フランス競馬の世界最高峰レース、凱旋門賞（１０月６日）の前哨戦が１５日、ロンシャン競馬場で行われ、フォワ賞（２４００メートル芝、ＧＩＩ）で、スミヨン騎乗の中央競馬三冠馬でＧＩ５勝のオルフェーヴル（５歳牡馬、池江泰寿厩舎）、ニエル賞（２４００メートル芝、ＧＩＩ）で武豊騎乗の今年の日本ダービー馬キズナ（３歳牡馬、佐々木晶三厩舎）がそれぞれ勝ち、ともに凱旋門賞の有力候補に浮上した。
オルフェーヴルは３番手につけて、最後の直線で楽々と抜け出し、昨年に続く２連覇を遂げた。
後方から２番手を進んだキズナは、最後の直線で外から末脚を伸ばし、追い込んできた英国ダービー馬ルーラーオブザワールド（アイルランド）にわずかな差で先着した。
キズナは海外レース初挑戦で重賞を制覇した。
（共同）
■武豊騎手の話「初めてのコースだったが、うまく走ってくれた。
（ゴールの瞬間は）勝ったと思った。
（凱旋門賞に向けて）さらに楽しみになった。
期待していいと思う」
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