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職場の3人に1人がいなくなる

2017-11-02 | 社会・経済

 先週のニュースだが、みずほフィナンシャルグループがIT化と採用抑制を行って、今後10年で約1万9000人の人員削減をするということだ。グループ全体で6万人程度というから、今後10年で3人に1人がいなくなる勘定だ。

 こういうニュースを見ると思うのだが、いなくなった人はどこに行くのだろうか。昨今の人手不足と言っても、足りないのは介護関係、建設関係、運送関係と銀行で経験を積んだ人が必要とされる職場ではない。
 新しく仕事を覚えるにしても、圧倒的な給与水準のダウンを考えるとモチベーションは限りなくゼロだろう。

 金融は情報を扱う仕事だから、ITとはもともと相性がいい。AIに代表されるコンピュータテクノロジーが発展するに連れて人手はいらなくなってしまう。こういうのもコンピュータに仕事を奪われたというのだろうか。

 それにても、3人に1人がいなくなる職場というのは恐ろしい。

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