【ミッションインポッシブル沖縄編】(その2)
今回のミッションのメインは「法的に学びを保障できない」という間違いを正すことだった。でも、それはすでにある「法律」を確認するだけのこと。スタート地点に戻っただけのこと。
でもスタート地点にも立てずに2年間不合格にされたことを考えれば、それを【12時間】で取り戻したことは小さなことではない。
でも、今日の琉球新報にあるように、教育長は「適格者主義」はまだあるのだから、「定員内不合格」をなしにすることはできない、という。
■
そこで与えられていた次のミッションが発動。
たとえ「適格者主義」がまだ残っているとしても、その「適格者主義」は全国の高校一律のものではない。あくまでも「その高校の教育を受ける能力・適正」を図るという相対的な適格者主義に変化しているのだ。だから99%という進学率に達しているのだ。
よく考えてみれば99%が「適格者」って、100人の中学生がいるとき、1位の点数をとる生徒も、99位の点数の生徒も、「同じ適格者」で、100位の生徒だけが「不適格」ということだ。
(これを子どもがやると「いじめ」と呼ばれる。99人の集団で、ひとりをいじめる「ルール」を作ることはいじめなのだ。でも、それを文科省と教育委員会が守っているのが「適格者主義」だ)。
でも、決めるのは「文科省」でもなく、「教育委員会」でもなく、「校長」なのだ。
そこで、沖縄県教育長にもそれを確認した。
教育長もちゃんと認めた(=゚ω゚)ノ
これで2つ目のミッションも完了。
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でも、話し合いの場で確認しただけでは意味がない。それを全校長が理解できるように説明してもらう必要がある。これが3つ目のミッション。
実はこのミッションもちゃんと埋め込んである。
つまり、①11月27日の見解を撤回し、《高等学校では、重度知的障害のあるなしにかかわらず、入学した全ての生徒に対し、法律上、学びの保証ができる。》と訂正したことの意味を伝えること。
②《障害のあるなしに関わらず、すべての生徒の合否の判断は各高等学校の「校長」が判断するものである。》ことを説明すること。
これを、県教委主催の「高等学校校長会」で、「説明」することを約束させてきたのだ。
(つづく)
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