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たん吸引など 法制化前に集会

たん吸引など 法制化前に集会

NHKニュース 12月26日 19時32分

たんの吸引といった一部の医療行為を介護ヘルパーなどにも認める法案が提出される見通しになったことから、人工呼吸器を着けて生活する人たちが26日、東京で集会を開き、法律が返って制約にならないよう、実態に即した法案作りを進めてほしいなどと訴えました。

この集会は、一定の研修を条件に、たんの吸引といった医療行為を介護ヘルパーなどにも認める法案が来年の通常国会に提出される見通しになったことから、人工呼吸器を着けて生活している人たちが開きました。

筋肉が動かなくなる難病の小田政利さん(42)は、これまで介護に訪れたおよそ200人のヘルパーに、そのつど、人工呼吸器の扱いを学んでもらった経験を紹介しました。

この中で小田さんは「介護を受ける人の体の特徴によって、たんの吸引にもそれぞれこつがいるので、一般的な研修ではなく、実地で覚えていくことが重要だ」と訴えていました。

会場からは、介護の現場では必要に迫られてたんの吸引などを行っていることから、新たな法律によって今できていることが禁止されるといった制約にならないよう、実態に即した法案作りを進めてほしい、といった声が上がっていました。

集会の発起人で障害者施設の代表の江川文誠さんは「努力の積み重ねで実現してきたことが、新たな法律で規制されないよう働きかけていきたい」と話しました。


http://www.nhk.or.jp/news/html/20101226/t10013084091000.html
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