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WBC世界ヘビー級タイトルマッチが米ラスベガスで行われ、チャンピオンのデオンテイ・ワイルダー(34=アメリカ)が、挑戦者タイソン・フューリー(31=イギリス)に7Rコーナーからのタオルで敗れた。
凄絶な試合だった。
フューリーは1Rから積極的に攻め、3Rに右ストレートでワイルダーの左耳下を打ち抜きダウンを奪う。
ワイルダーの左耳からは激しい出血。
それからワイルダーは攻められっぱなし。
5Rにも強烈なボディーを受けダウン。
そして遂に迎えた7R、ワイルダーのコーナーからタオルが投げられた。
7R、1分39秒レフェリーが割って入り、ワイルダーはキャリア初の黒星を喫した。
それにしても、フューリーは強い。
1Rからガンガン攻め、KOキングを終始圧倒した。
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勝ったフューリーはWBAスーパー、WBO、IBF統一チャンピオンのアンソニー・ジョシュア(イギリス)と4団体統一戦に向かう。
しかしジョシュアはアンディ・ルイス(メキシコ)戦2試合で馬脚を現しており、フューリーの敵ではないだろう。
近い将来、フューリーがヘビー級を完全統一するだろう。
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今日戦った両者は18年12月に対戦し、殺人パンチャーのワイルダーが12RにKO寸前のダウンを奪うも引き分けだった。
10度のタイトル防衛を誇るワイルダーの戦績は43戦42勝41KO1分けだった。
一方、あのクリチコ(ウクライナ)を下し3団体統一チャンピオンにもなったことがあるフューリーは30戦29勝20KO1分けの戦績だった。
どちらも無敗で唯一の引き分けが前回の試合だったのだ。