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野生生物を調査研究する会活動記録

特定非営利活動法人 野生生物を調査研究する会の会員による活動記録です。

2005年1月23日 昆陽池での観察会

2018-12-15 | 野生生物を調査研究する会歴史
2005年1月23日 昆陽池での観察会
奈良時代の僧行基が造築したと伝えられる昆陽池。
天神川の氾濫原と陥没した地形をうまく利用して池がつくられた。
上池・下池の二つあったが、現在では下池は埋め立てられて、一つがのこっている。
水鳥の渡来地として有名。
初心者の観察会には適した場所として、皆さんと観察会をはじめました。
オナガガモ
人をあまり恐れないので、近くで観察できる水鳥。
オスは尾羽の中央羽2枚が長く、白い胸から首の側面に白線が食い込んでいるのが特徴。
ユーラシア大陸、北アメリカ大陸の北部ツンドラ地帯で繁殖し、冬に日本にわたってくる冬鳥。
ユリカモメ
河川や湖沼など、最も内陸まで飛来するカモメ。冬に渡来する。昆陽池だけでなく、猪名川、武庫川の下流部でふつうにみられます。
伊勢物語の「都鳥」はユリカモメらしい。「白き鳥の嘴と脚と赤き、しぎの大きさなる、水の上に遊びつつ魚を食ふ。」
の文から、ユリカモメの生態とあうから。
キンクロハジロ
オスの特徴から名前がついた。虹彩が黄色をしていることから「キン」、全身が黒く「クロ」、翼の白いまだら模様(斑紋)で「ハ(ネ)シロ」、「キンクロハジロ(金黒羽白)」と名前がついた。
キンクロハジロは潜水型のカモで、水に潜って餌をとる。
カワウ
昆陽池では増えすぎてカワウ個体数管理への取り組みがおこなわれた。
一時は絶滅危惧になったが、1980年代になって琵琶湖で繁殖するようになると、数が増え始めた。
繁殖した場所では、急速に樹を枯らすので、駆除や追い出しが行われることになった。
伊丹市の昆虫館は野鳥の観察の後、よってみました。冬でもチョウがみられます。

2018年3月11日(日) ザゼンソウ観察会

2018-12-13 | 野生生物を調査研究する会歴史
2018年度最後の観察会 希望者蚤の観察会
国内自生地の南限といわれるザセンソウを見に行きました

2018年3月11日(日) ザゼンソウ観察会
今津のザゼンソウの群生地は滋賀県高島市今津町弘川にあります。JR近江今津駅10時集合。
ざぜん草の里行きのバスがあるのですが、その時刻を考えないで集合時間を決めてしまい、次のバスは10時50分と言うことで、歩いてざぜん草の里に行くことになりました。
途中滋賀県の指定自然記念物、行過天満宮(ゆきすぎてんまぐう)のスダジイを観察。この木は周囲約6.5m、樹齢200年以上だそうです。
約30分歩いてざせん草の里に到着。
今年は寒さも厳しかったので雪があるのではと思いましたが、雪は全く無く沢山のザゼンソウが顔をのぞかせていました。
雪のなかでザゼンソウの花の周辺だけ黒い土が見える写真をよく見かけますが、ザセンソウは花が発熱し20℃ぐらいを保っているんだそうです。だから花の回りだけ雪が溶けるんですね。
観察コースを歩きザゼンソウを堪能!ざぜん草の里休憩所に向かいました。ここはザゼンソウの保全活動に使われています。
休憩所で、ザゼンソウの一年、保全の様子等画像を観ながら説明を聞きました。
「ザセンソウは発熱して雪をとかします。花に見える茶色の部分は仏炎苞(ぶつえんほう)といい葉の変化したもの。
黄色い部分は肉穂花序と呼ばれ、たくさんの花の集まりになっています。・・・」楽しい話と保全の苦労をお聞きした
花が咲いている時期にこの黄色の部分が発熱しているそうです。
その後はここの有志の方が作られている、「炊き込みご飯、お味噌汁、小鉢」の定食をみんな揃っていただきました。
その後、往路とは違った復路で、皆さん琵琶湖の産物を売っているお店をのぞきながら近江今津の駅まで歩きました。左の写真は高島市(旧今津町)のマンホールのフタです。
今日見た「ザゼンソウ」と町の鳥「ヒバリ」が描かれています。

2017年11月 岩瀧寺の紅葉

2018-12-05 | 野生生物を調査研究する会歴史
2017年11月22日(日) 岩瀧寺の紅葉
今日は丹波にある尼寺「岩瀧寺」で観察会。
岩瀧寺は兵庫県丹波市の山間にある小さな尼寺です。
洞窟に囲まれた本尊や瀧のある渓谷など、境内は自然が多く残っている。
独鈷の滝は、谷川が断層崖にかかって生じたもので高さ約18m
現在、境内、岩瀧寺前谷川及び独鈷の滝は、平成26年8月16〜17日未明の集中豪雨により未曾有の災害に見舞われ、一日も早い復旧・復興に努めていますが、寺の周辺には復旧整備されていないところも多くありますことをご了承下さい。

このお寺は平成26年の集中豪雨で本堂横まで土石流が流れ込み、現在も復旧工事が続いていますが、不二の滝まではう回路を通って行けるようになりました。
10時に石生駅に集合。ここには以前訪れた、本州で一番低いところにある谷中分水界があります。
車で10ほどで岩瀧寺に到着。お寺に行く途中にシダやコケ類がたくさん見かけられました。植物の説明を受けながら山門へ。山門は上に鐘撞堂のある鐘楼門になっています。
本堂は茅葺きです。ご本尊様はここにはいらっしゃいません。ここには観音菩薩像、愛染明王が祀られています。四国八十八寺本尊仏の横を通り過ぎて・・・
独鈷の滝を通り少し上がると、ご本尊様が祀られている拝殿があります。切り立った崖にある洞窟の奥に弘法大師が掘ったとされる石の不動明王が祀られています。右は独鈷の滝。
ここからさらに臨時登山道を通り、不二の滝を通り過ぎ、堰堤工事を行っている場所に到着。大木が引きちぎられ積み重なってすごい迫力。そして「一人ずつ渡ってください」言われた細い板の橋が、歩くとたわむ~~~。
階段を登ると土のうの山。香良谷川の砂防堰堤工事の現場です。重機などはヘリコプターで運び、軽い資材や人などは仮設のモノレールで運んでいるそうです。
この山は砂岩と泥岩が互い違いに積み重なっているそうです。地質が専門のK先生が砂岩と泥岩の見本を手に違いいを説明してくださいました。右手が砂岩、文字通りザラザラした感じ、左手の石が泥岩です。
泥岩の層状チャート、真ん中あたりが少し盛り上がっているのは左右からの圧力でたわんだところだそうです。プランクトンの化石を見せて頂いたり、層状チャートの一筋ができるのに1万年かかることや、ラジウム温泉はどうしてできたかなど地質に関する面白いお話をたくさん伺うことができました。
観察した植物など
冬イチゴの実
フユザクラ
白いワビスケ
ベニマンサク
ヒトツバ
サンショウソウ
ミズゴケ
ホソバノキシノブ
オキナゴケ
ヤマホロシ
シシラン
シシランの葉の裏の胞子嚢
スギの木の年輪を数えているところです。日がよく当たった時期や気候が温暖だった年は生育が早く、年輪の幅が広くなり、反対に厳しい気候の年は狭くなります。この木は約150年ほどたった木だったそうです。

2006年里山保全作業と春の七草摘み

2018-12-02 | 野生生物を調査研究する会歴史
2006年1月22日 里山保全作業と春の七草摘み

里山に集合。さっそく七草摘みの開始。もともと旧暦で行われていたので本来は2月になってからの行事。この時期はまだ少し寒いので七草を見つけるのはなかなか難しいのです。みんな目をこらして地面を見つめて探し七草のうちスズナ(カブ)、スズシロ(ダイコン)の除く5種類をすべて見つけました!
ゴギョウはなかなか見つからずあきらめて、4種類の解説を始めようとしていたところに「先生、ありました!」の声。あきらめきれず探していた人があぜ道で見つけてくれました。写真、左上からセリ、ホトケノザ、ゴギョウ、ナズナ、左下がハコベラです。ちょっと写真が見にくくてすみません。
七草摘みの後はお決まりの下草刈りの作業です。
梅の木の周りは見事にササが生い茂っていました。腰の高さまであるササの中に分け入って作業開始。皆さん、だんだん無口になっていきました。。寒いので厚着で、という言葉を信じてたくさん着込んできたのですが、一人、また一人と木の枝に上着を掛ける人が・・・。
木の枝に巻きついたツルや、枯れてしまった枝も取り払います。クリやカキの木はまだ大きくなっていないのでササに埋もれてしまい、気をつけないと一緒に刈り取ってしまいそうでした。
お昼前にはこんなにすっきりとしました。笹に隠れていたお茶の木が出現。春の作業のときははこのお茶を摘んで新茶を味わいました。
作業が一段落したのでランチタイム。お鍋係りの人が先に煮始めてくれていました。みな遠巻きにして待ち遠しげ。さっき採った七草ももちろん入れました。赤い色をしたナズナは鍋に入れるとパアッと緑色に。この緑を見ると早春に芽吹く七草から生命力をもらえるような気がしますね。
「ちょっと多い?」「いえ~、もっとたくさ~ん!」
ほんとにこのお鍋はおいしいんです。今回は人数が多かったので大鍋を二つ用意しました。
ちょっと遠くから写してみました。この池の向こう、皆さんが集まっている場所がお鍋の場所、いえ、里山活動の拠点です。今日ササを刈ったのはのはこの場所よりもう少し奥になります。
(ナチュラリストクラブHPより)

2010年1月17日(日) 水道記念館

2018-11-29 | 野生生物を調査研究する会歴史
2010年1月17日(日) 水道記念館見学と淀川で野鳥観察
今回は大阪市東淀川区にある「水道記念館」で淀川・琵琶湖水系の自然と生息する魚についてお話を伺いました。「水道記念館」は1914年(大正3年から1986年(昭和61年)までポンプ場として使われた「旧第1配水ポンプ場」の建物を保存活用して1995年(平成7年)に開館、レンガ造りの美しい建物です。今は改修中なのかぐるっと足場が張り渡されていました。入館料は無料。
この日は館内に新春お茶席が設けられていました。館内を見る前にまず一服。大阪市の水道水で点てられたお抹茶とミニドラ焼きが無料でいただけます。(1月31日まで・休館日は除く)
ケーブルTVの方が撮影来られていました。ナチュラリストの姿がテレビの電波に乗るかな?
 
講師は谷本先生。先生は「野生生物を調査研究する会」のスタッフとして生きている川シリーズの出版に携わっておられます。今日は主に琵琶湖と淀川に棲む魚類を中心にお話を伺いました。まずは図書室にて脊椎動物の分類、、動物がいかにして骨格を持つように進化してきたか、魚類は「円口類・軟骨魚類・硬骨魚類」に分けられること、またそれぞれの代表的な魚や特徴などのお話を伺いました。
 
説明を聞いた後館内を巡りました。水槽には琵琶湖・淀川水系に棲む希少種の魚が飼育されています。右下は国の天然記念物に指定されている「イタセンパラ」。また「わんど」の様子も観察できます。(わんど:川の本流とつながっているけれど、構造物などで区切られていて池のようになっている地形のこと)
琵琶湖の模型もありました。16分に一度上から雨が降って琵琶湖にたまり、下流の河川に流れていくようすが再現されます。洗堰などの動きなども模型で確認できます。
館内にはほかに私たちの生活に無くてはならない「水」に関する展示コーナーもあります。
 
正門を出て、すぐ前の道路を渡るともう淀川。
ここでは干潟の再生実験が行われています。春に海老江の干潟に水鳥を観察に行きました。この柴島の干潟のほうが少し鳥の数が少ないように思いました。時間にもよるのでしょうが。
 
河川敷では淀川区の凧揚げ大会が開かれていました。小学生が手作りのタコを揚げていました。写真では小さくて見づらいですが、色とりどりのタコがsら高く舞ってとてもきれいでした。
(ナチュラリストクラブHPより)
※水道記念館 現在平成29年10月に学習施設リニューアル
開館日・開館時間>土曜日、日曜日、祝日(ただし、12月~2月の冬期を除く。)

2008年 シダ観察と有馬温泉

2018-11-25 | 野生生物を調査研究する会歴史
枯れないシダの観察会
 
2008年1月20日 シダ観察と有馬温泉
今回はシダの観察に変更。10時、電鉄有馬口駅に集合しました。
シダの観察に役立つ本を紹介していただきました。
「写真で分かるシダ図鑑」池畑怜伸 著/トンボ出版
写真が豊富で丁寧な解説が分かりやすいとのことです。
駅から少し歩いたところで面白い木を発見。ヤナギの木ですが途中からネズミモチとヤドリギが生えていました。柳の木は冬は葉を落とすので寄生植物が見やすくなってますね。
トクサの胞子葉群です。トクサの葉は退化して白い痕跡が残っているだけ。細長い緑色のものは茎です。人間の背丈ぐらいの高さに育ちます。これもシダの仲間で、大きさはまったく違いますがスギナの仲間です。そういえばツクシの頭にそっくりですね。
見事な?ヤドリギ。元の木はコナラです。今日は道路沿いを歩いての観察でしたがたくさんのシダを見かけました。
<観察したシダ>
イノモトソウ、トラノオシダ、ノキシノブ、トクサ、ウラジロ、ミツボシウラデ、マメヅタ、オオバノイノモトソウ、フモトシダ、シシガシラ、ベニシダ、ジュウモンジシダ
今日の観察は午前中で終了。有馬温泉に付く頃には雪が本降りになってきました。それぞれ、金泉、銀泉と好みのお湯につかって冷えた体を温めました。
有馬温泉から宝塚に下る道路です。雪が降り積もっていました。でも下ではきっと雨なのでしょうね。(ナチュラリストクラブhp)

2007年 里山保全作業とリース作り

2018-11-23 | 野生生物を調査研究する会歴史
12月の里山活動は 観察会やクラフトづくり
鍋を提供するのは毎年の恒例になっています。
ことしも 来週から12月。2日の日曜日の里山活動 気になる方はナチュラリストクラブHPに連絡を
どなたも参加歓迎します
 
2007年12月9日(日) 里山保全作業とリース作り
10時公民館前に集合。まずは材料になるつるを集めに行きます。フジ、アケビ、フジ、ヤマブドウなどつる性のものなら何でも編めますがアケビのツルが柔らかくて折れにくいそうです。
ナタやはさみでめぼしいつるを切って行きます。何度もリース作りをしているので、道に面した木に絡まっているつるはほとんど取られてしまっていて、結構雑木林の奥まで入って探しました。
つるを集めた後は一休み。恒例の鍋の時間です。左端で鍋奉行が味付けをしています。楽しみ~!!
お鍋のふたをまな板にして切っているのはユズ。山頂に植えつけてユズ、スダイダイのうち、ユズの木にそれぞれ一個ずつ実がなりました。それを収穫してきて今日はお鍋の香り付けに!スダイダイも実が付いていたのですが途中で落ちてしまいました。
お腹がいっぱいになったら今日のメインイベント、リース作り。といってもリースは何度も作っているので、リースよりも難しいかごに挑戦する人がほとんど。思い思いの形のかごを編んでいました。
リースは、葉が付いた細いアケビのツルをより合わせて編んで、あっという間に2個も仕上がりました。
リースのところどころからアケビの葉が顔をのぞかせていて素敵なアクセントになりました。
山頂付近の写真です。第一日曜日に、枯れた木をチェーンソーで切って片付けたのでとてもすっきりしました。
笹が茂っているのは観察用に残しておいた地域。放って置くとこのくらいの高さまでササが茂っていたのですね。
(ナチュラリストクラブHPより)

2004年里山保全活動

2018-11-13 | 野生生物を調査研究する会歴史
2004年里山保全作業と茶摘み
作業は観察会とのこらぼ、全くの奉仕だけでは、魅力がないと鍋をしたり、茶摘みをしたりと皆さんに楽しみながらの
作業を計画。今日に至っています
2018年12月の里山も鍋を予定しています
希望者はナチュラリストクラブHPに連絡お願いします
2004年5月8日(日) 里山保全作業と茶摘み
JR新三田駅に集合後、車に分乗して里山に。里地では田植えの準備に忙しそうでした。
早速作業に。まずは梅の木の下草刈り。
お昼は恒例のなべ。それに、掘り出したばかりのタケノコを焼いて食べました。季節感と野趣あふれるお昼ですねぇ。
お次は乙女たちが集まっては茶摘み。
お茶の葉は新芽の部分を上から三葉ほど摘み取ります。
空っぽになったなべを洗い、お茶の葉を入れます。しばらくから煎りしてお水を注ぎ煮立てるとお茶の出来上がり。
いったん蒸してから煎ると味に深みが出るんだそうです。残念ながらここでは煎るだけでしたが、ほんのり新茶の香りがしました。

2005年 有馬富士公園で野鳥の観察

2018-11-10 | 野生生物を調査研究する会歴史
有馬富士公園は、都市公園法に基づき2001年に設置された広域都市公園
三田市の有馬富士自然学習センターは、開設当初、行政組織としてサービスの提供が困難な、魚類の展示に係わる資料収集、飼育管理については当会NPO法人野生生物を調査研究する会に委託していただいた。
また里山の素材を活用した木工教室および展示物の企画開発については里山遊び研究会の市民組織に委託して実施した。
平成16年度から行政主導型の施設運営から、利用者が主体的に運営する市民主導型の施設運営(開館から閉館までの業務全てを市民運営グループに委託する)に転換している。
さらに、平成19年4月より特定非営利活動法人キッピーフレンズを指定管理者として運営している。
開園間もないころの観察会
2005年12月11日 有馬富士公園で野鳥の観察
兵庫県立有馬富士公園は三田市にある公園です。動植物の観察できる生態園、豊かな自然の中で遊ぶ ことのできる「遊びの王国」、人間と自然のかかわりを楽しく学習できる「三田市立有馬富士自然学習センター」 などがあります。ここでの催しなどは「ありまふじ公園情報」に、より詳しく載っています.
公園の名前の由来の有馬富士。標高374m。手前にちらりと見えているのは福島大池です。今回は福島大池・野鳥の広場・鳥の道で野鳥を観察しました。有馬富士は登山道より頂上まで約20分で登れるので一度挑戦してみてください。池の向こうには棚田が見えています。
木の葉広場のオブジェ。アクリル板に木の葉がはさみこまれています。広場横を通り、福島大池へ。この池にはカモがたくさん飛んできます。今日は残念ながらカモの姿は少なめでした。
池の向こうにあるかやぶき民家。かまどや囲炉裏のある民家が再現されています。
ここは園内の野鳥観察シェルター。鳴き声の聞こえてくる方向や動きから野鳥のいるところを見つけ、まずは双眼鏡で場所を確認。テラスの上から川村先生があちこちで望遠鏡を覗き込んで鳥の姿をさがしましたが・・・今日は野鳥の数がとても少なくほとんど観察できずに残念。
双眼鏡で位置が確認できたらこの大きなフィールドスコープで鳥を観察します。すぐそこで見ているように細かいところまでくっきりと見ることができますが、倍率が高い分、視野内に入れるのが難しいとのこと。

2007年子どもナチュラリストクラブ

2018-11-08 | 野生生物を調査研究する会歴史
2005年に子どもナチュラリストクラブを宝塚市の西谷地区でたちあげました
西谷地区の街づくり協議会と当会の後援で活動を開始しました
残念ながら現在は活動をしていませんが、 2007年の活動を当時のホームページから報告します

子どもナチュラリストクラブ
宝塚市は市の面積のおよそ3分の2を北部の山間部が占めています。この地域は西谷地区と呼ばれ、自然が豊かな里山林がたくさん残っている所です。この自然豊かな地域を宝塚市民として子供の時から接して、自然の素晴らしさや大切さを体験してほしいという人々の願いからこの会は生まれました。
本会は非営利の会で、2005年度から活動を始めました。
●会の運営:ボランティアスタッフが会の運営を行っています。
●参加資格:小学生(宝塚市以外の方も参加できます)、活動では親子参加が原則です。
●活動日:毎月第一土曜日を基本に行っています。(毎年5月から12月ぐらいまでの年6回ぐらい)
●活動場所:宝塚市西谷地区内の野外フィールドを中心に活動しています。
2007年度の活動
第1回
 5月19日(土)
 
活動場所:
 宝塚市立少年自然の家 
今年最初の発会式です。自己紹介のあと、少年自然の家の周りを散策して春の植物の観察を行いました。自然の家の中にある松尾湿原の見学もしました。 
第2回
 6月2日(土)
 
活動場所:
 丸山湿原 
兵庫県で一番大きな丸山湿原の観察と周辺の山の散策をしました。ササ刈りの体験活動も行いました。 
第3回
 8月4日(土)
 
活動場所
 武田尾僧川 
西谷で一番きれいな川の僧川で、恒例の水辺の生き物の観察会をしました。泳いでいる子もいましたね。とにかく楽しかった。!! 
第4回
 9月1日(土)
 
活動場所:
 西谷夢プラザ 
西谷の夏野菜を使った子どもの料理教室を行いました。夢プラザの調理室は最新の新しい機器が揃っています。 
第5回
 11月17日(土)
 
活動場所:
 県立コウノトリノ郷公園 
西谷から離れて、バスツアーを企画しました。コウノトリノ郷公園では雨でしたが、たくさんの放鳥したコウノトリを真近かに見ることができました。 
第6回
 12月1日(土)
 
活動場所:
 武田尾廃線跡・桜の園 
紅葉を散策しにJR武田尾駅から廃線跡を歩いて、「桜の園」のの紅葉を楽しみました。見事な紅葉にみんなびっくりでした。 
第7回
 2月2日(土)
活動場所:
 西谷夢プラザ 谷環境サミットへ参加

子どもたちが地域の自然を知るための活動でした。
こんな活動にも当会が協力しいたという記録に残したい活動です。