俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

■色彩俳句649「金雀枝に金剛の闇ありにけり」(水野恒彦)

2024-05-22 04:56:00 | 色彩俳句

●色彩俳句649・金剛色1・水野恒彦01・2024-05-22(水)
○「金雀枝に金剛の闇ありにけり」(水野恒彦01)
○季語(金雀花・初夏)(→「俳誌のサロン>歳時記>金雀枝」より引用)【→色彩俳句-索引1索引2索引3索引4索引5【→俳人一覧(いいいたくけすせそちつてとぬねのはひふへほむめも)】【→俳句結社索引

【鑑賞】:季語の「金雀枝(えにしだ)」。「五月から六月にかけて、葉腋に黄色い蝶の形の花が咲かせる」(→「きごさい歳時記」)。光り輝く黄色。その花に寄り添う影が「金剛の闇」である。


水野恒彦(みずのつねひこ)
○好きな一句「天日のひかり地に満つ龍舌蘭」02
○季語(龍舌蘭・三夏)(「俳句界201605」より引用)

【Profile】:1936年愛知県出身。→岸田稚魚の「琅玕」を経て、→岡井省二の「」に入会。のち→高橋将夫に師事。

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