ベタベタしている方が獲物を保持するのに都合が良いらしい。
ヤニサシガメにおける松脂の塗りつけ行動
に関する行動生態学的研究 様には次のようにある。
これは松脂を塗ったことによって、獲物を保持する力が強くなったためであると考えられる。
さらに、捕獲における失敗回数を減らすことは、本種のような待ち伏せ型の戦略をとる捕食者にとって有効であると考えられる。
以上の結果から、本種が松脂を体表に塗りつけることは捕食者として適応的な行動であり、松脂の摂取は本種の生息場所を理解する上で重要な要因の1つであることが示唆された。
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