本が届いた！

Internetの“楽天ブックス”で注文した 『高瀬舟』(森鴎外)が今日、手元に！

明日から台本作りだ……！

公演の日取りも決めよう！

舞台美術に、船の舳先の提灯を……と考えている！

……象徴的に！

京都から大阪へ罪人を乗せて、夜、高瀬川を行く“高瀬舟”には、舳先に提灯の灯があるはずだ！

うす暗い川面を、うっすらと照らす、一つの灯火が……！

曳舟の上で、島送りの罪人と、人情味ある同心の交わす、さり気ないやりとりに、哀愁が漂う……！

やってみよう！

「森の生活！」

写真は、新聞の広告欄にあった絵……。

子供の頃、こんな絵を、何度も描いた気がする……！

「森の生活」という名著(19世紀の作家ソロー)があるそうだ！

今朝の“天声人語”で知った！

「われわれの目をくらます光は、われわれにとっては暗闇……」！

コラムは、こう結んでいる……

「原発がともす繁栄の光は、私たちにとって何なのだろうか」と。

『知足』(ちそく)という言葉があります。

“おのれの分際に安んじて満足する。むさぼらない。”……という意味
と知った！

『高瀬舟』の一つの主題は、『知足』です！

人は人の分際をわきまえているだろうか？

森鴎外の思いが、僕にはずしりと応えます……。

『高瀬舟』の上演台本のことを思っているのですが……？！