーロの皆様のために、弊社が持つ最先端のコンピュータ技術とロボット技術、そして世界中の一流インストラクターと熱狂的なサルサラバーのコラボレーションにより、弊社は男性向けサルサ練習用ロボット「サルロボ」を開発いたしました。
<他社の追従を許さないリード認識率>
このサルロボはあなたが繰り出す全てのリードを認識99.99999%の確率で正確に認識します。
しかし、高い認識率を誇るサルロボの完璧なフォローはフリーでブイブイ踊る事を目標としているあなたの練習に役に立つでしょうか?弊社はそう考えません。なので、このサルロボはあなたのリードを正確にフォローする事は決してありません。ただし、「どの程度あなたのリードを無視するか、または誤認するか」を指定する事ができます。
サルロボはあなたのリードを「正確に認識した上」で、かなり強くリードしないとフォローしない、というシチュエーションから、リードの意図とは違うほんの少しの手の動きもリードとして判断する、というシチュエーションまで再現する事が可能です。
リード認識率を最高感度に設定すると、サルロボは眼球の動きさえもリードであると勝手に判断し、判断した通りのフォローをします。
<バラエティに富んだミスリードの再現>
弊社専属サルサラバーが独自に収拾した数々のミスリード実体験を解析し、その結果をサルロボの人工知能にインプットしました。サルロボはこれらのミスリードによる結果を一定の確率でランダムにシミュレートします。サルロボにインプットされているミスリードの例をいくつか挙げてみましょう。
・サルロボの右腕を上げたらそれだけでアンダーアームのライトターンと勘違いされる
・エンチューフラをかけようとしたらびっくりされた
・クロスバディーリードをかけたらそのまま直進されてしまった
・ベーシックステップからサイドステップへの切り替えが伝わらなかった
・ベーシックステップからオープン(Back to back)への切り替えに時間がかかった
これで実戦さながらのミスリードのリカバリーの練習をする事ができます。
<アラーム機能>
クローズドポジションの右手の位置は、インストラクタによって色々な考え方があるようです。しかし、絶対に避けなければならないのが「右手を腋の下方15センチあたりに置いてしまう」事です。遠慮がちにクローズドポジションを取ると、時々このような状態になってしまうのですが、この状態になると女性は困ってしまいます。
そこで、実戦でこのような状態にならないよう、サルロボには触ってもいいエリアの制限を設けました。背中と手以外の場所に男性の手が当たった場合、数回軽い電気ショックによる警告を出した後、防犯ブザーを忠実に再現したアラーム音が半径100メートルに響き渡ります。
サルセーロの皆様、いかがでしょうか。サルロボ、ぜひ一度お試しくださいませ。
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あ、これ、あくまでもネタですから。念のため♪