映画に 乾杯! / 知の彷徨者(さまよいびと)

名作映画に描かれている人物、物語、事件、時代背景などについて思いをめぐらせ、社会史的な視点で考察します。

戦艦ビスマルクの最期

2008-02-24 15:35:34 | 戦争史(軍事史)
 列強諸国家による兵器開発競争の果てに始まった第2次世界戦争では、「局部的合理性」を追求するあまり、戦略的かつ戦術的に見て「とんでもない」兵器がいくつも登場した。ドイツ帝国海軍の戦艦ビスマルクもその1つ。この映画は、ブリテン海軍の立場から、対戦艦ビスマルク作戦を描いた作品。戦役投入後の最初の作戦であえなく海の藻屑となった、この戦艦の数奇にして皮肉な運命を追いかける。 . . . 本文を読む