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蒼い空の下で

文系男子の何気ない1日を記します。

第6回若狭ジュニアベースボール大会 最終日

2015-10-19 22:46:20 | 2015年学童野球
第6回若狭ジュニアベースボール大会最終日は、天候にも恵まれ予定通りに行われました。この日の準決勝では「西津」と対戦、3本のホームランが飛び出したこの試合は10対0でコールド勝ちしました。そして決勝戦は大型チームの「遠敷」と顔を合わせる事となりました。

今大会、4試合目にして初めて後攻となったこの試合は初回からピンチを迎えました。初回に1点、3回に2点そして最終回に3点を奪われる展開となりましたが、その都度裏の攻撃ですぐさま同点に追いついていく試合運びとなりました。正直、5回表に3点を奪われたところで勝負あったかと思いましたが、選手たちは諦めていませんでした。3本のソロホームランで3点を返して試合を振出に戻してくれました。

特別延長で力尽きましたが、試合終了まで諦めないプレーを見せてくれました。試合後、悔し涙を見せる子供達の姿もあり今後に繫がる敗戦だったと認識しています。優勝旗を持ち帰るつもりで挑んだ大会でしたが、そう簡単に出来ない事も知らされました。しかし、それ以上に決勝戦であれだけの試合を見せてくれた両チームのメンバーに感謝する次第です。また、来春以降の公式戦で再戦できる事を願っています。

【頼りになるトップバッター】
5年生のトップバッターが、決勝戦でも初回から出塁してホームまで戻ってきました。派手なバッティングや走塁を兼ね備えている訳ではありませんが、高い出塁率なのが特徴です。決勝戦では送りバントを決めて同点を演出。もしかしたら現チームにピッタリな1番バッターなのかもしれません。

【盗塁を阻止した送球】
決勝戦は2度の盗塁を5年生キャッチャーが阻止しました。2回表、1・2塁にランナーを置いた場面でのダブルスチールと4回表のシングルヒット直後の盗塁を共に防ぎました。新人大会ぐらいの時期は、ほぼ盗塁が成功できると言っても過言ではありません。しかし、こうした攻撃を阻止できるのはチーム力がある証拠だと思っています。決勝戦、ピンチの場面で見せたこの送球はベンチや応援席も安堵させたそんなプレーでした。

【自由に駆け回った結果】
今大会4試合を通じて奪った得点は39点。新チーム直後という事もあって相手エラーやフォアボールでの出塁もたくさんありました。39回もホームベースを踏めたのは、一生懸命な走塁からのように思います。これが総得点39を誇った見えない理由だったのではないでしょうか。

【奇跡が起こった最終回】
決勝戦は、追いつくのがやっとで1度もリードする事はできませんでした。最終回、スリーランホームランを浴びて負けを覚悟しましたが、その裏の攻撃は1番バッターのホームランで2点差、2アウト後に登場した3番バッターのホームラン、そして続く4番バッターが打った2者連続ホームランで見事追いつきました。これを目の当たりにして子供のする事が無限大である事を改めて知らされました。

【ホームラン数11本】
スコアラーの見解とは相違するかもしれませんが、私が4試合を通じてホームランと認識したのは11本、いずれも外野の守備を割く素晴らしい打球でした。長打があるのはチームにとってとても魅力です。ホームランの狙い過ぎはいけませんが、これからも走者を一掃してくれるバッティングを期待します。

【この試合を物語った場面】
最終回の同点になった瞬間、感極まって涙した子や、力を発揮できず試合後に泣いていた子を見掛けました。スタンドから観戦していた多くの観衆や大会関係者も決勝戦の凄まじさを感じていたと思います。

閉会式で表彰を受けましたが、優勝する事の難しさを改めて知りました。しかし、今大会は全員が成長できるきっかけに遭遇できたたそんな有意義な大会だったように思いました。

大会関係者のみなさま、2日間お世話になりました。
ありがとうございました。
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第6回若狭ジュニアベースボール大会 初日

2015-10-17 17:41:16 | 2015年学童野球
昨年の大会は、2回戦で天ケ城を相手に最終回までリードするも、逆転サヨナラ負けを喫しました。当時、主力だったのが現5年生達。あれから1年が経過した今、一回り成長した姿で再びこの舞台へと戻ってきました。

この日は1回戦の「若狭小浜」に9対5、続く2回戦の「大飯」を14対0でそれぞれ勝利し、明日の最終日へと駒を進めました。2試合で5本のホームランを含んだ複数安打を記録、1回戦の最終回で突如乱れましたが、それでも2試合を通じて安定した守備を見せてくれたのではないでしょうか。

明日の準決勝に進出したのは「西津」「口名田」「遠敷」そして「若狭和田」。強豪ばかりが勝ち残る形となりましたが、明日は頂上を狙っていきたいと思います。

【エースで4番の重責を果たす】
この日は2試合で2本のホームラン、投げては6イニングを0点に抑えました。フォアボールを出す場面もありましたが、味方野手の好守備にも支えられながらチームの勝利に貢献できたと思います。明日も同様で自分の責務を果たしてもらいたいと思います。

【一回で決められるように】
この日は公式戦であるが故、特に犠打を必要とした試合でした。何度かそういった場面を見掛けましたが、1回で決める事は1度もありませんでした。明日も、必ず試合の流れを左右する場面に遭遇します。全選手に言える事ですが、追い込まれる前に成功するよう明日は期待します。

【ピンチを脱したセカンドの守備】
セカンドを守る5年生が幾度なくピンチの場面で好守備を見せてくれました。この日は、右方向への打球が多く飛び交いました。広範囲で動き回った為、2試合を通じて1度も外野へ抜かれる事はありませんでした。すばしっこさを兼ね備えているのでその能力を最大限に活かしてほしいと思います。

【伏兵の登場】
真っ芯で捉えた打球から3安打を記録したのが6番バッターの4年生でした。この日は、バッティングが話題となる試合でしたが、シングルヒットからしっかりと出塁できるバッターはとても重要です。下位打線から始まるイニングでは、彼のこういった所に期待を寄せながら見ていきたいと思います。

【2回戦の入り方】
初戦を終え、わずか30分で2回戦に臨みました。この時間内で休憩や会場の移動をした訳ですが、2回戦の立ち上がりの攻撃には少し雑さが感じられました。得点圏へ走者として立った時は、積極さも大切ですがそれと同じくらいに冷静な判断力も必要かと思います。少しずつですが、練習段階から相手が嫌がる走塁を覚えてほしいと思います。また、自分がどれだけ大事な立場にあるかを分かってほしいと思います。

冒頭でも述べた通り、最終日に勝ち進める事となりました。
今日は今日、明日は明日。
心を引き締め直して、がむしゃらなプレーを見せてほしいと思います。

なお、明日10月18日は妻の生誕の日。
子供たちからの最高のプレゼントを期待します。
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練習日記@2015.10.12

2015-10-12 22:24:13 | 2015年学童野球
ラグビーのワールドカップ1次リーグ最終戦、日本対アメリカが12日行われ日本が攻守に渡って圧倒して28-18で快勝しました。1次リーグ上位2チームに与えられる準々決勝進出を果たせないことが決定していましたが、気持ちを切らすことなく目標としていた3勝目をマークしました。日本は、1次リーグで3勝を挙げながらベスト8に進出できない初のチームとなり、南ア戦の世紀の番狂わせに続き「最強の敗者」という新しい歴史をワールドカップに記しました。

さて、3連休の最終日は上級生のみでの午前練習でした。そんな中、この日は5年生の母親達がベンチで談笑をしている姿もあり、改めて私達の代に様変わりしたことを実感させられました。
いつもの基本練習を終えると、まずはバント練習から始まりました。新人戦では、必ず犠打を必要とする場面に遭遇します。犠打の成功が得点に繫がるカギとなるので、しっかりと心得てほしいと思います。

それが終わるとフリーバッティングへと移りました。昨日の練習試合は大量得点でしたが、正直クリーンヒットが何本飛び出したかは覚えていません。しかし、今季のチームはクリーンナップ候補が5名もいるほか、100mを14秒台で走る俊足を二人も擁します。このメンバーを1つの線としていかに繋げるかがポイントであり、日頃から子供たちにも自主練を積み重ねてもらいたいと思います。

この後は、内外野に分かれて守備練習を行いました。今年はキャッチャーを軸としたチーム、新人戦で知れ渡るかと思いますが、おそらく1試合を通じ盗塁をされない自信があります。初戦から強豪チームとの対戦ですが、この辺りから試合の流れを作りたいところです。練習の最後には、左ピッチャーを想定した牽制対策をしました。内外海も大飯も左腕ピッチャーが予想されます。盗塁どころか牽制球でアウトにされる可能性がある中、監督からの対策案を練習しました。

このチームを3年半見てきた私が思う事は
「負けから学ぶ事なし」
負け続けた私達に必要なのはただ1つ。

仲間といかなる困難も乗り越えて「勝ちから学ぶ事」を知ってほしいと思います。

                           おわり


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練習試合@小浜―2015.10.11―

2015-10-11 20:58:43 | 2015年学童野球
若狭ジュニアベースボール大会を1週間後に迎えたこの日は、小浜小学校に出向いて「小浜」と練習試合を行いました。1試合目は2人の投手リレーで零封、走攻でもいいところが見られ10点を奪う試合展開となりました。続く午後からの2試合目は5イニング制、11対1で勝利しましたが先の試合とは打って変わり課題が明確となるものでした。

しかし、投手陣の安定感や上位打線に座る子供たちの走塁技術の良さは何よりも嬉しい話題でありました。また、出場したほとんどがヒットを放ったのが印象的であり、この一振りが自分の自信に繫がればと思います。

【リードオフマン】
この日も4年生の2番バッターが走塁でチームをけん引しました。圧巻だったのは2試合目の初回、内野手の送球をファーストが弾き逸らした隙を見逃さずそのまま2塁まで進塁。夏の甲子園大会でオコエ瑠偉(関東一)が高岡商戦で見せた場面と類似しました。この直後、キャッチャーが投球をはじいた間に3塁まで、続く内野ゴロの間に生還しノーヒットで得点しました。

【台頭する投手陣】
1試合目、久し振りのマウンドに立った5年生が3イニングを完璧に抑えました。コントロール難の印象がありましたが、この日はストライク先行のピッチングができました。公式戦では1日2試合をこなさなければならない事もあります。彼のみならず、心身共に成長著しい5年生たちの今後の更なる活躍を期待します。

【出場機会が増すその理由】
レギュラー争いに加わる4年生が存在感を見せました。1試合目、写真を撮影する私の目の前で1塁のランナーコーチに就いて、ランナーに大きな声で指示の声を掛け続けました。また、先発出場した2試合目ではセンター前に抜ける初安打を放ちました。普段の練習での取り組み方や与えられた出場機会を真面目に取り組む姿、こういう姿勢が次の機会に繫がるのだと思います。

【相手から見習うべき点】
2試合目の球審を務めましたが、相手キャッチャーの大きな指示の声とピンチの場面でピッチャーに掛ける思いやりのある掛け声は聞いていて気持ちの良いものでした。
また、ランナーを背負う場面では、相手のセカンド・ショートはキャッチャーからピッチャーへの返球に対して確実にピッチャー後ろまでカバーに走っていました。2試合を通じこれを少しでも怠る事は1度もありませんでした。さすが県大会の常連チームという部分を見せてもらいました。

【一つのプレーで終わらせない】
1つのプレーを終えると目線を切ってしまう子がほとんどですが、その中でも1つ2つ先のプレーまで考えて動ける子たちがいます。タッチアップで生還した子や、アウトにはなりましたがヒットエンドランのサインで2塁からホームまで返ってきた子がその一例に挙げられます。オンプレーである間の動き方を、それぞれがもう一度練習時から見直してほしいと思います。

【追記:対戦相手の決定】
この日の夕方、若狭ジュニアベースボール大会の組み合わせが決定しました。初戦の相手は「若狭小浜」。内外海と天ケ城が合併した強豪チームであります。このチームを最有力と見る関係者は少なくありません。チームの為に送りバントをしてくれる子、チームの為にベンチから応援してくれる子、チームの為に体を張ってボールを捕球してくれる子。全てを力に変え、最強の相手に全力でぶつかっていきたいところです。

2試合を終えグラウンドに戻ってからは、グラウンド10周と素振り300本を行いました。そして、ミーティングの最後はこの日の試合で気づいた自分の課題点とチームの課題点を一人ずつ喋りました。それを少しでも克服してもらえるよう明日の練習から行動に移してほしいと思います。

小浜のみなさん、本日の練習試合ありがとうございました。
今後も交流を宜しくお願いします。


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練習日記@2015.10.10

2015-10-10 22:18:00 | 2015年学童野球
本日、来春センバツ出場の参考となる北信越大会が開幕しました。本県からは敦賀気比、工大福井そして福井商が出場。この日は、いずれも初戦を突破して2回戦に駒を進めました。過去を見る限りでは北信越地区からの甲子園出場枠は2つ。今春の敦賀気比に引き続く福井県勢のセンバツ連覇を成し得える為の切符を獲得してほしいと思います。

さて、この日は監督不在の中での終日練習でした。そんな中、3名のコーチそして現高校3年生の卒団生が子供たちの指導に充りました。また、体験入団に来てくれた子供が1名ありました。まずは点呼後、全員が校舎側へ向き横一列になって一人ずつ大きな声で新人戦に向けた抱負を叫びました。ヒットの量産や試合に出場するなどそれぞれがそれぞれの想いを大きな声で発しました。

上記に述べたとおり、この日は監督不在という事で緊張感の無い練習になるかと思われましたが、練習前のコーチの一声がそれを払拭(ふっしょく)させました。そのお陰か、外周走から大きな声が出ており1日練習を通じた感想としても充実した内容であったように感じられました。

午前中は、内外野に分かれてのノックや各ポジションに就けて実践を見立てた練習など「守備」をメインとした練習内容でした。そうする中、少しずつですが現段階でのポジションが見え始めてきました。2~3つの守備位置を求められている団員も少なくはありません。いかなるケースにも備えられるよう、十分な準備をしてほしいと思います。
高学年組とは別で低学年組も別面で守備練習を行いました。ここではコーチが捕球姿勢や送球を分かりやすく指導してくれていました。

午後からは打撃練習、ランナーを付けた色んな場面を想定した中でのバッティングを行いました。正直なところ快音が聞けたのは数える程でしたが、ランナーがいるその場面で求められる最低限の役割を果たせるようになってほしいと思います。この日、多々見受けられたサインの見落としやアウトカウントの間違いなどは「重大ミス」である事をもう一度認識する必要があるようです。

私自身、この日は子供たちを相手に200球ほどを投げ入れましたが、成長が著しい子や以前と変わらず成長が横一線の子などよく分かりました。11月いっぱいに掛けてこれから練習試合が続く予定となります。
明日は小浜との練習試合。
それぞれが、この試合を通じて何かを掴んできてほしいと思います。

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