昼休みに開いた日経のサイトで、雑誌TIMEを発行する会社が同業に身売りすると出ていた。紙媒体が苦しいのは世界中どこでも同じなんだろう。日本の週刊誌なんかも、中吊り広告を見る限り、定期購読の習慣がある中高年層をターゲットにしている感じだ。だいたい、20代以下をターゲットにした紙の雑誌って残っていけるのだろうか。
それはさておき、身売りする先が同業者ということだけど、資金提供者がコーク兄弟とあったので気になった。資金を提供するだけでTIMEの編集には立ち入らないということだけど、アメリカ人だって忖度するわけだから、自主規制という形での変質は避けられないだろう(「経営者の帽子をかぶれ」という言い回しが英語でもある)。
苦境が伝えられる日本の紙媒体の会社は、こういう記事を見てどう感じているのだろうか。