わんわんず

日々のあれこれ、感じたこと考えたこと

TIMEが身売り

2017-11-27 | 社会・経済

 昼休みに開いた日経のサイトで、雑誌TIMEを発行する会社が同業に身売りすると出ていた。紙媒体が苦しいのは世界中どこでも同じなんだろう。日本の週刊誌なんかも、中吊り広告を見る限り、定期購読の習慣がある中高年層をターゲットにしている感じだ。だいたい、20代以下をターゲットにした紙の雑誌って残っていけるのだろうか。

 それはさておき、身売りする先が同業者ということだけど、資金提供者がコーク兄弟とあったので気になった。資金を提供するだけでTIMEの編集には立ち入らないということだけど、アメリカ人だって忖度するわけだから、自主規制という形での変質は避けられないだろう(「経営者の帽子をかぶれ」という言い回しが英語でもある)。

 苦境が伝えられる日本の紙媒体の会社は、こういう記事を見てどう感じているのだろうか。

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障害者が健常者を超えたら

2017-11-27 | 日記・エッセイ・コラム

 東京オリンピック・パラリンピックまで後1000日を切って、色んなイベントが始まっている。また、パラリンピックに関するテレビ番組もやっている(ほとんどNHKだが)。
 障害者というと知的障害と身体障害があるわけだが、パラリンピックに出るような人は身体障害だ。そこで、技術的なサポートを受けながら競技をすることになるんだが、どこまでが本人の能力で、どこからが道具の力なのかを判断することが健常者には難しい。

 すでに、走り幅跳びでは健常者の記録を障害者が超えた。競技用に特化した義足のほうが人間の足よりもバネがあるからだ。中距離走でも同じことが起きている。

 陸上競技のように「体ひとつで」やるような競技だと判りやすいが、パラリンピックは技術の勝負という要素が強くなる。

 その結果、健常者を超えるような障害者が現れたとき(と言うか現れているんだけど)、健常者は受け入れられるのだろうか。
 ちなみに、走り幅跳びの選手はオリンピックの出場は拒否された。

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