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明日香の細い道を尋ねて

生きて行くと言うことは考える事である。何をして何を食べて何に笑い何を求めるか、全ては考える事から始まるのだ。

トランプの本質は、アメリカを白人の国に戻すことである

2016-11-07 22:30:33 | ニュース
私はずっと誤解して来たが、ようやくトランプの本当の意図がわかったと思う。それは彼の主張が、白人が開拓し(もちろんその前にインディアンがいたわけだが)豊かにしたアメリカを、もう一度元に戻して楽しく暮らそうという「原点回帰」にあるのじゃないかと思う。イスラム教排斥やKKK団への理解など、全てアメリカ人=白人という考えに沿って動いていると考えた時、納得がいく。

ヒラリーに対する政策の違いなどは、最初から論外なのであり、まずアメリカという国を白人の国に戻してから、それから考えればいいと思っているのだろう。これは案外当たっていると私は考えている。ヒラリーは従来の路線を引き継いで選挙戦を戦ってきたが、トランプは全く新しい視点で大統領を目指していると言える。

アメリカの現状や世界の経済や中東の解決やその他もろもろの問題は、トランプが大統領になれば大きく変わり、平和な社会を目指して一歩を踏み出すこととなろう。いつまでも戦国時代的な領土分取り合戦の時代ではない。そのいい例がイギリスのNATO離れである。その意味で、トランプのアメリカ=白人国家はひとつのチャレンジである。日本は日本人の国家である、というのは日本人にとって自明のことであるが、国家を人種で分けるのは宗教で分けるより余程自然だと思う。何故なら人種には、宗教と違って優劣はないからである(トランプは白人優性主義ではなく、分離主義)。

アメリカ国民がどちらを選ぶかわからないが、世界の流れはこの方向に動いていると私は考えている。競争するのではなく、共存する時代なのである。

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