旧聞に属するが、去年の夏に重力波の同時観測に成功した。
それ自体でもニュースだったのだが、ESOのポッドキャストでは、今年の夏には重力波観測から2秒遅れてガンマ線バーストを同じエリアで観測したという。さらに可視光での観測もされていて、中性子星同士の衝突を多重観測できたそうだ。
重力波の観測ができない頃に、このような観測は難しかっただろうと思う。それぞれが特長のある観測器を使うことで新しい知見を得ることができたわけだ。
単体で高性能を目指すことも大事だが、多様な眼を持つことも大事だ。
(観測の意義とかは、それなりのサイトを見てください)