サボ科の記録

笑いのツボ・怒りの着火点・涙の分岐点は人それぞれ
その瞬間のヒラメキをちょこっとメモしてます(^-^)

島根 ~出雲大社と日御碕神社~

2016-06-15 | 旅の話
3日目の目的地は3つ。

日御碕(ひのみさき)神社と出雲大社一畑(いちばた)薬師です。
この日は朝から曇り空。天気予報ではこれから雨になるらしい。

早朝、一畑バスで出雲大社へ。8時頃はまだ参拝客が少なくてかなり居心地が良い。


さっそく拝殿でいつもの参拝を済ませると…しまった!出雲大社の拝礼は『2礼4拍手1礼』だった

ということで、次に参拝する時には出雲大社の正しい拝礼で…ということで、一旦、出雲大社から日御碕神社へ移動です。

出雲大社前から日御碕神社行きの一畑バスに乗車。左手は海、右手は山。海と山の真ん中に作られたクネクネした県道29号線をひたすら走行し、ちょっとカーブした高台から眼下を覗くと日御碕神社のお社を発見!それから5分くらいで「日御碕」バス停に到着。バスを降りると雨の滴がポツリポツリと空から降ってきた。

日御碕神社は下の宮「日沈宮(ひしずみのみや)」と上の宮「神(かむ)の宮」という上下二社からなり、境内はコンパクトで機能的。雨はシトシト降っていたものの、ぽわんとした心地よさに長居がしたくなってくる不思議な神社だった。

↓日沈宮


山陰の旅を初めてからずっと感じていたこと。それは京都とは真逆でやや排他的な印象が強いことだ。境内には色々なものがあるのに、それに関する看板等が全くない。時の流れに逆らわず、朽ちるものは朽ち、土に還せばよいのだ…と誰かに言われているような…?

御朱印と砂のお守りを購入して、バスの時間はまだあるから灯台まで行けるかなぁ~と歩いてみました。雨は小雨なのに海風が強く、お気に入りの折り畳み傘の骨がポキッと折れてしまった。今回は灯台までは断念し、ウミネコだらけの経島(ふみしま)を遠くから眺める事にした。



イメージしていた以上に大きな島。毎年八月七日の夕日の祭典のため神職が渡島する以外は誰も足を踏み入れる事のない面白い島。ウミネコって、羽を広げると結構大きくて怖いし、ふかふかの羽毛には寄生虫がわんさかいて、おまけに島は鳥の糞だらけなのかなぁ。夢を無くすような情景ばかりが浮かんでしまう…

こうして日御碕神社をあとにし、バスで稲佐浜で降車して弁天島をちょこっと見学。

このまま歩いて出雲大社に向かいます。出雲大社式の正しい拝礼をして心もスッキリ♪

御朱印をいただきましたが、何と出雲大社は金額が決まっていない。京都はだいたい500円だったけど、この辺の相場は300円くらいだったから…とお財布を見るとお札しかない!!お釣りをいただけるという事だったのでちょっとホッとしました(笑)

ランチは出雲大社周辺でお蕎麦でも…と考えていたけれど、綺麗な水が欲しい!ということで『真名井の清水』へ、ついでに『命主社』へ、じゃあその先の『ベジカフェまないな』でランチにしようと決定!

『ベジカフェまないな』は古民家風の不思議な空間でした。庭を眺めながらノンビリと、床の間のある和の雰囲気があれば、何故かテーブル席もあり、アジアンなスパイスが入り混じり、個性的でとても面白かったです。食事も体に優しいものばかりで、今回はカレーをいただきましたが豆がとっても美味♪ものすごく丁寧に手間暇かけた愛情を溢れる料理にとても感動してしまいました。今回の旅で一番美味しいものを頂きました。
ベジカフェまないなさん、ありがとう

3日目の午後は一畑薬師へ移動します。
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

島根 ~須佐神社と電気自転車~

2016-06-04 | 旅の話
旅行風水実践中♪

2日目の目的地は島根の須佐神社

須佐神社も公共交通機関を利用して行こうとするとちょっと不便。

まずは一畑バスで出雲市駅から終点の出雲須佐まで約40分移動。出雲須佐バス亭から須佐神社までは約3キロで、移動方法は3つのみ。タクシーか自力で歩くかサイクリング。

そして、晴天のこの日は当初の予定どおりサイクリングに決定!

>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>

出雲市駅の出雲須佐行きのバス停でボーっと待っていると、バスの案内係のようなおじさんがやって来て須佐神社に行く時の注意点(タクシーの利用の仕方とか、復路のバスの出発時間とか)をひと通り説明し始めたけれど、『歩く』とか『自転車』を選択する人はごくごく少数派のようです。同じバスに乗車した客で徒歩は男性1名、自転車は私のみ。バスの案内係のおじさんに、レンタサイクルをしているスサノオホールの最寄りバス亭は『佐田大橋』と言われたのですが、実際行ってみると橋を渡る前の『佐田支所前』で降りた方が近いようでした

それでは、人生初の電動自転車を借りていざ須佐神社へ出発!

と若干興奮気味で電動自転車を漕ぎだしたのですが、ペダルが軽すぎてヨロヨロ
アレレ…感覚が違う…と苦笑い。
でもまあ、ミラー付きだから後方確認が簡単だし、メンテナンスもバッチリそうだし、何と言っても坂道なのに平地と変わらず汗もでず。天国だぁ~(笑)これなら1台822円のレンタサイクル代も納得

所要時間10分くらいで、須佐神社の駐車場に到着してしまった。近すぎ…っということで、急遽その先の天然のクーラーが楽しめるという八雲風穴に先に行く事にしました!スサノオホールの人の情報では道路工事してるから迂回路が…と言われましたが、綺麗に舗装されたちょっときつめの坂道をひたすら登っていくと、これまたあっという間に八雲風穴の駐車場に到着…ここも近かった…というよりも電動自転車が快適すぎて、普段通りにペダルを漕いだけれど何時もよりもスピードUPしていたのかも??

八雲風穴の建物の中に入ると本当にヒンヤリ。

係りの方に建物の裏の岩の隙間から冷風が出ている場所があると教えていただきました。夏になると涼みに来る方が沢山いらっしゃるのだとか。休憩も兼ねて併設されたカフェ(?)に行くと、ちょっと珍しいヤギのミルクでできたアイスを見つけました。さっぱりして美味しい♪

ではでは、今度こそ須佐神社に戻ります。

お昼時という事もあるのかもしれませんが、須佐神社の駐車場の車がかなり増えていました。参拝客も常時30人位は境内のどこかにいるような感じ。人気があるのだなぁ~とあらためて実感しました。



境内はそれほど広くはなく、どこも簡素で落ち着いた雰囲気でした。『心の中の迷いを打消し』と李家幽竹さんが解説していたので、やや力強いイメージを持っていましたが、実際はちょっと違ったかなぁ…

案内板がなく由来等よく分からないものが多かったですが、狛犬は躍動感があり遊びたそうな表情が印象的でとっても可愛いです。



参拝の後、御朱印をいただきましたが、記入されている神主さんが足を痛めていらっしゃる方で、御朱印帳を受領されて奥で記入してお渡ししてと畳敷きのお部屋で立ったり座ったりされるのがとても辛そうで、申し訳ない気持ちになりました…神主さん、ありがとうございました。

須佐神社の境内の奥にある大きな杉の木。参拝者が熱心に撮影されていたので私も。


須佐神社近くを流れる川はよく整備されて遊歩道ができています。須佐神社だけではなく、穏やかな時間を過ごしたい人にはのんびりとお散歩などにも良いのではないかと思いました。

また訪れる機会がある時には早朝に来てみたい...かなぁ。

明日は、島根~日御碕神社~へ

Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする