昨日、2クール続いた月9「監察医朝顔」(フジ)が終わった。
最近では一番良いドラマだった。
僕は涙、涙で最終回を観終えた。
いろいろ代表作のある主演の上野樹里(34)だが、この作品もそうなるだろう。
僕はまだ無名の頃の上野を知っている。
2003年の大阪制作の朝ドラ「てるてる家族」のヒロイン・冬子は石原さとみ(34)だった。
その姉・秋子役が上野だった。
このドラマは、先頃亡くなった、なかにし礼原作の歌手のいしだあゆみ一家の物語。
なかにしの妻・石田ゆりが冬子なのだ。
その4姉妹と家族の話なのだ。
長女・春子(フィギュアスケート・オリンピアン)が紺野まひる、次女・夏子(いしだあゆみ)が上原多香子だった。
2000人超えのオーディションでヒロインに選ばれたのが16歳の無名の石原だった。
当時は今と違ってヒロインはオーディションで厳選し、NHKがシゴイて育てていた。
その次点が17歳の上野だった。
NHKは上野も捨て難く三女の秋子に抜擢したのだ。
だから4姉妹披露会見に出席した時、僕は「有名女優が2人、無名が2人か」と思った。
それがどうだ。
翌年から、石原と上野の快進撃が始まり、今や2人は押しも押されぬ大スター。
その後、2人の共演はない。
4月からは石原さとみ・綾野剛W主演の連ドラ「恋はDeepに」(日テレ水曜夜10時)がスタートする。