嵐を歌う

人に聴かせられたものではないが家で歌をうたうことがある。
車の中でつい調子にのって歌う延長のようなもので、
そんなときは酒がなくてもかまわない。
ギターやピアノを伴奏に自己満足すればいい。
昨日は久しぶりに外へカラオケに行った。
こんなときは酒が入らないと気分が乗らない。
「別に飲まなくてもいいでしょこんなところで」とカミさんは言うが、
「バカ、こんなところだから飲むんだ。シラフで歌えるか」と返す。
つまらないことで喧嘩をしても時間がもったいないので、
とにかくどんどん選曲してどんどん歌った。
はじめはこんな幼稚な歌なんか歌えるかと敬遠していた「嵐」だが、
今は完全に洗脳されて自分のほうがよく聴いている。
昨日も同じタイトルを何度も入れて結局四時間も歌った。
その大半が嵐の曲だと言っても言い過ぎない。
これで踊りも出来るようなしなやかさがあればいいがそんなものはない。
ついこの間もテレビを観てエグザイルのダンスを自己流に真似てみたら
「江頭の真似か」と馬鹿にされてしまった。
嵐の歌にしても、自分はどうもワンテンポ遅れているようだ。