日々記

ひびき

芝居

2009-09-23 | Weblog
友人と芝居を見に行った。
途中腹が減ったので蕎麦屋へ寄って蕎麦を食った。
満席なので見知らぬ人と相席になって、蕎麦湯を共にした。
芝居は百五十年くらい前の兼六園を舞台にした加賀藩のお話だった。
兼六園を命名した松平定信役の人と懇意にしていたので充分に楽しめた。
この芝居を見て、そういえば数年前にあるお寺さんへ取材に
行ったことを思い出した。辰巳用水をこさえた板屋兵四郎の
墓があるということで住職に話を聞きに行ったのだが実際に墓はなかった。
嘘か本当かは別にしていろいろな話が聞けたので、
妄想は出来たがいつしか興味を失って放ってしまった。
ところが今回の芝居は自分が考えていたお話に近かったので、
こんなふうに芝居になると面白いなと思った。
帰ってから当時の資料をひっぱり出してみると、
書きかけのものが幾つか出てきた。
「おきくいくぞいいちばんどりじゃ とものまちおるめくらだに」
これは辰巳用水を建設したころに流行った労働歌だそうだ。
久しぶりに舞台劇を見て、最近のテレビよりは余程面白いなと思った。
音響には生ギターと生のピアノ演奏が聴けた。


写真 チューの肉卵焼飯
コメント
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