蒼い空の下で

文系男子の何気ない1日を記します。

あの夏から2年を迎える夏へ

2020-06-27 22:39:41 | 基本凡事徹底
今日は、学童野球の練習の合間に高校の紅白戦を観戦してきました。
この時季特有の暑さが、夏の訪れを感じさせてくれます。
約2時間半に及んだ紅白戦。
最終回の途中で席を立ちましたが、心地の良い時間を送る事ができました。

バックネット裏のスタンドには、少数ながら保護者の姿もありました。
おそらく1年生の保護者でいたのは私のみ。
初めて迎える夏を目前に、どうしてもこの目でその姿を見てみたかったのが正直なところでした。

HPや子供から聞く日々の話題から、既に全員の名前は覚えています。
この日は、場内アナウンスで呼ばれる名前とポジションを照らしあわせながら眺めていました。
今後の対外試合に向け、それぞれが1つ1つのプレーを確認できた事と思います。
これから続く対外試合でいい結果が聞けるよう期待しています。

学校再開から1か月が経とうとする今、期末テストが目前と迫りました。
今夕は、勉強の合間にバッティングセンターへ連れて行きました。
当初は貸切り状態でしたが、途中から2人の青年が入ってきました。

「高校1年生の野球部員ですか?」
バッティングを終えて室内へ入ると、1人の青年がそう聞いてきました。
「はい。今年から高校野球をします。」
息子がそう応えると、その青年はこう続けました。

「コイツ、2年前に準優勝した時のキャプテンです。」
その言葉を聞き、私は話掛けました。
2年前のあの時、家族みんなで試合を見に行っていたこと。
そして、甲子園出場の夢を最後の最後まで見させてもらっていたことを。

しばらく、この2人の青年がバッティングをする姿を眺めていました。
時折、笑い声も聞こえてきました。
しかし、その姿は白球を追いかけた3年間があったからこその姿と見て取れました。

しばらくして帰ろうとした時、我が子は1人でそこへと向かっていました。

お先に失礼します-

あの夏から2年を迎えようとする夏。
いよいよ我が家の高校野球が本格的に始まったようです。
コメント
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