ワニなつノート

秀と康治とやっちと…



書いておかなくちゃと思うことがいっぱいあるんだけど、
追いつかないなぁ(・。・)
仕方ないので、ちょっとメモしておきます。

①先週の木曜日、ある中学校の「校内研修」に行ってきました。
校長、教頭、教員全員、非常勤講師、用務員さん、
それに教育委員会の主事さんまで来てました。

いろんなことを話してきたけど、
「これも話しておけばよかった、あれも話しておけばよかった」と、
話し忘れたことばかりが気になります。

でも、「Yくんが学校に来れるようになったら、
『高校行こうね』『がんばろうね』と声をかけてあげてください。
私が声をかけるよりも、Yくんは何倍も何十倍も嬉しいと思うし、
中学の先生に応援してもらえることは本人のがんばる力、
勇気になると思います」と話したら、
校長も教頭も「明日から、高校行こうと声をかけます」と言ってくれました。

いつも、「会」のなかで話しているのと違って、
敵地というかアウェーで話すのは、いい勉強になります。

②昨日は、M市長宛の要望書
≪本来公費でまかなうべき学校行事の職員に係る費用を、
障害児の保護者にのみ請求する問題に関する要望書≫を
提出してきました。

要望書全文は、ワニなつ9月号に掲載します。

要望書は、市長室の秘書課の方が丁寧に受け取ってくれました。
その後、議会中の昼休みだったので、
市議の各控え室を回って説明してきました。
さて、これからどうなることやら。たのしみ。

そうそう、ある議員さんが、
この春の学童の「通所保障」の要望について、
「あれは、どうしてうまく行ったんですか?」と聞かれました。

そんなの、お母さんが入学式が過ぎても、
がんばり続けたからに決まってんじゃん。

③大ニュース。「他人介護料厚生大臣特別基準」

秀和に、「他人介護料厚生大臣特別基準」が認められました。
これはすげーことなんだけど、どれくらいすげーかと言うと、
多分、重度の知的障害者としては、秀和が日本初かもしれません。

厚労省の説明では、「近年では初めて…」ということらしいですが、
「近年」以前に、知的障害者が認められた話は聞いたことがないから、
やっぱりすげーことだと思います。

いっつもヘラヘラしてるだけかと思ったら、
歴史に残るすごい仕事をやってるんだね~。
これから生まれてくるすべての「知的障害」の子どもたちの未来に
希望をもたらす、すごい仕事だと思います。

今度、「国民栄誉賞」の代わりに、
「ワニなつ栄誉賞受賞記念集会」をやらなくちゃ。

秀は金メダルをもらっても何にも言わないだろうから、
代わりに「何にも言えねー」って言ってあげようかな。

④明日は、「障害児者の高校進学」についての、県教委交渉です。

それと明日は、康治の命日です。
もう9年になります。

障害児が普通学級で当たり前に生活できるための「希望」と、
そして障害児の高校進学への「希望」を、
私たちに見せてくれたのは康治でした。

康治の思いを引き継いで、
秀が「他人介護料厚生大臣特別基準」をとったことを
報告してこようと思います。

⑤北海道教職員組合の『特別支援教育を超えて』というパンフレットに、
小学校で「やっちゃんがいく」を使った読み聞かせの授業のことがありました。
やっちゃんも、あちこちで活躍してます。

そういえば、先週行った中学校の校長室にも、
『やっちゃんがいく』が3冊もあったっけ(・。・)

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