俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。
◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●色彩俳句072・白014・岡井省二・04-11
「山ざくら白鷺は白足りにけり」(岡井省二01)
季語(山ざくら・春)
白鷺は一般的に夏の季語ですが、ここでは白鷺よりも山桜を優先しました。ピンク色の濃い山桜ですが、その山桜のなかで白鷺は自らの命の白を成就させています。
○岡井省二(おかいしょうじ)(1925~2001)
代表句「花守のさらさらと水のみにけり」02
季語(花守・春)
三重県出身。1968年、「寒雷」の→加藤楸邨に師事。1970年、「杉」の→森澄雄に師事。。「杉」「寒雷」同人。1991年、「槐」創刊、主宰。
↓
岡井省二掲載句
03水の上に水捨てる音椎の花(椎の花・夏)〈特集・言葉(水)〉2014/06/13
04酔うてゐてすとんと酔ふや鳰のこゑ(鳰・三冬)〈特集・酒呑俳句2〉2018/12/21