高齢者の事故

２０１６年４月１９日（火）

昨日、友人から電話があって、共通の友人のＩさんが、自動車事故を起こしたと・・！
Ｉさん、８０代の女性で、でも、独り暮らしで、不便なところに住んでいるから、車が必須と・・。
事故は、「横から突然、車が飛び出してきた」と言っているそう。
ハンドルから衝突防止のバッグが開いて、それで胸を打ったそうだけれど、
病院でも、入院の必要なしと、飲み薬と貼り薬を貰って、家に戻ってきたそうで、
大きな怪我ではなく、ほっとする。
ただ、病院で、「命があって、良かった」と、言われるほどだったそう。
もう、車は危ないよ。以前の車も、事故でダメにしたし、何度も、
怪我するほどでは無い事故を起こしているんだ。

今朝、その友人から再度電話があって、事故の原因は、Ｉさんの信号無視だったそう。
後ろの車の人が、「あなたが、赤信号で交差点に突っ込んだ」と、指摘し、
警察にも、そう証言したんですって・・！
完全に、信号を見落とししていたんだ。
別居の息子さんもいらしたので、良い機会だからと、友人がＩさんに、
「もう、車はダメ！他人さまを巻き込む前に、運転を止めなさい！」
と、言ったら、息子さんに、
「頑固で、言う事を聞かない人なので」
と、言ったことを感謝されたそう。今回の車も、廃車になるので、
「もう、車買ったら、ダメだよ！」
と、念を押したそう。
それでも、「どうしても、自分が信号無視したなんて、信じられないから、
現場の交差点を見せに連れて行って。信号、あったかしら？」
と、言うＩさんと息子さんを現場に連れて行ったら、やはり、信号は、あったそうで、
ようやく、Ｉさんは、自分のミスを認め、運転を止めるよう考えるそう。

Ｉさん、車の無い生活に入るのは不安だろうけれど、無くせば、それなりの生活を
始められるし、ヘルパーさん、宅配弁当、デイケアのサポートを使っていかなくちゃならない
時が来たんだろう。
ウィステは、自分の「その時」を意識して、他人事でなく聞いています。
ウィステは、ただ心配していただけだったけれど、友人の頼りがいと行動力に、感服しました。
やっぱり、支えてくれる人のネットワークだねえ・・。