まずは比較的真面目なレポートを。
ワールドカフェ
まず、ワールドカフェとは何でしょうか?
・4~5人で会話するグループを作る
・通常3ラウンド、1ラウンドおおよそ20~30分で、あるテーマや質問に対してグループで本音で会話をする
・会話している間、そこで出たアイデア等をどんどんカードやノートに書いたり、描いたりする
・1ラウンドが終わったら、各グループで一人ホストを決めてその場に残し、
それ以外のメンバーはバラバラに別のグループに移動する
・次のラウンドの最初に、ホストが前のラウンドの会話の内容を新しいメンバーに共有してから、さらに会話を深める。
・それを繰り返す
【オブジェクト倶楽部: 2005-40号】【アンビエント】集団の知をつくる-「ワールドカフェ」より抜粋
クリスマスイベント、といっても私のような一般聴衆は講演聴いて資料貰ってハイ終了、だろうなと考えていましたが、このワールドカフェ、参加者全員が何かしらを誰かに話す仕掛けになっていたのでした。Ice Breakingにはもってこいのワールドカフェ、これで完全にメーター上がっちゃいました。
ただ、5人テーブルで1テーマ5分でメンバーチェンジはちょっとキツイかなぁ。ホスト役がタイムキーパーしないと、一人1分はキツイ。大体皆しゃべると1分オーバーしてしまいます。でもタイムキーパーをホストに任せるとホスト役が貧乏クジを引くことになって、それはつまらない。1テーマ10分にしたら、もっと面白いかもしれません。
ちなみに、最初のテーマは「今日来た目的は?」でした。私は「月曜日からすぐできそうな事を探しに来た」などとキザな事をほざいてみました。結構「気分転換」という方も多かったようです。
納得の見積もり~ソフトウエア開発の現場から~
作業量見積もり……野生のカンでやっていた時期もありました。最近は作業項目×野生のカンによる作業時間(h)でやるようにしていますが、それでも作業項目の洗い出しが相当怪しいことが多い。しかし、これをユースケースとエンティティの表で抜けを無くし、さらに作業のボリュームもカウントする、これを「ある程度機械的にはじき出す」方法がある。これが収穫でした。
で、この話を去年の年末の納会で酒気帯びで同僚に話してみました。すると、
・私たちは組み込みソフト開発なので、エンティティの操作方法を自分達向けにカスタマイズする必要があるかもしれない
・エンティティの粒度を変える事で、いろいろな使い方が出来そう
という御意見が。いや、全く気がつきませんでした、それ。
理屈(大脳皮質)では出来ないチームビルディング
このセッションは「いかにして生産性の良いチームを作るか」というのが主題でした。演習が中心。
演習の内容を同僚に話したところ、「実は怪しいセミナーに参加したのか?」とか「テクニック駆使してチーム作る、というのもちょっとズルいかなぁ」と行った意見が出ました。確かに話の聴き方のテクニックの説明もあったのは事実。チーム作りにテクニックを使うとどうなるか、という話があったのも事実。反則かもしれないという気持もわかる。テクニックの悪用も可能かもしれない。でも、自分の中では
職場は楽しい方がいいじゃない
そのための反則ならいいことにする!
という結論に達したのでした。
すべての演習が終わった後は、結構ホンワカ気分になりました。結構チョロいのかな、ワシ。
そうそう、この手のセッションは一人で受けるのをオススメします。身内とつるむと普段の生活に戻った時のことを考えてしまい、エンジン全開にできませんから。そう、私とチームを組んだお二人さん、キミ達のことだよ。今度は単独行動取りましょうね。
なお、演習の内容とその時に起こった出来事を書くと、ものすごい量になってしまうので省略。
で、この後懇親会に突入!