●次元俳句409・陰暦の月11=霜月(時間)1・わたなべじゅんこ1・2018-12-09(日)
○「秒針の止まる音不意に霜月夜」(「船団」199903)(わたなべじゅんこ1)
○季語(霜月夜・仲冬)(→「俳誌のサロン>歳時記>霜月」より引用)【→次元俳句-索引1・索引2・索引3 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:本来は止まる秒針に音は無い。連続して聴こえていた秒針の「止まる音」が聴こえた、というのがこの句の主眼である。
●わたなべじゅんこ(わたなべじゅんこ)
○好きな一句「風白し駅長室に留守の札」2
○季語(風白し・三秋)(→「俳句はじめの一歩」より引用)
【Profile】:1966年兵庫県神戸市出身。「船団の会」会員。大阪俳句史研究会会員評議員。神戸新聞読者文芸欄俳句選者。
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