今日何気にプロパンガスについて色々調べているうちに、KRGがあの様にわがままで独裁的である理由が何となく解った気がしました。ご存じのようにKRGは福岡をベースにプロパンガス販売を本業としている会社なわけで、公共事業ではないのだけど、都市ガスが公共事業だというだけで、多くの人が公共事業だと勘違いしているようです。すなわち、ここの会社が一方的に「物価高騰などの諸事情でガス代を40円程度値上げさせて頂きます。」と通達すれば顧客は否応なしに応じる図式がまかり通っている世界でこれまでやって来た歴史がある訳です。2017年に入って、プロパンガス会社のホームページ上には標準的な料金メニューが掲示されるようになりましたが、各社何百通りもある料金メニューの中から、一番差し障りのない料金が載っているだけで、そのガス会社の基準となる料金ではありません。即ちまだまだ企業間で競争をすると言う事が為されないまま現在に至る、極めて希少であり特殊な経営体型が営まれている業種だと言えます。これについては2年前にこの団地で起こった「ガス問題」の際に東邦ガスを初め、他のガス販売会社を訪れ、KRGの異常さを訴えた際に、それぞれの会社は、当初その様に騒ぎ立てる此方の方が、むしろ異常であるかのような対応をしていたことを思いだしました。
「顧客が業者を選ぶ」という世の中の通念が、プロパンガスの世界では「業者同士が顧客を奪い合う」事も有ると聞かされたのです。小川慶がその様なところで育ってきたのだから、顧客を大切にするとか、顧客の苦言を自分の肥やしにする様な事は、全く必要とはせずにこれまで生きてきた「成れの果て」があの様な奇形児を産んだ環境なんだと何気に納得が出来た次第です。しかしそれを易々と受け入れると言う意味ではありませんよ・・・・念のため。むしろ「そうは問屋が卸しません」という気概を持って立ち向かっていく所存で御座います。