日々記

ひびき

あいてますよ

2012-01-22 | Weblog
今日図書館へ行ったら、知らない女の人が何やらカミさんに耳打ちしていた。
誰だろうと?と思って、目が合ったので小さな会釈をしたらそそくさと行ってしまった。
「なんだ、知り合いか」と訊くと、「ううん、チャックが開いてるってさ」とカミさんが云った。
見ると、全開になっている。外へ出てから一度もトイレにも行っていないので、はじめから開いていたんだろう。
それにしても、見知らぬ人から遠まわしにそんな指摘をされたらこっちが赤面してしまう。
「図書館なんかでこんな無様な姿を、どうしても放っておけなかったんだろうな」
「突然、耳打ちされたから宗教の勧誘かと思ったわ」
図書館を出て、車に乗ってからもカミさんは暫くゲラゲラ笑っていた。
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歌合戦

2012-01-21 | Weblog
去年、お袋とカミさんとこの親父さんが同じ時期に同じ病院へ入院した。
どんな話をしたのか知らないが、「退院したらカラオケでも行くか」と親父さんが誘ったそうだ。
二人ともカラオケ好きだからすぐに合意して、お母さんと自分らを含む五人で歌ってきた。
こんなのも親孝行に違いないと、昼飯のあとカラオケ屋に行った。
さすがに歌いこんでいるのか親父さんは何を歌っても十八番な感じがした。
お袋は相変わらず気に障る高音でみんなを圧倒していたが、お母さんは控えめな印象を受けた。
自分は、年寄りに遠慮して派手な曲は避けてなるたけ音程の外れないようなのを歌った。
酒を飲まないから気分は乗らないが、都合三時間代わる代わるに熱唱した。
ずっと陰気な曲を歌ってきたので、最後に下手くそな桑田佳佑の歌を歌ったら
「あら、やっとエンジンがかかってきたわね」とお袋が要らないことを云った。
こっちの下手くそが耳慣れているからそんな悪口を云ったのだろう。
因みにカミさんは全曲、嵐の歌で通した。
「最近の歌はどこで始まってどこで終わるかさっぱりわからんな」が親父さんの感想だった。
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おかしな夢

2012-01-17 | Weblog
今年から三年手帳と、日めくりカレンダーを止して
なんだか随分気が楽になったような気がしている。
それでもたまに、記憶しておきたい夢なんかを見るので
メモ代わりに夢の記録なんかもしておきたいと思った。

異国の市場でかき氷のカップを買うと、
中にマグロの刺身が半凍りで詰まっていた。
「こんなの醤油と山葵がないと不味いだろ」とカミさんに云うと
「食べれんねこんなの」と笑っていた。

二人ともコートを着ていたから、寒いところなんだろうが
どうしてかき氷なんか買ったのかがよく分らない。
これは何日か前に見た夢の記憶が未だ片隅に残っていた。
昨夜の夢は、自分の内心をある人に暴露されたという夢だった。
夢の中で自分は腹が立って、云わなくていいことまで云ってしまった。
この夢には景色も色彩も確かな人物像さえもないが、
臭覚だけは敏感になっていて、あとはただ感情が蠢いているというふうだった。
頭の中がシンプルなので、割合分りやすい夢を見るが、先のマグロのかき氷は根拠がない。
今年は、集中したいことがあるので余計なことは考えたくない。
そう思って、頭の中のスペースを空けておくと途端にこんな下らない夢を見てしまう。




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ダンディーさん

2012-01-15 | Weblog
友人に誘われて、昔の会社の人と飲んだ。
会うのは十五六年振りだろうか、当時は四十手前の人だったからもういい歳になっていた。
もともと演技かと思われるくらい気障な人で、ゼスチャアも大袈裟だ。
会うなり、さっと右手を差し出して「久しぶり」と言って握手を求めてきた。
彼のお勧めと云うカフェで、低価格な飲み放題にして昔を懐かしんだ。
自分は二時間の間に、焼酎のお湯割りを三杯飲んだきりで、
友人も大方それくらいだったかと思うが彼は違った。
ジントニックを何杯飲んだろうか。昔より酒が強くなってる。
ダブルのスーツを着て、外国産の煙草をひっきりなしに吸う。
「今、なんの仕事してるんですか?」と訊いたら
「まあ探偵のようなものだ。セレブの女もたまに相手するがな」と真顔で云った。
友人と目を合わせて、そろそろ帰ろうの合図を出したが、彼のお喋りは止まなかった。
結局二時間付き合ったが、勘定になると「すまん金がない」と気取って云った。
昔、景気の良かったころはよく彼に飲みに連れていってもらった。
女の子が好きで、そんな店ばかりに行って気取っていた。
かつては、彼をからかい半分でダンディーさんと呼んでいた。
大柄な体をジムに通って鍛えていて、いつでも溌剌としていた。
「昔あの人には世話になったんだ。いいよこれくらい」
自分を誘った友人は申し訳なさそうに頭を下げていた。
あきらかに作り話かなと思われるのも少なくなかったが、
それはそれで面白かったのでなんとか楽しめた。
もうずっとジムにも行ってないそうで、当時より一回りも二回りも小さく見えた。
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腹八分目

2012-01-08 | Weblog
そういえば先日引いた御神籤に、病気の箇所に食養生ということが書いてあった。
腹八分目が肝要で、自分くらいの年齢になると七分目でもいいそうだ。
七分目というと、聞くからに物足りなそうでつまらない。
自分は朝昼はともかく、夜は腹が一杯になるまで食べないと物足りない。
ああ苦しい。もう要らないというくらいまでいかないと気が済まない。
それでも一度に太らないところをみると、体質と仕事柄、
自分がいうほど食べていないのかも知れない。
晩酌をすると余計には食べないが、そのあと菓子があれば手を出すし
蜜柑があれば腹がふくれていても食べてしまう。
それにしても腹八分目はどのくらいだろう。
もう食べれない、の手前がそうだろうか。
ちぇっ、物足りないな。がそうなんだろうか。
夕べはそんなことを考えながら食べたが、結局食後はフウフウ言っていた。
そのあとテレビで、美味しそうなラーメンを見たら「美味しそう」と思うのだからいけない。
今年、決しての大きな目標はないが、取りあえず「腹八分目」を見つけようと思っている。
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白菜漬け

2012-01-04 | Weblog
正月になると義姉が田舎から白菜漬けを持ってきてくれる。
田舎の大家族だからごっそりこさえるのか、
かぶら寿司なんかも自家製でこさえて持ってくる。
自分はこの白菜漬けが好きで、酒の肴ならこれがあれば他には要らない気がする。
いったい何が入っているんだろうと、箸で白菜を剥し解してみた。
昆布、人参、干し海老、林檎、葱、紅生姜、唐辛子など
他にも何か隠し味があるんだろうがよく分らない。
これらが細かく刻まれて白菜の層に挟んである。
家は田舎がないから、こんなのを羨ましく思う。
カミさんに、こういう才能があればいいと思うが
「こんな面倒臭いこと出来んわ。食べたきゃ自分で作れば」と云うだろう。
邪魔くさいのは最もなことで、手間のかかったものは何でも美味いが、
一年に一度の頂きものだから味わい深いのかも知れない。

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初詣

2012-01-02 | Weblog
運動不足の解消に、少し歩くかということになって
いつもの神社まで三十分くらい歩いた。
参詣の行列は鳥居からはみ出していたが、せっかくなので並んで
ここでも家内安全と、無病、いや一病息災を大願しておいた。
お互いの御神籤を梅の枝に結んで、町のデパートへ寄り道した。
初売りもあってかカップルと家族連れで店内は混雑していた。
商品券を使って、ちょっといい下着を買って
昼時なので中華屋に入って飲茶セットを食べた。
ここの勘定も、商品券が利用できたので、
やっぱりいつもは食べないようなものを食った。
最上階の窓からは市内が一望出来て見晴らしが良かった。
こんなところで飯食うなんてお子様ランチ以来だなと思った。
帰り道、日射しが良くって歩いていると薄ら汗をかいた。
今年の運勢は自分が中吉で、カミさんは末吉だった。
お互い如何にも当たり障りもなく、平凡らしいことが書いてあった。




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謹賀新年

2012-01-01 | Weblog
紅白歌合戦を観終わって、年が明けてから初詣に行った。
混み合っている神社は避けて山麓にある曹洞宗のお寺さんへ行った。
家内安全、無病息災、大願成就とありきたりではあるがお参りした。
気温は-2℃くらいにもなっていただろうか、
山門から本堂へとつながる参道の石畳が凍結していた。
小学生くらいの女の子が「爺ちゃん、滑るから手をつなごう」と
少し腰の曲がった爺さんの手を引いていた。
「これだな、これだこれだ」と思った。
この寒さでも沢山な老若男女が参拝していた。
市内の夜景が揺らいで見え、星が嘘みたいにきれいだった。
年越し蕎麦を食べてから時間が経っていたので小腹がすき、
帰り道に肉まんを買って一つずつ食べた。
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