食う飲む踊る

……そして働く(笑)。

Airplane Cocktail

2006-07-31 | 飲む
北米行きの飛行機で、スチュワーデスさんが隣のアメリカ人女性に「何飲みますか?」とたずねたら、その女性は「コーラとラム下さい」と答え、おもむろにプラスチックのコップに両方適当に入れて混ぜてました。

あはは、即席キューバリブレですな

赤ワインのオレンジジュース割りはCamp Cocktailと呼ばれているそうで。

(情報源は「放課後のバーテンダー絵日記」)

さしずめこれは「Airplane Cocktail」(笑)。

スクリュードライバー(ウオツカのオレンジジュース割り)もできますね。

「Airplane Cocktail」の開発方法(笑)ですが、(1) スチュワーデスさんがごろごろ引いている飲み物カートに何があるかを素早く把握し (2) それらの組み合わせの中でうまそうなものを素早く選ぶ …… ちょっとした頭の体操ですね、これは。


とりあえず、無事帰国

2006-07-30 | 働く
ふー、無事帰国しました。
しっかり宿題もらっちまったい。

まぁ、なんだかんだで海外出張は普段と思いっきり生活が変わるので、いい意味でリフレッシュできますな。レポートはまぁ後日ぼちぼちと。

さて、寝るべ寝るべ。


国際試合しかも初アウェイ

2006-07-28 | 踊る
仕事が早く片付いたので、平日ですが国際試合しかも初アウェイを体験すべく、一緒に仕事してる現地のアメリカ人に「この街でサルサ踊れる所はないのか?」と聞いてみました。そしたら大笑いされて、


「サルサ?この街じゃ無理無理(大笑)!」
「踊りたけりゃモントリオールに行きなよ(爆笑)!」



あはははは、モントリオール、ですか。

かなり小さい街なので、それは望みすぎという意見にはとても納得。ディスコみたいな所はいくつかあるんだけど、サルサバーは無い。残念。

ところで現地のアメリカ人さん、サルサなんで知ってるの?

この人は少し楽器いじる人だから、なんとなく存在を耳にしたのでしょうか。

シカゴ国際空港のバーにて

2006-07-27 | 飲む
シカゴ国際空港で乗り継ぎ飛行機の搭乗までの間、空港のバーでビールでも飲むか、と思いカウンターに座ったら「当店で初めてのオリジナルカクテル3種、発売!」という縦置きメニュー(?)に書いてありました。レシピも結構細かく書いてあったので、こっそりメモしてきました。以下、メモの通りに書き写し。

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Blazing Ruby(ルビー色のショートカクテル)

Grey Goose Vodka、コアントロ、Monin Pomegranate、sweet & sour and garnish with レモン twist.


Icy サファイヤ(サファイヤ色のショートカクテル)


ボンベイサファイヤ、Bols ブルーキュラソ、sweet & sour and garnish with レモンツイスト.

Sparkling エメラルド(エメラルド色のショートカクテル)

スミノフ Vodka、ヘネシー、ボルス青キュラソ、Monin マンゴー、weet & sour and garnish with lemon ツイスト.

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私の知る限りですが、アメリカ出張の時に入る食べ物さんやバーのメニューって、結構メニューの説明が詳しく書いてあります(粒度、と書くと同業者さんにはわかりやすいかも)。この食べ物にはこんなものが入っていてこんな調理方法です、というのがちゃんと書いてあるので、お客さんは嫌いなものをある程度避ける事ができるし、お店としてもメニューの説明をある程度省く事ができる、という両方のメリットを考えての事でしょう。

確かに合理的かもしれません。しかし、これがいいかどうかはいろいろな考え方がありまして。

たとえばスティンガーにはハッカが入っている、という事がメニュー見てわかれば、私の場合最初から今日飲む飲み物の選択肢からはずす事ができて合理的ですし、お店の人も楽チンでいいかもしれませんが…………

日本のメニューがこのくらい詳しく書いてあると、「これハッカ入ってないですよね」といちいち尋ねる神経質な人を演じて、バーテンダーさんを困らせるて楽しむ言い訳がなくなってしまってちょっとつまらないかもしれない。

でも、英語が結構怪しい自分にとっては、アメリカのメニューが詳しく書いてあるのはとても助かる。

逆にアメリカ人が日本のショットバーに来て、お酒の名前しか書いてないメニューを見たら、「俺はバイク乗りなので、サイドカーって飲み物にすげー興味があるんだが、これは一体何なんだ、何が入ってるんだ?」と不安になるかもしれない。



だから何?



締まらない締めでどうもすんません。

WEST tokyo SIDEcar STORY part 3

2006-07-26 | 飲む

サイドカー(sidecar)。
ショットバーには必ずあるスタンダードカクテルです。
ブランデー1/2、ホワイトキュラソー1/4、レモンジュース1/4をシェイクすればできあがり。

スタンダードカクテルであるにも関わらず、マティーニに比べるとどうしても知名度は低いような印象がありますが、実は「日本サイドカー連盟」という団体があります。御存知でしたか?

日本マティーニ連盟なんて聞いた事ないぞ(笑)。どうだ、参ったか(?)

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とある金曜日。

1年半ぶりに、通勤途中の駅からちょっと歩いたところにあるショットバーにお邪魔しました。最寄駅が乗り換え駅じゃないのと駅からちょっと遠いのとで行く機会がなかったのですが、この日は同じ駅の駅から徒歩1分の別のお店が混み込みだったのもあって「久しぶりに寄っていこうかな」と思ったのでした。

扉を開けて……カウンターの空席発見。着席。


私もサイドカーマニアの端くれですから、お向かいのバーテンダーさんに例のアレを注文。


「サイドカー下さい」


「あ、『drftgyふじこlp;@(社外秘)』にしましょうか?」


え”?


ちょっと待てい!


貴殿は『drftgyふじこlp;@(社外秘)』の事をなぜ知っておるのだ?

そういえば貴殿には一年半前に『drftgyふじこlp;@(社外秘)』の事
話したんだっけ。うん、そうそう、確かにそうだった、思い出したでござる。


(どこが普通だかちょっとわかりませんが)

「最初は普通にサイドカーでお願いします」


しかし、なぜ貴殿は一年半も前に話した『drftgyふじこlp;@(社外秘)』の事を覚えておるのだ?その後まったく顔出してないのに。


「一年半前も前に話した『drftgyふじこlp;@(社外秘)』の事、
よく覚えてましたね。びっくりですよ。」

「サイドカーという注文そのものと、注文した時の声で一気に記憶が蘇ったんです。あ、『drftgyふじこlp;@(社外秘)』さんだ、って。実はお店入られた時点では、初めてのお客様かなぁ、と思ってたんです」

「顔」という画像データじゃなくて、「注文と声」という音声データがキーになって1年半前の記憶が蘇るなんで、人間の記憶っていったいどんなデータ構造になってるんでしょう。別の人がサイドカー頼んでも声が違うという理由で、こういう展開にはならなかったでしょう。


うれしかったので2杯目は「drftgyふじこlp;@(社外秘)」。



この日わかった事。



私は、相当、ちょろい。




惨敗

2006-07-24 | 踊る
例によって例のごとく、踊る前に「いやー、あんまり難しいことできないんですけどよろしくお願いします」という挨拶をしてから、ベーシック+サイド含有率70%オーバーのワザなしサルサを展開すると、たまに


なめられちゃうんです。


今まで3回くらいあったかなぁ。



でも、言い訳じゃないですが(という枕の後は必ず言い訳が続く)、こんなサルサを展開する理由が私なりにちゃんとあるんですわ。4つばかり。

(1) 手持ちのワザが本当に少ない(まあこれはどうにかしましょうね)
(2) ヘロヘロのワザ出してフォローしてくれないのはつまらない
(3) 曲中で次のワザどうしようどうやるんだっけと考えるのは面倒くさい
(4) ステップ噛まないで一曲完走できないのはつまらない

まぁ、なめられないための対策も自分である程度わかってます。下記の通り。

(1) いらん挨拶不要

「いやー、あんまり難しいことできないんですけどよろしくお願いします」って、それ本心じゃない上に、逃げ道自分で用意してるわけで、その辺がきっと相手にわかってしまうんでしょう。「理由があって、自分でそう決めたからやらない」んだから、こんな卑屈な挨拶は不要。結局自分で原因作ってるって事ですな。

(2) ベーシック+サイドの迫力不足

格闘家は組んだ時点で「あ、こいつはかなり強いぞ」というのがわかる、と聞いています。私も組んですぐに「あ、この人はベーシックからして何か違う」と言わせる位の迫力がほしいところです。サルサ、それは一種の格闘技。

今日からアメリカ出張、この記事は宿で書いているんですが、(1)は気の持ちようで今度からどうにかできそうなので、(2)の対策として「頭に灰皿(セトモノ)のせてベーシック+サイド切り替え」でも寝る前にやろうかな。

おやすみなさい。

西東京タヌキオヤジスタイルOn3

2006-07-21 | 踊る
前回の記事「西東京日系ペルー人オヤジスタイルOn3」に登場するオヤジさん、最近曲中で「シャイン」を入れるのを周りを見て覚えたみたいで、自分でも時々やっているみたいなんです。それがですね、


ちゃんと相手を選んでやがる。


自分がシャインをする事がきっかけになって、二人でシャイン合戦で遊べそうな展開に持っていける相手を選んでるみたいです。シャイン急に振られても困ってしまうorあんまりシャイン好きじゃない、という女性には仕掛けない。女性のキャラクターを前もって観察しておいて「シャインを混ぜるか」それとも「しっぽり静かに踊るか」を決めてるみたい。

で、シャインも……まぁ上手というよりは手足短い」からカワイイシャインなんですが、そこはそれ、「西東京日系ペルー人オヤジスタイルOn3総本山」ですから


オヤジ嬉しそう


それにしても相手を選んでリード、というか組み立てを変えるのかぁ、やるなあ、タヌキオヤジ。

そうそう、タヌキオヤジったら同時期にアンダーアームのターンも覚えたみたいで、たまーに「嬉しそう」に左手上げてリードしてます。

なんだかんだで嬉しそう、っていうのが大事、すごく大事(^o^)。

西東京日系ペルー人オヤジスタイルOn3

2006-07-20 | 踊る
前回の記事「クローズポジションでベーシック100%」に登場する「日系ペルー人のおっちゃん@多分60歳オーバー」の踊りを「サルロボ」に付属ソフトウエア「サルサリード&フォローアナライザ、略してサルアナ」で解析してみました。ところで、弊社が開発した「サルアナ」の機能をご紹介いたします。

「サルアナ」には……(中略)


で、このオヤジさんはどんな踊りをするのか?

クローズドポジション一本槍。リズムは基本的にOn3、でも時々On1。足を肩幅に開いてステップを踏む。ほとんどその場で足踏み。で、同じ場所にいるのが飽きると、単に向きたい方向へステップ踏みながら好きな方向にゆるゆると回転。

長いコンビネーションじゃないから、あ、この位だったら何とかなるかも、と思わせる敷居の低さ。ステップさえ何とかすればこれだけで一曲最後まで遊べてしまいます。

で、このスタイルの最も重要なポイント、それは



「とりあえず嬉しそうな顔をしているか」


このオヤジさん、もうそのまんま「いやー、こんなかわいい女の子と踊れてよかったなぁ」って顔してるんですよ。もう本当に嬉しそう。なので女性のファンもしっかりいるし、隠れ男性ファンも私を含めて何人かいるんですよ。

しかもこのオヤジさんの場合、ワザなるものの存在を知らないだろうから


「やばい、そろそろワザが枯渇する」
「ワザを出さないと嫌われてしまう」



とかいう悪魔のささやきとは無縁。未だにこのささやきに負けて自滅、酸欠状態の金魚みたいにアップアップしてしまう私とは大違い。


結局気持の持ち方が一番が大事なのだなぁ、とオヤジさんウォッチングをしてしみじみと思ったのでした。

でも、このオヤジさん、実は結構タヌキ。(つづく)

クローズポジションでベーシック100%

2006-07-18 | 踊る
よく行くサルサバーにいる「日系ペルー人のおっちゃん@多分60歳オーバー」は「クローズポジションでベーシック100%、そいでもってOn3」という構成で1曲持たせてしまいます。たまに女性をくるっと半回転する事はあります。多分女性と自分を飽きさせないように、という目的でしょう。それを勘定に入れてもベーシック率は極めて高いです。

これはこれで渋くてカッコいいなぁ、と思いながらおっちゃんの足さばきをしっかり観察する今日このごろ。「くるっと半回転」は何とかして盗んで手持ちの小技にしたいところです。



サルロボ

2006-07-16 | 踊る

先日ネットサーヒン(死語)していたら、サルサンケイ ビジネスアイの記事にあった「サルロボ」を開発したメーカーの資料を見つけましたので、一部抜粋します。

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サルセーロの皆様

リードの練習はどのようにされていますか?

レッスンにひたすら通っていますか?

それもいいでしょう。しかしいつも通っているレッスンで顔なじみになったサルセーラとはうまく踊れるのに、フリーになるとうまく踊れない、リードができない……

そんな事を感じてはいませんか?

そして、この状況から早く抜け出したくはないですか?

そんなサルセーロの皆様のために、弊社が持つ最先端のコンピュータ技術とロボット技術、そして世界中の一流インストラクターと熱狂的なサルサラバーのコラボレーションにより、弊社は男性向けサルサ練習用ロボット「サルロボ」を開発いたしました。

<他社の追従を許さないリード認識率>

このサルロボはあなたが繰り出す全てのリードを認識99.99999%の確率で正確に認識します。

しかし、高い認識率を誇るサルロボの完璧なフォローはフリーでブイブイ踊る事を目標としているあなたの練習に役に立つでしょうか?弊社はそう考えません。なので、このサルロボはあなたのリードを正確にフォローする事は決してありません。ただし、「どの程度あなたのリードを無視するか、または誤認するか」を指定する事ができます。

サルロボはあなたのリードを「正確に認識した上」で、かなり強くリードしないとフォローしない、というシチュエーションから、リードの意図とは違うほんの少しの手の動きもリードとして判断する、というシチュエーションまで再現する事が可能です。

リード認識率を最高感度に設定すると、サルロボは眼球の動きさえもリードであると勝手に判断し、判断した通りのフォローをします。

<バラエティに富んだミスリードの再現>

弊社専属サルサラバーが独自に収拾した数々のミスリード実体験を解析し、その結果をサルロボの人工知能にインプットしました。サルロボはこれらのミスリードによる結果を一定の確率でランダムにシミュレートします。サルロボにインプットされているミスリードの例をいくつか挙げてみましょう。

・サルロボの右腕を上げたらそれだけでアンダーアームのライトターンと勘違いされる
・エンチューフラをかけようとしたらびっくりされた
・クロスバディーリードをかけたらそのまま直進されてしまった
・ベーシックステップからサイドステップへの切り替えが伝わらなかった
・ベーシックステップからオープン(Back to back)への切り替えに時間がかかった

これで実戦さながらのミスリードのリカバリーの練習をする事ができます。

<アラーム機能>

クローズドポジションの右手の位置は、インストラクタによって色々な考え方があるようです。しかし、絶対に避けなければならないのが「右手を腋の下方15センチあたりに置いてしまう」事です。遠慮がちにクローズドポジションを取ると、時々このような状態になってしまうのですが、この状態になると女性は困ってしまいます。

そこで、実戦でこのような状態にならないよう、サルロボには触ってもいいエリアの制限を設けました。背中と手以外の場所に男性の手が当たった場合、数回軽い電気ショックによる警告を出した後、防犯ブザーを忠実に再現したアラーム音が半径100メートルに響き渡ります。



サルセーロの皆様、いかがでしょうか。サルロボ、ぜひ一度お試しくださいませ。

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あ、これ、あくまでもネタですから。念のため♪