ワニなつノート

11番目・無視する、の「穏やかな」例

11番目・無視する、の「穏やかな」例


養護学校に通っている子どもたちは、自分が暮らしている地域の子どもたちとの、いかなる人間的なふれあいもないまま、二十歳までの子ども時代を…あっというまに通過してしまうことがあり、それは決して例外とは言えない。
成人式がそれを象徴している。

養護学校や特殊学級出身の「新成人」は、地域の会場で、声をかけてくれる友人がいない。友人でなくても、ただの顔見知りもいない。名前が思い出せないくらいのただの同級生もいないことがあり、それは例外ではない。

もっとも、成人式そのものが、「別に」行われることも珍しくない。
つまり、その子の20年の子ども時代、重度の障害児は子ども同士の接触を(人間的接触)を広く長い時代・時間に渡って奪われ、ごく限られた関係に限定されている。

たぶん、まぎれもなく、子ども時代の「学校生活の分離」は、私たちが受け継いだ教育(学校)の伝統のもっともよくない部分である。


幸運にも、「ともに学ぶ、ともに遊ぶ、ともに生活する」ことを大事にする意味に気づいている人はたくさんいる。

行政の側ではなく、そうした会の就学相談会に参加することができれば、普通学級への間違った思いこみや、いらぬ遠慮をなくすことができる。


取り除くことにもっとも抵抗したと思われるエピソードは、「分からない授業はかわいそう。自分でできないことで、傷つくんじゃないか。本人のニーズにあった(不親切ではなく)教育がいい」であったのは、注目に値する。
これは、11番目・無視する、の「穏やかな」例である。

コメント一覧

yo
やっちが、中学3年になって修学旅行なんて、絵本のころは遥か未来に思えたのに(・・;)

来年は高校生だもんな~~~。
きっと…(o|o)

そうそう、就学相談会も、まだまだ先と思ってたら、もう明日だぁ。。。。(>_<)


やすハハ
今、ヤッチは、京都に修学旅行中です。
 準備の段階で、送る荷物からワイシャツやパンツを何点か抜きとってしまい、当日手荷物になり、何やってんだよ~と思っていたら、体操服(パジャマ兼部屋着)も引き出しに発見して(>_<)何やってんだよ~って・・。

確かに2着って書いてなかったから、プリントに(T_T)

担任から、本部の緊急電話番号はお母さんに教えますか?と聞かれましたが、「もう行ったら、大丈夫ですから(心配してません、お任せします)」と言い、「言うこと聞かなかったら、奈良公園の鹿のえさにしてください!!」と言うブラックジョークは呑み込んで、送り出しました(=^・^=)

何年、ヤッチ母やってても、おもしろい発見がありますね。それを小さい子をもつ親御さんに伝えたいですね。

就学相談会、問い合わせきてますよ~。よろしくお願いします<(_ _)>
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