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明日香の細い道を尋ねて

生きて行くと言うことは考える事である。何をして何を食べて何に笑い何を求めるか、全ては考える事から始まるのだ。

(月)政経:今週の気付き(77)日本人のコロナ対処法

2021-03-29 19:36:46 | ニュース

1、医療がコロナ危機を作っている
お気に入りの SmartNews で見つけた話だが、日本の医療崩壊云々は世界では理解できない「謎」だと言う。日本は世界一の病床数を誇る医療大国なのにそんな言われ方をするなんて、「どういうこと?」と不思議に思っていた。現在コロナは日本中が第三波の危機に晒されていて、緊急事態再発出もあり得ると言って騒いでいるが自分の身の回りの人を見ても、コロナになったという話は余り聞かないのである。そりゃそうだろう、日本人1億2千万人に対して、コロナ感染者数は累計で45万人、たった4%なのだ。一日の感染者数で言うならば、第三波と騒がれている現在でも1500人程度、10万人に1人なのである。しかもその内で重症者数が東京都では、3月29日現在で40人だというでは無いか。これじゃあ、どうしたって気の緩みも「する」わなぁ、小池さん!

アメリカやブラジルなどは新規感染者数が一日で何十万人というのに、日本では2千人程で感染のレベルが100倍位違う。例えばヨーロッパのフランスやドイツでは、ロックダウンしているにも関わらず毎日毎日1万人もの新規感染者が出て、病院がコロナ患者で溢れかえっているという話だ(噂である)。しかしニュース映像を見る限りでは、人々がコロナにパニックになって社会が麻痺・崩壊している、というようには見えないのだ。皆んな平静で、何事もなかったかのように普通に生活している。それなのに日本では毎日のようにワイドショーでコロナがどうとかスッタモンダしているって、変じゃないかな。例えば感染症が爆発して国民がパニックになる極限状態とは町中でバタバタと人が倒れていって、病院には死体の山が次から次へと築かれている、というような危機的状況を指すのである。日本の今のコロナは(インフルエンザとは症状がだいぶ違うが)死亡者数で言うならば「大体同じくらい」だと言われている(数え方で違うらしいが)。昔はインフルエンザは恐怖だった。しかし薬が開発され、ワクチンも出来てきて、今では「何だよ、インフルエンザだって?、しょうがないなぁ」とバカにされ、仕方なく会社を休まされるのが「オチ」である。コロナだって何れそういう意味では、普通の風邪の一種になっていくに違いない。人々もだいぶコロナという感染症に慣れてきて、個人的に十分な対策を取っていれば、「それほど危険な病気ではない」ということが分かってきている。コロナはもう、そんなに騒ぐほどの病気ではないのだと人々も気づいているのである。では何故、日本中で多くの企業がコロナで倒れ、国家経済が疲弊するような「ひたすら自粛するだけ」の我慢を行わなければいけないのかというと、答えは一にも二にも「医療体制が貧弱だから」である。例え病気になっても、医療がキチンとしていれば何の問題もない。

病床数世界一を誇る日本。だが現実には一日たった2、3千人もの新規感染者が続くだけで「医療が崩壊する」のだという。中川日本医師会会長が涙ながらにテレビで訴えているが、本当なんだろうか?。ある報道では、日本の病床数の「3%」しかコロナに使用していないという。一体どこに問題があるのだろうか?。答えは簡単だ。医療体制を変えればいい。

1、病人の数に合わせて医療体制を組む
需要と供給の論理から言えば、「病人の数に合わせて」治療出来る態勢を用意するのが当たり前である。だから感染症のように流行や季節によって「患者数が大幅に増減する」病気に対しては、「フレキシブルに担当を変更して対処する」のが当然なのだ。外国では皆んなやっている。日本で出来ないのは、勿論それなりに理由があるだろうとは思う。だが、どんな理由があろうとも「だから病気にならないで下さい」なんてことを医者が言っちゃあ、「おしまいよ」である。このような日本の医療機関の特異性は、去年のコロナ騒ぎの時に既に露呈されていた。1年経った今でもこの悪しき医療体制を「根本的に改善しようとしない」政府は、コロナ以上に「悪」だと言うのが私の考えである。日本医師会が国政選挙に影響力を持っているからなかなか出来ないというのなら、「公的医療機関」を増設して、民間より数を多くすれば良いだけである。日本医師会は、コロナを無策のまま放置している罪で糾弾すべし!

2、医師免許がなくてもコロナを診れるようにする
コロナのような「治療法は本人の免疫力だけ」なんて病気は言ってみれば特殊な医療専門技術は要らないわけで、アルバイトで十分「治療」が可能だと私は思う。というか単に静かに寝てるだけで何にもしない病院なんて、病院とは言えないだろう。これがコロナの真実である。勿論肺がコロナで冒されて、息ができずに死にそうな状態というのは大変な事である。だけど人工呼吸器をつけている中等症以上の患者でなければ、治療と言ったって何をするのでもない。殆どのコロナ患者は軽症か無症状なのである。日本人は何でもかんでも「医師免許」云々と錦の御旗を振りかざすが、無症状は勿論のこと、軽症者であっても自宅療養を余儀なくされている現状というのは、病院に来てもらっても「することがない」って言っているようなものである。これはもう医療放棄であって、感染を広げていると言っても過言ではない。だからこの際、医学部の学生も含めて民間の20代の若い人をアルバイトに雇って臨時の医療体制を増強し、検査などもガンガンやって「コロナの患者さん、いらっしゃぁい〜」とマンパワーで解決すべきである(桂三枝風に書いてみました)。ワクチン注射なども筋肉に打ち込むだけだから、ちょっと練習すれば「誰でも」打てる。人手が足らないというのなら、国家公務員でも使って遅滞なく進めればいい。要は結果である。治療法がないのだから、医者である必要は全然ないのだ。この辺の頭の固さを解決しない限り、コロナのような未知の感染症に対処することは出来ないと私は思う。

3、具体的な対策を実行する
殆どコロナは飛沫感染から感染ると分かってきたのだから、飲食にしろカラオケにしろ「大声でしゃべっても他人に飛沫がかからない」環境を作れば問題ないはずだ。未だに政府は自治体は飲食店に不合理な「時短営業」を強いているが、それでコロナを防げるという科学的根拠も全然ないままである。そもそもマスク会食などというバカげた案しか考えつかない連中に「感染症対策」をやらせているから、いつまでもコロナが収束しないのである。飲食店が感染の温床だというのであれば、お客一人ひとりを「アクリル板で囲って」おけば、飛沫が飛んでも他人にかからないから安心してマスクを外して飲み食い出来る。何故こういう「安全対策」をしないのか、不思議でならない(去年から私はずっと思っていた)。一日6万円も払うつもりがあるのであれば「全店、設置費用を国が払って」あげてもお釣りが来ると思うのだが、全く提案すらされていないようだ。人々の行動を制限するのではなく、普通に生活していて良いけど「もし感染したくなければ」こういうことはしないようにしようね、というのがコロナ対策には必要なのである。要するに、糖尿病にならないためには・・・云々、というのと一緒である。国民は馬鹿じゃない限りは、自分で気をつけるようになるものだ(バカは別)。但し、施設や設備は「厳密に感染を防止する仕組み」にするのである。例えば交通事故の多い箇所は、信号や道路拡張など「防止策」をキッチリやる、というのが政治ではないだろうか。ここは事故が多いから「気をつけてね」というのは対策とは言わず、「無策」というのである。

以上。もう日本は、コロナ対策で国民に何かしてもらうのはやめようではないか。やるべきことがあるなら「政府が税金を使って」インフラとして対策を講じるべきである。例えば全ての店の入り口に政府が無料で検温設備とアルコール消毒を配置するとか、飲食店には「政府の費用で、完全個室式のアクリル板を設置する」とか、あるいは野球とかサッカー観戦では全員「プラスチックのフルフェース・ヘルメット」を用意するとか、これなら飛沫が飛んでも安全だね、と言えるような具体的対策をガンガン実施して、経済活動を阻害しないような工夫をするべきである。私の提案は「もう普通に生活しようよ」ということ。その代わり、対策は政府が必死で考えるべきだ。そんなことも出来ないような知恵の無い政治家なら、次回の選挙で「落とす」までである。ところが選挙となるとコロナ関係なしに、経済重視とか言って自民党に投票する「バカな奴」がいるから困っちゃうんだなぁ、ホント。今度の衆議院選挙の争点は「コロナへの対策」一点なんですけど、皆んな分かってるかな?、何だか心許ないけど。

まあとにかくそんなこんなで、そろそろコロナにウンザリしてる「老人の呟き」でした。次回もよろしく!


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