今、和知野で起きていること

KRG(REIWAリゾートグループ)は人騒がせな会社だと軽く見ていたら、とんでもない会社でした。

Xデー !!

2015-12-23 15:00:58 | KRG
11月15日  KRGによるガス供給設備撤去阻止行動への呼びかけチラシを各戸配布

** 自治会全体でKRGの企みを阻止すべく、徹底した体制でXデーを迎えることになりました。

11月17日  17日当日の阻止行動の報告

 ①別荘(非会員)説得に成功
 17日午前9時過ぎ、KRGのワゴン車と伊藤忠エネクスのボンベを積んだ車の2台が連なり自治会集会所前に差しかかりました。待機していた自治会役員他5名ほどが制止して問い質すと、関西K RGプロパン事業責任者の鈴木が「契約に同意した家に供給設備の交換に来た」と答えました。
自治会は同意を確認するために現場に急行しました。
 そこは、10月19日に立ち会いもなく供給設備を交換していた1組の別荘Sさん宅(非会員)で、その時は抗議し、原状に復帰させたところでした。
 今回はSさんが同意し、立ち会うとのことでした。自治会が、この間の取り組みを説明し、協力を求めたところ、SさんはKRGとは契約しないと明言されましたO伊藤忠エネクスの担当者は前回
と同一人物で、事情を熟知していたため、「Sさんの同意が得られなければ交換しない」と約束し、KRGも断念し、9時25分頃には退去しました。

 ②自治会集会所前で報告集会
 その後、自治会集会所前に場所を移し、27名の参加を得て、報告集会を開催しました。
そこには先ほど自治会の説得に応じて、・KRGとの契約を拒否した別荘のSさん(非会員)も参加されました。

 ③中日新聞、伊勢新聞が取材
 午前10時より、自治会集会所で中日新聞の○記者の取材を受けました。途中、伊勢新聞のK記者も加わり、自治会役員を含め20数名が参加しています。
 2時間ほどで取材は終わりましたが、伊勢新聞のK記者は、その後も団地内の自治会が補修じた道路を見て回った後、隣の雲出台の取材に出かけました。

 ④I会員宅の撤去を阻止
 午後1時20分頃、3組のI会員宅にKRGの鈴木他2名が現れ、供給設備の撤去を図りました。
I夫妻が気づき、立ち入りを拒否すると共に自治会長に電話連絡し、駆けつけた自治会員がKRGと対峙しました。
 自治会が「不法侵入すれば警察に電話する」というと、KRGの作業員は「電話するならすればいい」とうそぶきましたが。侵入はしませんでした。
 押し問答を続ける中、鈴木から 《雲出台にKRGの小川慶専務と藤田社長が居る》ことを聞き、「小川専務が和知野に来て説明しろ」と要求すると、鈴木は「雲出台に戻って相談する」と約束し、13時35分頃には退去しました。

 ⑤小川慶、集会所に現れる
 午後2時頃、「小川慶専務が午後4時に来て説明する」との連絡が入りました。自治会員20数名が待機していましたが、約束の時間を過ぎても現れませんでした。
 午後4時半過ぎ、単独で現れ、早速、話し合いに入りました。
 5分も経たない内に、「5組の自治会員宅にKRG作業員が現れ、撤去作業をしている」との電話連絡が入りました。自治会は、話し合いを即座に打ち切り、5組の会員宅に急行しました

** 小川専務の話し合いは、自治会員を1箇所に集め、その隙に撤去するための陽動作戦=だまし討ちと判断する他ありません。
なんとも姑息極まる手を使ってまでも己の欲求を満たそうとする、こそ泥以下の行動にはいささか閉口。こんな相手と、正直に協議をしようとしてきた事さえ、馬鹿馬鹿しくなったのは事実です。
しかし、結果的に言うとKRGが自分から大きな大きな墓穴を掘った事になります。
世間からどのように判定されるのかをせいぜい思い知ればいいと私は思っています。

 ⑥5組会員宅2件で無断撤去
自治会員が現場に急行すると、鈴木の指示の下、2名の作業員が5組会員の退去要求を無視してマイクロメーター他の供給設備を撤去した後であり、多くの会員の抗議を無視し、次の撤去作業をすべくO会員宅に向かいました。
 現場に到着したO会員は、退去命令を申し出、「不法侵入したら警察に連絡する」と警告しました。
 しかし。作業員はO会員宅の敷地に不法侵入し、ガス設備を撤去。自治会は作業員に「泥棒のような真似は止めろ」と抗議しましたが、背の高い作業員は、「てめえらの方が泥棒だろうが、人のガスを使ってるじゃねえか」と凄んで言い返しました。
 自治会は、この暴挙を許さず、原状回復させるため、津警察南署に出動要請の電話を入れると同時に、KRG作業員が逃亡しないように、作業車の周囲を会員の車で取り囲み、総勢30名ほどで警察官の到着を待ちました。

** てめぇらこそ泥棒・・・・お金を払って使っているにも関わらず泥棒呼ばわりするのは如何なものでしょう? 売り言葉に買い言葉とは言いますが、これはその域を超えていますね。
そんな事を平気で言い放つ相手からガスを購入しなくてはいけないのでしょうか?
気が重くなりますね。そう思えばますます絶対に阻止すべきですね。

 ⑦津南警察署のパトカー到着
 午後5時15分頃、津南警察署のパトカー2台、覆面パトカー1台、私服刑事4名、制服警官4名が到着しました。
 自治会及びKRGへの事情聴取は私服刑事が行いましたが、民事不介入の原則を口にしながらの聞き取りで、事業譲渡されているのだったら、自分の持ち物を撤去するのは違法ではないとか、撤去のための立ち入りなら不法侵入には当たらないのではないか、など断定はしないまでも、住民の側に立たず、KRGの味方をしている様に思われてなりませんでした。

** 住民の為の警察という立場での対応を期待していただけにこの警官の態度には正直がっかりです。
これなら抵抗せずにガスメーターを持ち去って貰った後に「盗難届」を提出した方が相手に打撃を与えることが出来たかも知れません。いくら事業譲渡されているとは言え、会社同士の約束事であり、そのお陰で住民が迷惑を被っているのは明らかだし、この時間にガスを使えなくされる事自体、犯罪じゃ無いと言うのでしょうか?
警官が自分の自宅で同じ事をやられても仕方が無い事と判断するのでしょうか?
まあ、こんなのを当てにしても仕方が無いと気持ちを切り替えることにする。

 ⑧自治会集会所での事情聴取
 午後6時頃、自治会集会所に場所を移し、集会所のデッキ部分でKRGの小川専務、中川常務の聞き取り、集会所内で自治会からの聞き取りが行われましたが、5組O宅前での聞き取りと変わり映えのしない聞き取りでした。
 硬直状態が続く中、O会員からの「このままでは食事、入浴も出来ず、明日からの生活も成り立たない。一旦原状復帰し、改めて協議したい」との提案をKRGが受け入れ、自治会とKRGとの話し合いが開始されました。

 ⑨LPG供給の独占を公言
 小川慶専務は、警察官のいる前で「分譲地におけるLPガス供給事業の独占が目的であり、私有地の道路を使用する業者に通行料を要求するのは当然の権利行使だ」「今後、他の業者に対しても同様の要求をする」と公言しました。
 しかし、自治会の「生活インフラを人質に取っての事業独占は違法だ。裁判も辞さない」との追及に、中川常務と相談し、新たな提案をしてきました。

 ⑩伊藤忠】エネクスとの契約を提示
 それは、「伊藤忠エネクスと契約するならKRGは異議を差し挟まない。しかし、その他の業者と契約するなら通行料を1~2万円要求する」というものでした。
 自治会の「伊藤忠には通行料を請求しないのか」との質問には、小川専務は「それは会社同士の問題だ」と回答を拒みました。ところが、中川常務は後で「伊藤忠に要求する事は出来ないでしょう」と話しています。
 自治会が、伊藤忠なら良くて他の業者では何故ダメなのかと聞くと、小川専務は「伊藤忠は単なる下請ではなく、KRGがガスの供給を受けている卸会社で、KRGより大きいから、伊藤忠との契約ならK RGのメンツも立つ」と言い放ち、伊藤忠と契約するか、否か、今日明日にも返事するように
自治会に迫りました。

** この申し入れには正常な判断力を持つならば、伊藤忠も本当は関わりたくないでしょうね。
他のガス配給業者に対して、道路使用料を武器に追い出した後に独占すると事情を知ってしまった伊藤忠エネクスが気持ちよく応援出来るとは考えられません。それも新聞にデカデカと載ったとなれば、余計に手を出しにくくなると思う。そして、当然ながら伊藤忠エネクスからKRGに住民に納得されていないことに対する苦言が行っているだろうと思われる。「あんたらやり方が下手なんや・・・お客さんを怒らせてどうしまんねや。お客さん有っての商売と違いまっか ? そもそもあんたら、伊藤忠とは考え方が違いまんな・・伊藤忠は大阪商人ですからな」と言ったか言わないか・・・・・・
それ以前にこんなゴタゴタに、天下の伊藤忠を巻き込まないで欲しいと思っているでしょうね・・・。

 ⑪5組2自治会邸を原状復帰
 自治会は、法的な対抗措置も含め弁護士と相談中であり、11月25日、弁護士との相談後に自治会方針を決定すると主張しました。
 KRGもこれを受け入れ、11月末を回答期限とすることで合意が成立したことにより、午後8時15分頃には、両会員宅の供給設備を原状復帰させることが出来ました。

 ⑫藤本ともこ津市議の同席
 上記のKRGとのやり取りには藤本ともこ津市議が同席し、小川慶専務の言動より、KRGの悪らつさを確認の上、出来る限りの側面援助を約束して頂きました。
 (19日(木)には、津市議会事務局を訪ね、KRGに関する資料一式を届けました)。

 ⑬中日新聞の別の記者が取材
 藤本議員を含めて今後の対応を相談中に、午前中に取材したO記者とは別の中日新聞の記者が取材に訪れました。非番だったが、藤本議員から連絡を受け、駆けつけたとのことで、○記者と強力して記事化したいと話していました。


 雲出台での動き
 17日当日午前中、お隣のKRG管理地「雲出台」でもパトカー3台が出動する大騒ぎとなったそうです。
 青木謙順県会議員が雲出台を訪れたという情報も駆け巡りましたが、自主運営会の会長に問い合わせたところ、そのような事実は未確認とのこと。真偽が定かでない情報には気をつけたいものです。

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