感想:この素晴らしい世界に祝福を!~希望の迷宮と集いし冒険者たち~

2022-03-06 06:12:40 | ゲーム(VITA)


なにやらまた急に「ダンジョンに潜りたい病」を発症してしまい
見繕ったゲームがこちら。


原作のラノベは読んだことがないがアニメはめちゃ面白かった。
「このすば」キャラを使ったダンジョンRPGなんて最高じゃねえか!!






と期待したもののRPGとしてはあまりに稚拙。

装備アイテムの種類が悲しいほど少ないので
ダンジョンRPGのファンが求めているであろうハクスラ要素がほとんどない。

レベルが上がってもスキルが増えず、戦略がまるで変わらない。

とりあえずレベル上げてダメージ増やせ、という
大昔の国産PCのRPGのような戦闘バランス。
嫌いではないけど、それを今の時代に発売するのはいかがなものか。




そんななか特徴的なのが、見事なまでの「原作再現」。

めぐみんが爆裂魔法を一発撃つだけでその回の冒険ではまったく動けなくなるし
ダクネスは攻撃がまるっきり当たらない。

ボス戦もめぐみんの特攻ありきのバランスで
鉄砲玉としてのめぐみんを強くするためだけに
一緒に冒険してレベルを上げる必要があって普段は完全にお荷物。

原作がギャグだからこそ許されていた部分を、
忠実に再現してRPGを作るとこんなにもつまらなくなるのか。
知らずにプレイした人はキレるんじゃないかこれ。

なにより一番の問題は「全滅してもペナルティなしで街に戻されるだけ」の点。
そのせいで緊迫感がゼロになってる。

クエストも「マップに表示された地点へ行ってそこにいる敵を倒す」
というものがほとんどなので、手抜きにもほどがある。





まあそんなわけでRPGとしては問題だらけなのだが
キャラクターたちの脱力した掛け合いは非常に楽しめた。
当然血生臭さとは無縁なシナリオw





アニメ原作のRPGでお約束の衣装チェンジ。
水着で雪山探索してもなんのデメリットもなくて、何のプレイだこれ。





アニメでおなじみのアイキャッチ。





サービスシーンも多めでよろしい。





アニメのラスト2話における引きのようなカット。
いかにもゲームっぽくない感じが象徴的。




RPGを謳っておきながらここまでキャラゲーとして開き直るのは
ある意味潔いと言えるのだけれど、
それを金取って売ろうとするのは消費者をナメてるな。
ダントラシリーズの大ファンからするとなおさら。

一応エンドコンテンツっぽいクエストもあるけれど
トロコンで満足してしまった。



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