西沢利明の俳優ノート

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茨木のり子さん

2009-07-30 12:44:05 | Weblog
二十歳の時に、終戦を迎えた、茨木のり子さんは、こんな詩を残している。

『わたしが1番きれいだったとき
わたしはとてもふしあわせ
わたしはとてもとんちんかん
わたしはめっほうさびしかった
だから決めた できれば長生きすることに
年とってから凄く美しい絵を描いた
フランスのルオー爺さんのように』。

「日本女流詩集・翼あるうた」を開いていて、目にとまった…。

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1 コメント

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Unknown (武蔵野のバーサ)
2009-07-30 13:42:42
茨木のり子さんの世代の女性は、橋田 壽賀子、石井ふく子、暮しの手帖社の大橋鎮子など、戦後のキャリアウーマンの草分けになられた方が多いですね。
まさに長生きして、よい仕事をされています。
この詩は、大橋さん著「すてきなあなたに」のエッセイから知った私です。
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