小さい秋

２０１１年１１月２５日（金）


ハハの病棟に行くと、食堂で車椅子に乗ったおじいさん、おばあさんが
丸くなって、何かやっていた。何かな～？
真ん中で、「小さい秋～♪」と、看護助手さんたちが歌っている。
ハハもいて、側に行くと、赤や緑の色紙を貼った小さなかごを持っている。
牛乳パックで作ってあるそのかごには、新聞紙を丸めて茶色にぬったものが
入っていた。・・・お芋だわ。（＾＾）
片側に、黄色い折り紙で作ったねずみさんも貼り付けてある。
ハハに、
「お芋かな～」と、聞くと、
「あら、そんなのがあったの・・」と。

歌の会をやってくれていて、今日は、秋の味覚を収穫するゲームだったらしい。
葡萄やイチョウの葉の形の紙・・。
それと、本物の松ぼっくりも入っていた。

車椅子を押してハハの部屋に戻るときに、看護助手さんが、
「ハハさん、さっき（新聞紙の）お芋を貰ったら、抱っこして、赤ちゃんを
撫でるようにお芋を撫でていたんですよ～」・・・（＾＾；）

そして、ハハをベッドに寝かせながら、
「ハハさんは、いつも、ありがとうとか、すみませんねえとか、言ってくれて、
言葉が綺麗なの。それで、みんなのアイドルなんですよ」と。
まあ、誉めてもらえて、良かったわねえ・・。（＾＾）

それから、ハハとちょっと「小さい秋」を歌ったけれど、どうもハハは、
「朧月夜」のほうがいいらしく、すぐ、「おぼ～ろづきよ～」と、
なってしまう・・。（＾＾）

帰りに食堂を通ると、看護助手さんたちは、また、何かを作っているところだった。
次の会の準備をしてくれているんだね。
楽しい会を、またお願いします・・。

投稿

２０１１年１１月２４日（木）


ウィステは、それは若い頃から、新聞の人生案内欄を読むのが好きだった。
面白いって言っちゃ、悪いかな。興味深いって感じ・・。
ネットをするようになったら、女性の投稿サイトを見るのが好き。
若い女性の悩みも、恋愛系は、「ふ～ん」「そ～」と、見るのだけれど、
ＰＣ画面の前で、やきもきすることもある。

ここのところ気になっているのは、
「友人たちから、絶縁される」という若い女性からの投稿。
そんな、可哀想に・・と、思って見てみたら、なんというか、会話が大問題。
その人の友人が、
「お姑さんにこういうこと言われて、いやだな～」
「知り合いにこういう人がいて、困ったな～」
という話をすると、
その友人に反対意見を言ったり、
友人が困っている相手の考え方を支持したり・・。
たまになら分かるけれど、いつもいつもそういう会話だと、相手も付き合いたく
なくなっちゃうよね。
その女性は、「自分の考え方を言っているだけ」と、主張している。
けれど、相手から嫌われたり、避けられるのは、イヤと・・。

中途半端なんじゃないのかなあ。
この女性は、自分の考えを言う自由を主張しているけれど、どうも、目の前の人の
感情に反対するという会話をしているようだ。
「困ると言うと、その相手の行動ももっともだ・・」とか。
それなら、友人から嫌われるという結果も受け入れる神経の太さもいるよねえ・・。

何人もの読み手が、「友人の感情に配慮して・・」とアドバイスしているけれど、
「そんなものは、分からない」と、彼女には届かないようだ・・。
「友人の感情に配慮」という会話術と、
「友人の困っている・嫌っている相手を支持」という会話術の中間に、
「友人の困っている相手と同類の人の悪口をちょっと言う」という会話術があると、
おばさんは思うのだけれど、真面目そうな若い女性には、ブラック過ぎるアドバイス
かなあと、控えています。
あ、でも投稿したくて、うずうず・・。（＾＾；）

ダンスフェスティバル

２０１１年１１月２３日（水）


ダンスサークルに行って、ホールに入ろうとしたら、中から出てきた女性に、
「ボランティアで、フラダンスの写真を撮るので、時間を少しいただけませんか？」と。
みなさんもまだ集まっていなかったので、
「いいんじゃないんですか」と、後１０分時間をお貸しすることになった。
ボランティアとフラダンスの写真がどう繋がるのか、いまひとつ分からなかった
けれど、ボランティアって言われると、「どうぞ」って言ってしまうよね。

１０分たって、みなさんとホールに入ると、若い女性がフラダンスを踊っていて、
その両脇、少し離れて、熟女っぽい方２人が普通の服で踊っていた。
カメラマンは、もちろん、中央の女性だけを狙っていた。
若い女性は、腕や胸が綺麗ね～って言い合ったけれど、後で聞いたら、
中学生ですって・・！
それにしても、何がボランティアだったのか、謎のままだった。

それより、今日は、市のダンスフェスティバル。だから、フラダンスもやっている
女性が３人もお休み。来た女性のうち２人は、途中で帰る・・と、女性が足りず、
忙しかった・・。両手に花とか喜ぶ暇も無し・・・。（＾＾；）

Ｋさんとウィステたちも後でダンスフェスティバル、見に行こうと言っていたのだ
けれど、Ｋさんはお姉さんたちが来るので、断念。帰りに寄って、柿をあげるからと
言われた・・。（＾＾）

午後から市の文化ホールに行くと、午前中に１９、午後に３６ものダンスの発表が
あるそうだ。プログラムを見ると、フラダンスサークルが多いなあ。
バレエも多く、可愛い女の子たち・・。（＾＾）
子供ではヒップホップ派もいる。
男性が踊るのは、社交ダンスだけ・・。
男性のフラダンスも、いいかもよ～・・。
腰ミノに松明のイメージがあって、勇壮で良いように思うわ～。

同じサークルの人たちが、フラダンスを踊っている～。（＾＾）
熟女の魅力が出ていますよ～。
社交ダンスは、フォーメイション（＝みんなで揃って踊ったり、中央に集まったり・・）
をするサークルと、トライアル（＝各自、自由に踊る）をするサークルがあった。
舞台の上で踊るには、ちゃんと揃ったフォーメイションのほうが綺麗だ。
でも、トライアルに出ている友人には、言えないなあ・・。（＾＾；）

すっかりフラダンスに魅せられ、帰りにＫさん宅に寄って、
「年をとって社交ダンスが出来なくなったら、フラダンスも良いかも～」
と、言ったら、社交ダンス派のＫさんに、
「社交ダンスは年をとっても出来るから、ずっと社交ダンスをするのよ～」
と、柿をくれながら言うので、ウィステは、貰いながら、
「うん・・」（＾＾）

そうそう、ホールには、ナフタリンの臭いがついたジャケットを着ていったんだ。
毎日、毎日、外に干して、ようやく臭いが（ほぼ）取れた。
ホールなんて密閉された危険な場所に着て行っても大丈夫か少し賭けだったけれど、
なんとか何事もなく過ぎて、ほっ・・。（＾＾）ｖ

愛と恋

２０１１年１１月２２日（火）


今日は、文芸誌の合評会。先生のご友人の東京の同人誌の会長さんＭ氏と、
東京からのお客さんＫ氏も来られるというので、先生が、駅前ホテルで
行うことに決めたんだ。
だから、いつもよりおしゃれしなくちゃと、臙脂のジャケットを着て行ったわ。
みなさんも、今日はしゃきっとして来たよ。（＾＾）

合評会でのＭ氏は、８０歳とは思えない鋭さと経験をみせて、
きびきびと講評をしてくださる。
ウィステの作品には、「バタバタ」といった擬音語が、小学生並みの表現だと、
ご注意あり。はい・・。（＾＾；）
仲間内だとなあなあになりがちな合評会、おかげ様で中味が濃く勉強になりました。

それから、下のレストランで会食。３つのテーブルに別れ、ウィステたち女性組は
楽しくおしゃべり。隣の先生とＭ氏のテーブルでは、文ガク系のお話が聞こえてくる。
途中で、先生と席を代わらされ、しぶしぶそちらに。先生からウィステに
メンバー一人が代わっただけで、話題はあっという間に、亡くなった奥様の
話になったよ。（＾＾）

今年亡くなった奥様は、商売人の娘さんだったそうで、同人誌を発行している
Ｍ氏（←本業は学校の先生だった・・）に、
「同人が増えるほど、一人当り○○円の赤字になる。パパは不思議なことをしているのね」
と、おっしゃって、Ｍ氏は、
「若い人を発掘したり、大事なことをしているから、いいんだよ」
と、話されていたそう。
現在は、会員は全国に６００人ほどで、２０年以上やっていて、去年から、ようやく、
年間３万円の黒字になったそうです・・・！！

その奥様は、晩年認知症になり、それでも同人誌の発送のお手伝いをしようと、
本の入っていない封筒にせっせと糊付けしてしまったりしたそうです・・。

最後に亡くなるときには、
「パパ、ありがとう」と、おっしゃって逝ったと・・・。

そして、Ｍ氏は、
「僕は、この年になって、愛と恋の違いが分かったよ」と。
愛は、亡くなった後も、募っていくものだそうです。・・・奥様のことね。
恋は、時とともに、す～っと薄れていくもので、もう何とも思わないと。
・・・若い頃の恋人のこと・・。
つい先日も、若い頃の熱い恋について書かれていたなあ・・。
奥様への鎮魂の作品も・・。
なんか、情が濃いのかなあ・・。
愛とか恋とか、もうウィステとは別ジャンルって日々ですので、圧倒されて、
ただただ聞いていました。

最後にクリスマスツリーの前で、みんなで記念写真をパチリ。
前回、集合写真を添付ファイルでみなさんに送ったら、開くのに苦労したとの
お言葉があったので、明日、写真屋さんに行って、プリントしてもらってから
みなさんに差し上げようっと。（＾＾）

家に帰って、あ、あ～、疲れた～。
しかも、バイキングで太った～。
バイキングって、本性が出て、がつがつ取って、がつがつ食べちゃう・・。
そして、いつも後になって反省・・・。（＾＾；）

カセットガスストーブ

２０１１年１１月２１日（月）


今年の冬の停電は大丈夫だろうか・・？
居間はガス暖房で、コンセントを使うから、計画停電とか、大停電とかになったら、
暖房がアウトなんだ。
石油ストーブは、ここに越してきてから使ってないから、やはり、ガス・・。
そこで、電池で点火するガスストーブか、それとも、カセットガスボンベを
使うガスストーブか、迷ったんだ。

迷ったときは、ムスメと、昨夜、ムスメに電話してみたら、そっちは大変
だったそうだ。先週の初めにゆ～ちゃんが、保育園から風邪を貰ってきた。
腹痛と発熱で、離乳食も食べずに、おっぱいのみになったそう。
そこに、金曜日、ムスメがうつって発熱、腹痛。
それでも、夜中にゆ～ちゃんのおむつ替えに起きて、下の部屋に降りてきたら、
・・・トイレでムコ君が動けなくなっていたそうだ！
ムコ君に風邪が一番ひどく出たみたいで、体温も下がって、体が動かないので、
救急車！と、言われ、１１９番。
夜中にゆ～ちゃんを連れて、ムコ君に付き添って救急車で病院へ行ったのだ
そうだ・・・。幸い、ムコ君も落ち着いてきて、無事帰宅出来た、と。
いやはや、熱もでている最中で、大変だったねと言ったら、ムスメは、
「私の熱は、さっと下がっちゃったわよ」と。
気合だねえ・・。ムスメがしっかりしなくちゃならなかったものね。
「あなたも、肝っ玉かあさんになったねえ」と、言うと、
「肝っ玉かあさんにならないとしょうがないよ・・」と。
うん、うん、偉い、偉い・・・。（＾＾）

そんなところに、こんな相談で悪いけれどと、相談したら、
「非常用なら、カセットガスストーブがいいんじゃない？」と。
そうだね、寝る前には、寝室へも持っていけるしね。
ムスメのお墨付きを貰い、ウィステも安心・・。

そこで、今日の午前中、駅前のＫ電器に行ってきた。
すると、そこで、ダンス仲間のＳさんにばったり。
「何を買いに来たの～」と聞かれた。
「大停電になったら困るので、ガスストーブを買いに来たんだ～」と、白状・・。
これで、サークル中に、ウィステが、カセットガスストーブを買うことが流れるな。
かくも、地元での秘密行動は難しい。ま、いいけれど・・。

ところが、カセットガスストーブは、現品限りだったんだ。
ということは、みなさん、買っているんだな・・。
店員さんは、
「これで良いなら・・」と。
「値引きしますから」という言葉が無いのは、売れ行きが良くて強気なのかなあ。
ウィステが、「う～～ん」と、「値引き」の言葉を待っていたら、
「取り寄せますか・・？」
・・・うん、そうして下さい。
というわけで、来週、カセットガスストーブが来ることになった。
でも、この投資が大活躍、大正解ってなりませんように・・。

そうそう、今のところのウィステ家の大停電対策、もう一つは、湯たんぽ。
こっちは、もう大活躍～♪（＾＾）