日々記

ひびき

今年の初音

2012-03-26 | Weblog
今日、仕事で少し山手のほうへ行ったら鶯が鳴いていた。
誰も見ていないので、しばらく惚けっときいていた。
欠伸が出てきたので、仕事に戻った。
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2012-03-25 | Weblog
誰が書いた原稿を棒読みしたのか知らないが、
野田首相がTPPをビートルズに例えた。
さらに日本はポールマッカートニーで、
アメリカはジョンレノンだと真顔で云った。
じゃあジョージやリンゴは何処なんだと云いたくなるが
あんまり馬鹿馬鹿しいんで思わず吹き出してしまった。
ビートルズをよく知らないから、あんなことを
平気で云えるんだろうが、聞いているこっちが恥ずかしくなる。
ポールがこの発言を聞いたら何と思うだろう。
何となく想像できるから面白い。
このごろの首相は並大抵ではないなと思うが、
ジョンレノンが聞いていなくてホントに良かったと思う。
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2012-03-23 | Weblog
知り合いに癌の疑いがかかって憂いている。
癌が憎いのか、死そのものが憎いのか知らないが
ともかく助けてくれというのが心根から湧き出てくる。
死ほど究極な人ごとはなくて、いざ自分はと言われると
「やめろ、馬鹿。なんとかしろ」と叫びたくなる。
そんな話しを、晩飯時に話したら、
「人間なんて、遅かれ早かれあっけない」みたいなことをカミさんが云った。
言葉通りではないが、そんなことを云った。
時々、カミさんは「元も子もない」に近いことを云うが、
人は皆それくらい分って生きている。
知り合いに、怖くないかと訊いたら、
「怖い。今日一日いろんなことを考えた」と返事がきた。
怖いに決まっているのに、馬鹿なことを訊いたもんだと自分を叱った。
今日、帰り道強い雨が降っていたが、
信号待ちで若い恋人同士が目に入った。
どちらも傘は持っていなかったが
二人とも話しに夢中で、雨を無視して歩いていた。
雨なんかどうでもいいという態度が、とっても良かった。

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過去への散歩

2012-03-20 | Weblog
調べたいことがあって、自分が十歳のころの町を地図上で歩いてみた。
こういう資料は持ち出し禁止なので、ノートと鉛筆、老眼鏡を持参した。
まずは自分の住んでいたところから、学校までの通学路。
また、よく遊んでいた場所や友人の家、商店街などへ寄った。
よく見ると、いかに記憶違いの多いことか。
友達や知人と話していると「そういえばどこそこにあったよな」と話してみても
こうやって見てみると相当の距離間があったりする、
記憶なんてあてにならない、時には記録も大事だなと思った。
面白いことに地図を追ってみると、その風景が頭の中に見えてくる。
この小路の階段には、こんな苔が生えていて危なかったぞ、
そういえばこの牛舎の前を通ると強烈な臭いがしたな。
など、そんなどうでもいいようなことまでが蘇ってきた。
しんとした資料室に、肉体だけを置き去りにして過去へ歩いているような気持になった。
実際に確認したかったのは、ある屋敷跡の庭園の規模であったが
古い地図があんまり面白いんでつい寄り道してしまった。
しかしながら、資料が出来上がったら古い地図は用がなくなるだろう。
良いことも悪いことも、過ぎたことは過ぎたことで
ちょこちょこ捨てていかないと荷物は増えるばかりである。
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再出発

2012-03-18 | Weblog
中学の同級生が居酒屋を始めたと云うので、
中学時代から付き合いのある友人と顔を出してきた。
以前はラーメン屋を経営していて、自分はその味が好きだった。
それでも商売はうまくいかなかったのか、
「またいつか自分で商売をしたい」といって店を閉めた。
それから数年、年賀状のやりとりだけになっていたが
今月のはじめに電話があって、一回遊びにきてくれよと連絡をくれた。
聞くと、いろいろ苦労したそうで、その時についた根性が今にあるようだった。
「今度はやれるとこまでやってみるわ。駄目ならまたやりなおせばいいんやし」
この言葉は、自分と友人を大変勇気づけた。
自分らの歳になって、こんな冒険は実力と自信の現れだろう。
もとが中華出身だから中華料理が多いのかと思ったら、
「魚の修行したんや」と言って上等の刺身の盛り合わせを出してくれた。
週末ということもあって店はてんてこ舞いで、
三人の従業員さんも忙しなく動いていた。
ありふれた言葉だが、明日のことは分らないから
今はともかく必死になってやるという前向きな態度がとても感銘を受けた。
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雨の日のツーリング

2012-03-17 | Weblog
生憎の雨模様となったが、ある先生に同行してもらって美術館へいった。
町の今昔写真で、その謂れや歴史など思ったとおりに解説してくれた。
その解説は、自分のみならず周辺の人にも及んだ。
さらりと話しだすところなんかは、やはり教育者という感じがした。
美術館の前に、別件で知りたいことがあって、とある庭園跡へ案内してもらった。
ノートパソコンを持参で、いろいろと資料も見せていただいて大変勉強になった。
また勉強の仕方、調査の仕方などをさりげなく教えてくれた。
朝、雨脚が強かったので「車で迎えに行きましょうか」というと
「いや、そのままいろいろと出かけたいのでバイクで」と言った。
自分もバイクに乗って待ち合わせ場所へ行き、
そのままツーリング形式でいろいろと観てまわった。
先生のバイクにはスキーのストックが装着してあった。
「これ、いったい何に使うんですか」と訊いたら
「足元の不安なところを歩くのに必要なんですよ」と笑って言った。
そういえば以前に先生の採ったクレソンを頂いたことがあったのを思い出した。


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3・11

2012-03-11 | Weblog
朝、七時に起きて昨日買ったバターロールとコーヒーで朝飯にする。
新聞に目を通して、お天気なので薪を片つける。
今年は、ストック分をうまく使ったので山の梅さんから買った分は
まだ三分の一は残っている。
お袋から電話で「灯油とお米、ついでに」と連絡がある。
買い物を付き合って、ついでに親父のところへ行く。
何か言いたげにしていたが、うまく言葉が出なかったらしく
もどかしくなって途中であきらめた様子。
家に戻って今度はカミさんと買い物へ行く。
図書館、合同庁舎など用事を済ませラーメンを食べる。
スーパーで大粒のシジミを買った。
午後、外は冷え込んできて風が強くなる。
炬燵で転寝する。二時四十四分。
「おい、起きろ。もうすぐ黙祷やぞ」
「うん」
猫が大きくあくびをしている。
雪がちらついてくる。
早めの風呂に入り、サザエさんを観る準備をする。
シジミの砂出しには包丁をいっしょに浸しておくといいそうだ。
こんなに当たり前の日が、今日はしみじみ有難いと感じる。
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船小屋

2012-03-04 | Weblog
少し暖かくなったら行こうと思っていた漁村へ行ってきた。
ちっとも暖かい日ではなかったが、日射しが良いので
いてもたってもいられなくなって車を走らせた。
波も民家も穏やかで時間がゆっくり流れていた。
日曜の午前らしい物静かな感じがあちこちからしていた。
入江に沿って何キロか歩いたが、どの木々もまだ寒々としていた。
自分が目当てにしていた入江の船小屋は立ち入れなかった。
ただ栗の木を丸太柱にして海に突っ込み、
波板を当てたがっただけのものだがそれがどうしても見たかった。
ところが、釣り客の車があって通行止めにされていた。
またのお楽しみということにしてその場を離れたが想いが募った。
桜の開花に合わせて、また再訪したいと思っている。
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趣味

2012-03-03 | Weblog
日本画の先生の所へ通い始めてやがて二カ月目になる。
自分はずっと絵なんか描けないと思っていた。
実際に描けなかったし、また描こうという気も起きなかった。
身近な人の似顔絵を描いて笑わせるくらいは出来たが
それ以上でも、それ以下でもなかった。
もちろん今も、まだまだ人が見て感心するようなものは描けないが
その時間というものがとても平安で楽しい。
仕事帰りで疲労していても、描いていると疲れが薄らいでくる。
先生は外へ出ると画伯と云われる人だが、
とても気さくな人で気取ったところが一つもない。
自分はもっと別な方向で絵を習い始めたが、
初めの一歩というのを踏み出せて良かったと思っている。
ぽんっと団体の中に入ると自分の性格もよく見えてくる。
先日、先生は自分の絵を見て「説明しすぎているな」といった。
これと似たようなことを別な分野でも云われたことがあって妙に納得した。
自己満足していたので、ああそうかといい勉強になった。
そういえば時々、人から趣味は何?と訊かれることがあるが、
これからは絵を描きますといってやろう。
酒飲んで寝るのが趣味です、なんていうよりも恰好がいい。
いや、も少し上手になってからにしよう。
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