サボ科の記録

笑いのツボ・怒りの着火点・涙の分岐点は人それぞれ
その瞬間のヒラメキをちょこっとメモしてます(^-^)

映画【緑のアリが夢見るところ】

2006-09-03 | 映画・ドラマ・観劇・MV
オススメ度 ★★★★☆
原 題:Where the green ants dream    (Germany)
出 演:ブルーツ・スペンス ワンジュク・マリカ ロイ・マリカ
監督/脚本:ヴェルナー・ヘルツォーク

☆.。.:*・゜☆.。.:*・゜☆.。.:*・゜

ウラン採掘の現場責任者をしていた一人の地質学者。
彼はアボリジニーの独特の感性や世界観に触れて・・・
っていう、ストーリーでした。

何となく無表情で、何となくやる気なく見えるアボリジニーたち。
だけど、それは言葉が通じないだけであって、
彼らの内面にある揺るぎないものは、永遠に変わる事はない。


感想をひとこと!

色々と考えさせられました。
今でも、世界のどこかでこんな交渉ごとを続けている場所が
あるんだろうなぁ。もちろん日本だって、例外でなはく・・・。

砂埃で視界が悪い荒涼とした大地。
肉眼で見えるのは地平線と点在する蟻塚。
出演者も自然も色も台詞も衣装だって、みーんなシンプル。
それがこの映画で一番好きなところ。
思わず、オーストラリアの地平線も見に行かなければ!!
っと真剣に考えてしまった(笑)。

心温まる作品という訳でもなく、全てに批判的という訳でもない。
鑑賞した人々がこれから求められるであろういくつかの選択。
この作品はとても参考になるかもしれない。

にしても、途中で流れる歌や太鼓の音色はリラックス効果抜群!
CD、売ってないのかなぁ・・・。


☆.。.:*・゜☆.。.:*・゜☆.。.:*・゜

こんな人には特にオススメ♪
・アボリジニーに興味がある人
・シンプルなストーリーが好きな人
・開拓とは何ぞやと考えてみたい人

☆.。.:*・゜☆.。.:*・゜☆.。.:*・゜

この作品をネットで検索していたら、とても興味深いサイトを発見!
私も時間がある時にゆっくり読んでみたいと思ってます。

文化人類学解放講座
http://illcommonz.exblog.jp/2007040/

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