サボ科の記録

笑いのツボ・怒りの着火点・涙の分岐点は人それぞれ
その瞬間のヒラメキをちょこっとメモしてます(^-^)

正直すぎる人々

2008-03-16 | 人間を観察
毎日充電しなければならなくなった携帯に嫌気がさしてきた。各携帯電話会社のホームページで金額なんぞをチェックして、やっぱりこのままソフトバンクでいくか…とせっかく決意して出かけたのに、とっても正直なショップの兄ちゃんのおかげで他社乗り換えを再検討することになったのだ。

はっきりいって、ソフトバンクのロゴが嫌いだ。だからボーダーフォンの重いデカイ携帯でも我慢して使っていた。今はまだボーダーフォンの頃のプランで使っているけれど、ソフトバンクのホワイトプランに変えてしまうと、今まで付いていた年割がそこで喪失してしまうという。今の携帯を使えば年割がそのまま生かされることになるのに、機種交換をしたら、その時点でソフトバンクのプランに強制的に変更せねばならんというのだ。何とかっていう名目のお金をソフトバンクに払っていた人は、無料で電池パックを入手できるサービスが付く。でも、私は2年半も前の機種なのにボーダーフォンの機種だからなし。ようするに今はソフトバンクなんだから、とっととボーダーフォンの機種は交換しろっていう半強制的な要素が含まれたサービスなのだ。

なんじゃそりゃ??

おまけにショップの兄ちゃんは、こんなことまで言い出した。

「僕も今まで他社の携帯を色々使って、やっぱり一番オススメなのはauなんですよ。でも今はdocomo使ってます。」

って、おーい、ここのショップなんだったけ?表にソフトバンクの看板でてるんだけど…。

仕方なく私はこう答えてやった。

「そうですか。私は携帯持ち初めてから、一度も他社に乗り換えた事ないんですけど。」

バイトだろうが社員だろうが、看板しょって接客しているなら、自社をフォローして良いとこをアピールするってえもんだろ~が。どあほが!!

おかげで、すっかり気分も萎えた私としては、他社乗り換えも視野に入れて、パソコンのキーボードを叩くはめになった。

ついでにもう一人正直すぎる人に遭遇。帰り道に立ち寄った薬局のお兄ちゃんだ。お気に入りだけど決して安売りされる事のないシャンプーとトリートメントが何と300円も安くなっていたのだ。両腕に重い買い物袋をぶら下げて歩いていた私としては、明日以降に立ち寄って買いたいんだけれど、「期間限定」という曖昧な表現が気になってしまった。仕方なく近くにいた店員さんに尋ねてみた。

「この期間限定品って、いつまでですか?」

「ここだけの話なんですけどね。売れなくなったらやめるんです。」

と小声でものすごく真面目な顔で教えてくれた。

「でも今週中とかにやめたりしないですよね?」

と私が念押しして尋ねた事は言うまでもない。

全く、正直な人々だ。
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