俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

■次元俳句650「海女小屋に浜昼顔の這ひ寄れる」(松田雄姿)

2024-05-30 04:56:00 | 次元俳句

○次元俳句650・這う1(空間)・松田雄姿01・2024-05-30(木)
○「海女小屋に浜昼顔の這ひ寄れる」(松田雄姿01)
○季語(浜昼顔・初夏)(「→百鳥・鳳声集(同人)秀句」より引用)【→次元俳句-索引1索引2索引3索引4索引5忌日祈念日俳句】【→俳人一覧(いいいたうえけこせそてとぬねのふへむめもゆ~)】【俳句結社索引

【鑑賞】:「浜昼顔」という植物。ネットによると「匍匐(ほふく)性植物」とある。「上に成長せずに、茎やツルが地面を這うように横に成長する植物」ということらしい。まさしく掲句の「這ひ寄れる」である。


松田雄姿(まつだゆうし)
○好きな一句「遠祖は一領具足植田守る」(『歳月』2017)02
○季語(植田・仲夏)(「→ふらんす堂」より引用)

【Profile】:1934年熊本県水俣市出身千葉県柏市在住。1974年「」に入会、→大野林火に師事。林火亡きあと→松崎鉄之介に師事。1994年俳誌「百鳥」(→大串章主宰)に創刊同人として参加。

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