知識ゼロから学ぶ ソフトウェアテスト高橋 寿一翔泳社このアイテムの詳細を見る |
最近、この本を読んでみて、テスト入門書としては非常にわかりやすいと思います。
ソフトウェアテストの書籍というのは非常に少ないうえに、難しいことが色々と書かれていて、初心者にはとっつきにくいものとなっております。
この本は著者の経験談を基に記述されているので、非常に現場の人にはいい本であると思います。
特に参考になった部分が、ホワイトボックステストの部分です。著書の中にはする必要が無い場合もあると書かれていて、確かにそのとおりであると思いました。
なぜなら、ホワイトボックスは、ブラックボックスでテストケースを抽出した後に、足りない部分をソースコードで補うのが基本であると思います。確かソフトウェアテストの技法でも記述されていたと思います。
このような切り口で書かれている本は私としては、割りと好きな部類に入る本です。
マイクロソフトでは、ドキュメントなしに開発を進めるといったことも書かれていて、不要なドキュメントを作成しないという点では、賛成です。誰かの役に立つとか・後々わかりづらい部分などをドキュメントにするといった点では意味があります。
そのほうが効率がいいし、コミニケーションをマイクロソフトでは大事にしていているのかなと思いました。