前作の感想はこちら。
switchで123リメイクが出たタイミングでどうかと思うが。
メイドインワリオをきちんと遊びたくて
カバーを全開にすると電源が落ちるという
ご臨終寸前の3DS本体を買い換えました。
ついでにワゴンに入ってたこのゲーム。
そういや大逆転裁判1だけ遊んで放置だったので購入。
中古屋だとまだ高値なんだが、家電屋はゲームの相場がわかってないので助かる。
つーか。
前作のストーリーがイマイチだったので期待してなかったんだが。
第1章で寿沙都が弁護士をやるとか、のっけからめっちゃテンション上がるじゃん!!!
第2章は半年前の回想。今回も夏目漱石の弁護で笑ってしまう。
第3章からようやく本編で、しかもロンドン万博での人体消失トリックという
魅力あふれるスケール。
予想外の展開が多すぎてネタバレを避けると何も書けねえ。
捜査パートがダラダラと長引かなくて面白い!!
モヤモヤしたまま事件を終わらせない!!
ホームズが必要以上にでしゃばってこない!!(でも決めるところは決める!!)
前作で気に入らなかった要素が綺麗に整理されてる。
前作を遊ばないとストーリーのつながりがわからないのが本当に惜しい。
トリックを完全に読み切って、「もらった!!」と思っても
さらに別の証拠が出てきて反論されるとか、
相変わらずのいたちごっこが超楽しい。
ミステリでいえば演繹的な展開は忌避されるべき場合が多いけれど
「逆転」がテーマという前提があるからこそすべて許される。
もちろんストーリーテリングも行き当たりばったりではなく
全て考えられたうえでの伏線を織り込んでいて感服する。
難を言えば、どのキャラも「実は正体が…」というネタが多すぎて
ちょっと疲れてしまった気もするけど、ストーリーが面白いので無問題。
ストーリーがものすごく熱い。
犯罪トリックも面白い。
どのキャラクターも魅力的。
キャラのモーションが超絶愉快。
音楽が泣くほどかっこいい。
非の打ちどころがないやないか!!
プレイ時間が(寝落ち含めて)40時間だったが、
もう一度最初から遊びたい気分だ。
いらないいらないと言われ続けている3DSの立体視だけど、
このゲームでは3Dがあったほうが面白いと思う。
ケチって2DSLLにしたのは失敗だったかもしれんなぁ…。