少々,ニュースとしては古いが,Acrobat Reader がバージョンアップし,7.0.0 となった.現在は,AdobeのUSAのサイトから日本語版をダウンロード可能.ただし今のところ,Adobe の日本のサイトからはバージョン 6.0.1 しかダウンロードできず,またAcrobat Reader6の機能である,更新機能を使用しても,バージョン7に更新することは現在は出来ない(補足:2005年1月13日に確認したところ,上記の日本のサイトからダウンロードが可能になったようです).
さらにこのバージョン7から,動作環境要件が変更となり,Windows2000/WindowsXPが必須となった.これは,ファイル名 AcroRd32.exe から判断すると,16ビットアプリから32ビットアプリに仕様変更となったためのようだ.
主な変更点は,
このように常駐ソフトにより少々メモリを消費するものの,Acrobat Readerの起動は見違えるように素早くなった.バージョン7からは,PDFファイルを開く時の儀式である,あの長々と続くスプラッシュを見ることはない.ちなみに以前の記事に書いた,バージョン6のセキュリティホールが埋められているかどうかは不明なので注意.
さらにこのバージョン7から,動作環境要件が変更となり,Windows2000/WindowsXPが必須となった.これは,ファイル名 AcroRd32.exe から判断すると,16ビットアプリから32ビットアプリに仕様変更となったためのようだ.
主な変更点は,
- 起動の高速化
- リアルタイムでのズーミングとパンニング
- 検索機能の改善
- フォームによる入力のサポート
- デジタル・エディション(eBooks)をランドスケープ(横向き)やポートレート(縦向き)で表示
- 統一された選択ツールによる素早いテキストやイメージの選択
- PDFに添付されたファイルの保存
- PDFにコメントや線を書込可能
- PDFにデジタル・スタンプで押印することが可能
- マークアップや描画ツールの使い方の自動ガイダンス
- フォームへの入力をセーブすることが可能
このように常駐ソフトにより少々メモリを消費するものの,Acrobat Readerの起動は見違えるように素早くなった.バージョン7からは,PDFファイルを開く時の儀式である,あの長々と続くスプラッシュを見ることはない.ちなみに以前の記事に書いた,バージョン6のセキュリティホールが埋められているかどうかは不明なので注意.