○五感俳句501・嗅覚105・杉田桂01・2020-10-19(月)
○「伽藍の香とすれ違いたる芒原」(「頂点」200806)(杉田桂01)
○季語(芒原・三秋)※伽藍(がらん):僧が集まり住んで仏道を修行する清浄閑静な場所。大きな寺院。(「俳誌のサロン>歳時記>」より引用)【→五感俳句-索引1・索引2・索引3・索引4 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:「●●の香とすれ違いたる芒原」の●●に漢字二文字を補え、という設問。なかなか浮かんでこない「伽藍」という言葉。最も嗅覚を刺激する言葉の一つではないか。
○杉田桂(すぎたけい)
○好きな一句「故郷を百度捨てし鳳仙花」02
○季語(鳳仙花・初秋)(「二十世紀名句手帖①愛と死の夜想曲」より引用)
【Profile】:1929年宮城県出身。東京都中野区在住。→佐藤鬼房に師事。「小熊座」同人。「頂点」同人。
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