ほんわか亭日記

ダンスとエッセイが好きな主婦のおしゃべり横町です♪

チチのはとこのおじいさん

2012-06-19 | 日記
2012年6月19日(火)

台風が来るという。今のうちにと、庭のあじさいの花を少し切って、ダンナの仏壇に活けた。
ひとつ、茎が折れてしまったので、ぽってりした形の一輪挿しに挿して、
チチの仏壇に飾ったわ。

午後、ポストに分厚い封筒が入っていた。差出人は、チチのはとこのおじいさん。
ウィステは、40年くらい前に法事で会った青年時代の面影しかない。
今、多分、70代後半~80歳くらいの方だと思う。
律儀にチチに年賀状を下さって、今年ハハのところにも年賀状を下さっている。
ハハの代わりにお返事を書いたのでこちらの住所をご存知なんだろうけれど、
いったい何だろう・・?

封筒には、長い長い手紙。20年ほど前に脳卒中で倒れてから、重度身障者に
なられたそう。年賀状は、ご夫婦の連名だから、ご家族はいらっしゃるようだ
というくらいしか近況は分からないので、びっくりした。

それから、チチは本家筋で、おじいさんは分家筋だそうで、おじいさんは、
明治くらいからのウィステ実家の様々な人の思い出を書いてきていた。
ウィステのソフの従兄弟になるおじいさんたちのことは、ウィステも少し
覚えているけれど、・・・。
亡くなった懐かしい方たちのことを思い出し、書き止めたくなったのかな、
おじいさんは・・。

長い手紙の最後に、おじいさんは、
「今は僕は障がいのある子供ですから、家ではみんなに、ぼくちゃんと呼ばれて
可愛がられています。・・・お小遣いも年に数回いただいています。
リハビリの先生のいるデイケアに週3回通うのが楽しいです」
と、書いていて、障がいが残ったけれど、家庭でもデイケアでも、居場所がある様子、
家族や仲間に囲まれている様子なのに、ウィステはほっとした。(^^)
また何か思い出したら、お便りを下さるそうです。

封筒には、デイケアで描いたらしい、郵便貨物を仕分けしている駅員さんたちの
塗り絵も入っていた。いろんな荷物が丁寧にカラフルな色で塗ってある。
だから、ウィステは、ハハのところに持って行った。
ハハは、おじいさんの名前に、「聞いたことあるねえ」という反応。
塗り絵に、「綺麗ね・・」と、言ってくれたので、ハハの枕元の台の上に飾って
きた。また、見てくれると良いなあ・・。

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