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感想:劇場版 魔法少女まどかマギカ The Battle Pentagram

2014-02-04 00:02:03 | ゲーム(VITA)


公式サイト


劇場版「始まりの物語」「永遠の物語」をベースにしたゲーム。
内容は5人の魔法少女の中から操作する1人とパートナーの1人を選び
大量の敵を蹴散らす、いわゆる「まどか無双」。


ファンとしては好きなキャラを操作して
色んなアクションが出来るだけで嬉しい。
まどかのヒップアタックが可愛すぎる!!

原作に出てきた戦闘シーンの背景や敵もそのままで
世界観の再現という意味では非常に出来がいい!!


難易度は全体的に低く、ゲームクリアはもちろん
クリア後のやりこみ用ステージもあっさり進める。
敵をドカドカ倒していく爽快感がゲームのメイン。

特に遠距離射撃が強すぎるので、ボス戦は射撃のみで余裕。
「接近攻撃は強力→遠距離射撃は安全→時間切れのリスク」
という3すくみがゲームデザインの基本だと思うのだけれど
なぜその程度の調整すらできないのかが不思議。
もう少しコアゲーマー向けに楽しませる内容にして欲しかった。


オリジナルのストーリーについて。

ゲームはストーリーパートと戦闘パートが交互に展開。
もともとIFストーリーが作りやすい設定だけれど
ワルプルギスの夜を倒すのがゲームの目的なので
ストーリーパートはいかにして戦闘へ移るかという
動機付けの意味合いが強い。

一緒に戦闘に参加したキャラは「絆値」がアップし
ステータスのアップや協力技を覚えるだけでなく
一定値に届くごとに百合っぽいイベントが発生する。

原作者の監修をしっかり受けているらしく、
マミと杏子のように原作で絡まないキャラの会話や
さやかとほむらが仲良くなっていく過程など
「あー、きっとこうだろうなぁ」と思わせてくれるのが
原作ファンとしては純粋に嬉しい。

マミさんの中二っぷりが悪化していたり
ほむらのまどかに対する偏執狂が悪化していたりと
ファンの二次創作を逆輸入しすぎな感もあるけれど
それも含めて十分楽しめた。


PSPで発売されたまどマギゲーで不評だった
・操作しているキャラが見えない
・オリジナルストーリーがヘボい
・音楽が世界観に合っていない
という弱点を全て補ったのは褒めるべき点。

ファンアイテムとして求められるクオリティはクリアしているので
ゲーム性のみを追及するプレイヤーでなければ損はしないはず。

ただし。
衣装のDLCを全部揃えようとするとソフト本体と同じくらい金がかかるのが
いくらなんでもセコすぎるし悪質だと思う…。

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