食う飲む踊る

……そして働く(笑)。

遅刻と欠席と出場権剥奪

2007-12-28 | 2007/12/19
今回の参加条件としてチーム練習には全部出席が必要条件、遅刻欠席は厳禁でもし遅刻欠席した場合、その時点で出場権剥奪でした。

4回目の練習の後の練習が終わりスタジオの近所でビールを飲んでいる時、チームメイトに「俺仕事でセレクション出れないかもしれない(泣)」とこぼしたのですが、


5秒後に話題変えやがった


で、しばらくしてから別のチームメイトに泣き事を言ったのです。聞いてびっくりだったんですが、そのチームメイトも「実は自分も海外出張が入りそうで、練習欠席せざるを得ない状況だったんだけど、幸運にも回避できた」との事。

こらもう見世物をやるサラリーマンの宿命ですね。サルサを本職にしようっていうのならともかく、サルサを理由にして会社辞めるわけにはいかないですから……

同じ思いをしたチームメイトがいるという事がわかって、ちょっとほっとしました。
で、前にも書いた通り無事最後のセレクションを受けることができたのでした。

とりあえず自分を含めて2人が出場権剥奪の危機を乗り越えた事は知っていたのですが、本番が終ったあともう一人練習に参加できなかったかもしれないチームメイトがいた事が判明。理由はここでは書きませんが、話聞いて絶句したですよ。大体練習に間に合ったこと自体が奇跡的、しかもそんな大変な事があったのによく練習来る気になれたなぁ、と。

これで3人。

そうそう、風邪に襲われて体調を崩してしまい日曜日までに治るかどうかわからない、というピンチに見舞われたメンバーも数名いました。

ホント、よくもまぁ全ての危機をかいくぐって最後のセレクションに9人全員で参加できたものだと思います。我々は本当に運が強かった。

そういえば、練習開始5分前になっても姿を見せず、他のチームメイトの顔を蒼ざめさせたヤツもいたなぁ△。もし道中で道一本間違えたら完全にアウト、一発退場です。まったく危ないなぁ、心配かけるんじゃねーよ、と腹が立つやらほっとしたやらでした。

うん、これはちゃんと記録しておかなければなりませんな(笑)。

襲いかかる仕事

2007-12-27 | 2007/12/19
見世物をやろうとするサラリーマンの宿命、それは本業と本番がバッティングしてしまう事でしょう。実際知り合いにも「あー、本業とイベントがかちあったので、年内はイベント出演無理だ」なんて言ってる人もいましたなぁ。

私の場合、セレクションの時間に間に合わないかもしれない、という事態に陥りました。セレクションの日に出張している同僚を職場でサポート、もし問い合わせがあればこっちでいろいろ調べて回答するのがこの日の任務でした。なので



出張中の同僚の作業が終わるまで職場を離れられないのです。
トイレにも行けやしない(笑)。



同僚の出張先の作業日がセレクションの日に決まった時は、もう目の前が真っ暗になりました。一か月準備をしたにも関わらず、その成果がどの位のものかを評価される事なく終わるというのはあまりにも悔しすぎる、しかし理由が本業じゃもう諦めるしかありません。この時点で不戦敗を覚悟しました。

ただ、セレクションに間に合う可能性もこの時点で残されていました。予め提出されているタイムスケジュールを見る限りでは間違いなく間に合うんです。しかし問題なのは時間通りに作業が終わる前提が小さく書いてあって、そしてその前提を読むとうまくいかない確率の方がはるかに高かったのです。

それでも少ないながら可能性が残っているわけなので、準備を怠るわけにはいきません。正ゴールキーパーが怪我や乱闘で退場にでもならない限り出番がない、そしてその確率はとても低いのが現実という、サッカーの控えゴールキーパーの心境が体験できたような気がしました。


セレクション当日は普段の作業をしつつ電話を待ちました。ところが待てど暮らせど電話が来ない。留守番の私の出番がないくらいに作業がスムーズに行っているのか、それとも電話どころではないような大変な状況なのかのどちらかです。あー、どっちなんだろう。

そうこうしているうちに午後5時、私宛に問い合わせの電話が来ました。今作業終了後の打ち合わせをお客様としてるんだけどちょっとこれについて教えて、という内容。内容から察するにこの打ち合わせが午後9時までの4時間デスマッチになるとは思えないので……



私はにやける顔を必死で抑えながら、心の中で叫んだのでした。
「サルサの神様、有り難う~!頑張るよ~!」



ラストダンスは私と…

2007-12-26 | 2007/12/19
えーと、本番が終わってフリータイムも終盤にさしかかり、残り2曲あたりだったでしょうか。パフォーマンスに出演した男性にリード&フォローの研究目的で一曲踊って頂きました。前半は私がリード、後半は彼がリードです。まぁ、絵ヅラ的には結構キョウレツなものではなかったかと思います。

男性でフォローの教育を受けた人というのはほとんどいないはずなので、もし彼にワザがうまくかからなかったら、そのワザをかけるタイミング等に何らかの問題があることが明確にわかります。

また、フォローに回ることによって、あるワザを受けたとしたらフォロワーがどう感じるか、また、ある印象を受けた(これはイケてる、とか、これはちょっとなぁとか)時に同業者目線でどのようなリードだったのかを想像する、というのも勉強になるというものです。

実際彼がうまくターンできなかった事が何回かありまして、胸に手を当ててみるとやはりあのあたりがまずかったなぁ、と反省したり。

また、フォローに回ったときは、あ、これはちょっとどうかな、というのも何回かありましたし(どんなだったかは後でお話します>出演者♂様)、また、


何でオレ今こんな格好してるの?


と思ってしまうような、絶妙なタイミングでワザをかけられたりもしました。これはさすがだなぁ、と思いました。うん、実に勉強になったのでした。

でもね。

確かに目的としてリード&フォローの研究目的というのはありましたが、実はもう一つの目的があります。むしろこっちの方が重要かもしれません。その目的とは


いやがらせに決まってるじゃないですか。


ライトを浴び、ステージで見事なダンスを踊り、沢山の賞賛を浴び、きっとフリータイムではステキな女性達から「踊っていただけますか?」と何度も何度も何度も何度も声をかけられたに違いありません。

しかし、この素晴らしい日のラストダンスがですね……

ヒゲ男

最高ですね。もう詞を書いちゃいます。


初舞台、スポットライト、沢山の賞賛
美女から何度も声をかけられ踊る
そんな素晴らしい日

しかしその日のラストダンスの相手は
ヒゲ男

そしてその日のラストダンスの相手は
ヒゲ男

そうさその日のラストダンスの相手は
ヒゲ男



誰か曲付けてください(笑)。

敗戦処理中

2007-12-25 | 2007/12/19
RSSリーダでチェックしているブログが、年末だからなのかしばらく更新されなかったんですが、12月23日に突然更新、しかもお題は「敗戦処理をする」。タイムリーすぎてびっくりです。びっくりついでに気に入った文章を引用&記録しておきます。

引用元のURLは下記の通りです。

http://blog.livedoor.jp/gaseidou2/archives/51197281.html


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失敗プロジェクトは、
見方を変えれば、

 こうするとこんなことになる

または、

 これをやらないとこんなことになる

という事例の宝庫です。

失敗は学ぼうと思って学べるものではありません。
めったにないチャンスなのです。

敗戦処理が、
リーダーを本物にします。

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おかげさまで大分冷静に敗因の分析ができるような状態になりました。
本物のサルセーロになるべく、只今敗戦処理中であります。(^^ゝ

激安練習スタジオ

2007-12-24 | 2007/12/19
個人練習の時使ったJR某駅のホームです。入場料120円です。

ここで仕事帰りに電車待ちの15分から20分の時間を利用して、欠かさず地味な練習をしてました。その地味な練習の内容は……!



社外秘(笑)


社内の人には話したくて仕方がないのだぁ。


しかし自分の影を写真に写して悦に入るなんて、完全におセンチになってますなぁ。



こんな事言われちゃいました

2007-12-21 | 2007/12/19
カメラマンとしてパフォーマンスに参加、という事なので、結構複雑な心境でした。フリータイムは初めて会場に来た方中心に踊っていただいたのですが、やはりアレですね、複雑な心境というのはリードに表れてしまうようで、正直気合いが入らない、もう自分の評価としてはそれはもう手抜き工事レベルのリードしかできませんでした。踊ってもらった女性の皆様には悪い事したと思います。おとなしくしてればよかった。

特に最悪リードだったのがですね……

出演者の女性と踊ったとき。

1か月間のいろいろな出来事やいろいろな感情が頭の中で渦巻いてしまって、そしてそんな自分の小物ぶりにも嫌気がさしてしまい、リードは最悪、こんなのありえない、おそらく今年最悪のリードといえましょう。彼女には「今日はこれ以上は無理、本当にごめんなさい、来年には復活するのでその時またよろしくお願いします」とすぐに言うべきだったんですが、小物なのでその時はそんな事言えませんでした。いずれ言わないといかんなぁ。

それはさておき、ここから本題。

初めて踊った女性の一人の女性がこんな事言うわけですよ。


「パフォーマンスには『参加』したんですか?」



確かにこの日パフォーマンスに「出演」した男性はいます。しかし、彼は鬚生やしていません。私は鬚生やしています。区別がつかないはずがないわけですよ。正直「こりゃまたずいぶん答えにくい事を聞くなぁ」と思いましたが、えぇ、正直に答えましたよ。


「えぇ、確かにパフォーマンスには『参加』しましたが、出演はできませんでした(苦笑)」



すると彼女曰く。


あなたが通らないような今回のセレクションは
本当に厳しかったんだと思う
是非もう一回挑戦してほしい



ちょっと泣けた。



そうそう、

「早く着替えて」

みたいな事も言われたような覚えがありますなぁ。着替え?そんなモン持ってきてるわけないじゃん。まったくもう……


これも忘れないうちに記録だ記録(爆笑)。



セレクション落ちた

2007-12-20 | 2007/12/19
実は、12月19日に都内某所のイベントでパフォーマンスに出るつもりだったんですが、残念ながら前日のセレクションであと一歩(これは本当)何か(実力というよりはこっちの方がしっくり来る)が足らず、出演は叶いませんでした。

あくまでもチームとして練習をし、セレクションをチーム全員受けて、チームのメンバー個々にセレクションの結果が出て出演可否が決まる、そういうやりかたでした。で、結果落ちたわけですな。

セレクション通った人達は、私に足りなかった「何か」を確かに持っていました。

19日は出番が無いのでどうしても行かなければならないという事はなかったんですが、やはり最後まで見届けるのがケジメというものだと思い、カメラマンとして客席から見ていました。やっぱセレクション通って出演した人たちは見てて面白かったです。そしてこの中に自分が入るのは現時点では無理、という事は認めざるを得ませんでした。それでもあと一歩があれば、と思うと正直これ書いてる今もまだ悔しかったりします。

でもそう滅多にいい大人がここまで悔しがるという事も無いと思うので、まだ悔しい悔しいと言っている間に自分に足りなかった何かとは一体何か?を記事を書きながら考え、記録として残し、そしてしばらくたってから



こんな事もあったなぁ、わっはっは



と言いながらチームのメンバー、そして一年前に同じ釜の飯を食った仲間と懐かしむ、なんてのをやれたらいいなぁと思ってます。

でわっ。

名言8

2007-12-20 | 2007/12/19
「はい上がろう、『負けたことがある』というのが、いつか大きな財産になる」


湘北に負けた後の山王工業高校男子バスケットボール部監督堂本氏 /ジャンプコミックス スラムダンク第31巻より。

財産にしたいなあ、セレクション落ち。

ただ、現時点ではまだ気力が、ちょっと……