引退会見で笑顔を見せる宮崎駿監督。左は鈴木敏夫プロデューサー(6日午後、東京都武蔵野市で)=米山要撮影
宮崎駿監督、長編映画から引退
引退が明らかになったアニメーション映画監督の宮崎駿さん(72)が6日、都内のホテルで記者会見を開き、「僕の長編アニメーションの時代ははっきりと終わった」と、映画制作の第一線から退くことを表明した。
宮崎監督は過去にも引退を示唆したことがあったが、この日は「公式引退の辞」という文書を配布した上で、「今回は本気です」と強調。「(最新作の)『風立ちぬ』は5年かかった。次回作を考えると、この年齢では5年では済まない」と、体力の衰えを理由に挙げた。当面は館主を務める東京・三鷹市の「三鷹の森ジブリ美術館」の展示整備に力を入れたい意向を示した。
(2013年9月6日19時44分
読売新聞)
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